「神秘はやがて蒐集し解析され普遍と化し世界へと行き渡る」
「雷が嘗て神の物であったように、雷が今や人の物であるように、神秘は必ず普遍と成る」
「全ての神秘を必然へ」「全ての必然を科学へ」「全ての科学を普遍へ」
「科学は発展する。研究は飛躍する。人間は際限無く進み続ける。故に」
「我々は神秘に、ハーケンクロイツを突き立て続けるのだよ」
名前 |
マリア・ヴィリグート |
出身 |
【ライヒ】 |
身長 |
150cm |
体重 |
42kg |
所属 |
【ライヒ】親衛隊上級大将、第99SS装甲軍司令官 |
能力 |
最終大隊
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特性 |
詳細 |
擬似聖杯の具現 |
ライヒの科学の結晶、擬似聖杯の一部でありそのもの。 |
神の血 |
擬似聖杯内に注ぎ込まれた神の血を取り込み、その力を十全に発揮する事が出来る特権。 |
超人 |
身体能力に関する面では無く、ライヒの総統が嘗て夢見たもの。だがそれでも、その壮大な夢には一歩及ぶ事が出来なかった。 |
英霊召喚 |
ライヒの英霊達のコピーを納めた擬似聖杯より、それを現実のものとして召喚する。 但しこれらは長い時間の間に大きく変質しており、実在した彼等とは大きく異なっている。 |
【概要】
嘗て古代遺産協会で重要な位置を占めていた怪人物、その名の一部を切り出し、名乗る親衛隊上級大将。
その正体は世界大戦後半、総統の命令を受けて古代遺産協会が回収、解析に成功し製造された、『擬似聖杯』の所持者、或いは『擬似聖杯』その物。
ライヒ親衛隊第99SS装甲軍司令官であり、総統の意思を継ぎ、全ての神秘の科学化、及びそれによるライヒの『千年帝国』化を目的とする。
【容姿、性格】
総統が信じた優等人種の特徴を色濃く持った、金髪の両側の髪を耳の上あたりで纏める、所謂ツーサイドアップにした碧眼の少女の姿をしている。
小柄な体に合わせた黒い親衛隊の勤務将校服に、首下には柏葉剣付騎士鉄十字章を提げている。軍帽は平常時は被らないが、必要な時は髪を解いた上で被る。
正確にはこの少女の身体に宿る人格は本来の物では無く、『超人』に関する計画の内、擬似聖杯に適合した少女の身体を乗っ取ったもの。
その為人格はその外見から懸け離れている物で、目的のために手段を選ばない冷血な軍人のそれであり、言葉遣いや立ち居振る舞いも同様。
【能力】
【最終大隊】
あなたはライヒが誇る神秘科学の結晶、"擬似聖杯"を所持する。
それはかつて総統が回収したと言われる"聖杯"を解析し、その力の一部を移した"偽聖遺物"である。
形状は所謂"注射器"に似た物であり、内部を満たす液体を"神の血"と呼ばれる物質に変換する機能を持つ。
あなたは"神の血"を取り込むことで、一時的に人を超えた"超人"となる。
超人の力は支配の力。ライヒ親衛隊の長であるあなたは、あなたの下へ集う英霊達を"支配"する能力を得る。
英霊達は生前の記憶を持っており、軍人としての力を持つ。ただし彼らは肉体を持たず、その力を発揮させてやるには肉を与えてやる必要がある。
例えば死体、岩石、地面の一部。それが人でなくとも生物でなくとも、与えた物質は人型に削られそれが肉体となる。
当然この肉によって英霊達の性能は左右され、素材によっては動きが鈍く、脆くなる事もある。
与える物質の大きさにも制限は無い。但し、巨大なものを肉体として動かそうとするならば相応の英霊が必要となるだろう。
英霊の中には生前世界に名を轟かせた者が存在する。
彼ら高名な英霊は逸話通りの強い力を持つが、その分扱いも特殊。彼らと戦おうと言うのなら何倍もの労力を要する。
英霊に与えられるのは肉体のみであり、生前の武装と共に現れることは無い。
しかし強いカリスマを持つ英霊の場合は異なり、無銘の英霊を武装として従える。
つまりは生前の武装を手にしたまま戦うことが出来るのだ。
また、英霊はエネルギー体として存在しているためそれそのものが攻撃手段になりうる。
一転に英霊を、エネルギーを集中させ、それを真直ぐ放てば弾丸。炸裂させれば砲弾の如く。
英霊を弾丸として消費することで砲撃や銃撃を行うのだ。
超人の力を持つといえど、あなたの身体はあくまで人間のもの。更に"神の血"への適合の代償に、身体能力は常人を下回ってしまっている。
故に一度能力を行使するだけでも疲弊は強く、数分ほど全力を出し続けるだけで死が目前に迫るだろう。
具体的に言えば十体程の支配で疲労を感じ、高名な英霊の場合は数体の召喚で強く疲弊する。
最高火力こそ非常に高いものの、燃費は非常に悪い。
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質疑応答 |
- 英霊に知能はありますか?
