『神代の射手』,『空を射つ者』
――――彼の者は多く語らず、一矢を持って全を記す
名 前 |
ヴァンハイリディ・玄破・エイファスロンド |
通 称 |
灰被り |
年 齢 |
24歳 |
身 長 |
194.3㎝ |
血液型 |
A型 |
O S |
【帝國】、【王国】 |
性 別 |
男 性 |
体 重 |
87.4kg |
出 身 |
能力者世界 |
所 属 |
な し |
好きな物 |
自然や動物 |
趣 味 |
釣り、狩り、的当て |
大切なもの |
着ている民族衣装、愛弓 |
嫌いな物 |
何も決められない奴 |
得意スポーツ |
弓 道 |
トラウマ |
親しき人物を失うこと |
灰を被ったようなグレイの髪を後ろで馬尾に縛った黒目の男。
砂漠の遊牧民と称される部族の民族衣装を着こなし、黒いターバンを被る長身痩躯、浅黒い肌を持つ。
王国がまだ聖都シュプレームと呼ばれる頃に、帝國から移住した平民とシュプレームの民との間に生まれ、
シュプレームが崩壊した後に王国として再建、独立する際に攻め入ってきた帝國との戦争の中で逃げ遂せ、飢え死ぬ間際のところを流浪の民として渡り歩く遊牧民に拾われ、その一族に育てられた過去を持つ。
帝國の人間の血とシュプレームの民の血を持っているためか、生まれながら黒い髪ではなく灰色の髪を持っている。
拾われた部族の中では働かざるもの食うべからずの精神が有り、幼い子供でも容赦なく狩りに出されそこで弓の才能を開花させる。
歳を重ねていく毎にその弓さばきは磨きがかかって行き、遂には『神代』とまで言われるに至った。
近々来る収穫祭の前倒しと共に神代の名を授けるために祝宴を挙げるが、その日の夜にドラゴンの襲撃を受けてしまう。弓を手に応戦するが夜明けとともに生き残ったのは自分一人と、部族たちとドラゴンの死体だけであった。
助けられなかった悲しみとドラゴンへの憎しみに囚われかけるが、部族の者たちだった亡骸は皆満足そうに笑っていた。
それを見て、収穫祭がドラゴンを討ち祝勝を挙げることだと悟る。
むせび泣きながらもこの事と部族の皆を何があっても忘れぬよう、ドラゴンの爪や牙、骨を素材に自らの弓を作り上げる。
作り上げられた弓は不思議な事に、決して壊れないものになっている。
遊牧の民として育てられたが自分の出身と親の血がわかるくらいには成長していたため、血の繋がりのない自分を育ててくれた遊牧の民達に深く感謝し、現在は様々な国を巡り歩きその場その場で雇われ傭兵をやっている。
個人の考えを尊重し、自分に恥じぬ生き方、意思を持つ相手には敬意を示す。
逆に、確かな考えも持たずに惰性に生きている相手には目を鋭くさせ、冷めた態度を取ることもある。
遊牧の民という家族を失ってから一度生まれた地である王国へと帰っているが、戦争で両親が死んでいたことを知り、墓参りの後に王国を去っている。
称 号 |
【神代の射手】 |
破壊力-A(A+++) |
スピード-A(B) |
射程距離-A(A+++) |
持続力-D |
精密操作性-A+++ |
成長性-D |
長弓と短弓の2つに可変する弓を持つ弓使い 弓使いは何の能力も持ち合わせていない只の人間であるが、その腕前は人間が可能な領域を超え、神代に至るとまで言われている それは視野の広さであり、鷹の如き目であり、矢の強さ加減であり……。 一度弓を握れば竜の身体を貫く速き矢を放ち、全力の矢は空を裂くまでに至る 弓使いの持つ弓と矢は不朽不滅と言われる性質を持ち、不壊概念に合わせて不失概念、壊れたとしても必ず元通りに戻ると言われる性質を持つ。これにより、弓と矢は不壊概念を貫く能力であろうと再生する 長弓を持った弓使いは2.000mを範囲に狙撃ができ、範囲内であれば針の穴のような小さな物でも狙い違わずに矢を射ることが出来る また、短弓を手にすれば1度に三本の矢を同時に射ることができ、短弓と弓使いの技巧によって恐るべき速さでの連射が可能になる そして、不朽不滅の弓に番えられた矢は、指から完全に離れた段階で最大威力を宿し、その破壊力は地面に突き立つまで損なわれないものとなる また、不朽不滅の矢の真価は最後の一矢として残った時に発揮され、最後の本気の一射として用いられたとき、空だけでなく大地すらも砕く破壊力を宿す |
情 報 |
身体能力 |
軍人並 |
初期装備 |
不朽不滅の弓と矢,木製矢10本,鉄の矢5本,銀の矢5本 |
利き腕 |
両腕 |
利き足 |
両足 |
技術/知識 |
超人級の弓の使い手 / 射手の心得 |
授与スレ |
Act.2の244
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その他特筆事項 |
なし |
戦 法 |
常に相手との間合いを考え、超越した弓捌きと21本の矢を使った中~遠距離間の射撃戦闘を主とする。 基礎能力が高い以外には能力らしい能力がなく、使える武器は弓矢だけと、取れる手段も少ないが弓使いとして重要な視力(視野)の良