- 英霊とは名も無き兵士達か、或いは高名な軍人であればその逸話に則った性能を持っていたりはしますか?
- 『全力』とはどれほどのことをやれば全力になるのでしょうか?
知能を持ち生前の記憶も持っています。英霊に逸話に則った性能を持たせる場合、それを特殊な英霊とし支配に数倍の労力を要するとします。
全力について明確には決めてないです。能力説明文に書いてある事を全て同時に行えば全力、ぐらいでしょうか
英霊支配については数十体程で疲労を感じます。特殊な英霊の場合は数対の召喚で疲労します。
また、これも抜けていたのですが英霊に巨大な肉を与える場合はそれに見合う数の英霊が必要になります
雑魚をわらわら出して戦わせるか、少数のデカイのを戦わせるか、と言った感じです、
- エネルギー体を用いた攻撃手段ですが、これらはエネルギー弾が砲撃や銃撃クラスの威力を持つ、と考えてもよろしいでしょうか?
その通りです!
- エネルギー体による攻撃を英霊が使用する事は出来ますでしょうか?
英霊を消費して砲撃、銃撃を放つ。と言うような感じの攻撃方法ですので英霊がそれを使用することは不可能です
- 英霊召喚に対応した武装等は再現されない感じでしょうか?
武装は再現されません。調達するなどして持たせた場合は使用可能です。
但し特殊な英霊を召喚した場合は、エネルギー体から武装を再現するなどは可能とします。
強いカリスマを持つ英霊は無銘の英霊を武装として従える事が出来る、みたいな感じで。
その武装の大きさ、威力が大きいほど英霊を消費すると思ってください
- 英霊はあなたの傍に"敵"が存在したときに初めて集う。つまり目の前に敵が居ない時の貴方は無能力者同然。こちらの一文なのですが、英霊との会話等をソロール等でしたいなと思っているのですが……駄目でしょうか。勿論、事前準備出来ない事は厳守とします
ならばそちらの設定は削って貰って大丈夫です。もしくは変更して貰っても。
あの制限さえ厳守してくだされば!
- 英霊の耐久性能ってどんなものでしょう? 素材と空気による感じですかね?
そんな感じになりますー。耐久性能は素材依存です
- 一般兵の戦闘能力はどんなものでしょう? 素手でも数が集まれば多少は立ち回れるくらい?
それぐらいですね。一般的な軍人級の腕を持つと思ってくだされば。
素材によって動きが鈍くなったり等の変動はありますが。
- 高名な英霊なのですが、ライヒのモチーフであるナチス・ドイツの軍人から~とかしか駄目な感じでしょうか?それともとんだぶっ壊れでもない限りはある程度こちらで設定しても良い感じでしょうか?
基本的にはナチスドイツからで。ライヒの軍人であるあなたの下に現れる理由があれば他国の人間でも大丈夫です
こじつけでも理由があればぶっちゃけ誰でも大丈夫ですが、ぶっ壊れにならないようにだけお願いしますね
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『最後の大隊・擬似聖杯計画』 |
大戦中のライヒの中でも最高機密に匹敵した『最後の大隊』に関する計画、その内の一つに擬似聖杯を利用したものが存在した。
『聖杯』を解析した『擬似聖杯』は、オリジナルのそれと比べれば万能の願望器とは遠いものであったが、しかし既存のそれらよりも遥かに強力な"概念武装"であった。
これを利用し、その中に『ライヒ軍の全て』を記録させようと画策された。これが『擬似聖杯計画』である。
記録、とは言っても従来の紙面やデータを用いたものでは無い。『ライヒ軍の霊的コピーを擬似聖杯内に再現する』ことによる、謂わば壮大なバックアップを作成することだった。
ただ、擬似聖杯を以てしても一部の『超人的な能力を持った人間』の完全複製にはどうしても容量と演算能力が足りなかった。
結果、複製されたのは『ライヒ軍人達の"一部分"、そして大戦中に作られた武装達』に留まる事となった。
但しこの擬似聖杯内に納められたデータは数十年の間に独自の進化を遂げており、この内部に納められた強力な英霊達の殆どが『英雄の力を持った何か』と化している。
この擬似聖杯を所有する本人自身も複製されたライヒ軍人たちのデータが独自に進化した『何か』であり、それ故に数十年の間朽ち果てる事なく生き続けている。
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登場済英霊設定 |
召喚される英霊は、本人では無く、本人の才能と記憶をコピーした霊が大きく変化を遂げたものである。
その為、基本的には、記憶と能力が同一の別人。容姿も大きくかけ離れている。
軍内部に於いて、階級については生前の最終階級に準じるが、その存在から立ち位置は非常に特殊な物となっており"特別階級"を与えられており、例えば曹長であれば"特等曹長"という扱いになる。
彼女等は親衛隊内に於いては非常に強力な特権を有しており、第99SS装甲軍内に限り独断で兵を動かし、戦闘行動を行える権限が与えられている。
国防軍やその他親衛隊内に於いては、軍を動かす権限は無いが階級に従う義務が存在しない。
同じ特等階級を有する者達の間では通常通りの階級の扱いである。(我の強い人間が多い為に素直に従うかどうかは別の話だが)
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クルト・クニスペル |
クルト・クニスペル
ライヒ国防軍所属の軍人、戦車兵。最終階級は曹長。
ライヒ軍の戦車撃破数に於いて最高のスコアを誇る戦車エースであり、国防軍報にて兵士の中で唯一その名を読み上げられるほどのトップ・エースだが、その実態の多くは謎に包まれている。
これだけの戦果を挙げ乍ら階級が曹長であったのは、素行不良と、大の総統、親衛隊嫌いで高官からは非常に嫌われていた事が大きな理由だと思われる。
然し部下達との信頼は厚く、『隊に知らぬ者はいない』とすら称された程。最終的には祖国軍に包囲され、乗機は撃破。病院に搬送されるも死亡した。
英霊とした召喚された際の外見は七十年前の国防軍の戦車兵が身に着けた黒いコートを纏った長身の女性として顕現する。
黒髪、黒めにベリーショートの男性的で凛々しい外見をしている。口調も少々荒々しく、一人称も"俺"。
性格も元となったクルト・クニスペル曹長に大きく影響を受けており、総統嫌い親衛隊嫌い、また権力を振り翳して弱者を甚振る人間が特に大嫌い。
最後の乗機であったティーガ―IIを固有武装として持つ。但し、車両そのものを召喚するのではなく、鎧のような形状で身体に着する。
主砲の8.8cm砲は小型化されて右腕に装備。副武装のMG34機関銃も小型化されて一丁は左腕に、もう二丁は両脚部の鎧に取り付けられている。
主砲を覆う様に砲塔を模した盾が取り付けられており、肩、腕、両足、腰にも装甲が装着され、元の機体と同じく強固な防御力を発揮する。
本人の能力は3km先から戦車を仕留めた、闇夜で一人だけ敵の接近に気付いた、果ては生身で対戦車地雷を敵戦車の中に突っ込み撃破するなどの逸話が再現されている。
砲撃による高い狙撃能力と、勘では無く微細な空気の振動等を感知して敵を発見する能力、身体能力の高さ、序に対戦車地雷を手の中に召喚することが出来る。
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エーリッヒ・ハルトマン |
"撃墜王"。ドイツ空軍のトップエース。
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英霊候補メモ書き |
ギュンター・フィーツェン
オイゲン・マインドル
ヨーゼフ・アラーベルガー
ヴァルター・ヴェンク
フリードリヒ・アンディング
ミハイル・ヴィットマン
ハインツ・グデーリアン
アルベルト・エルンスト
ルドルフ・ハインツ・ルッファー
クルト・クニスペル
アレキサンドラ・シェルバネスク
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最終更新:2016年04月06日 00:18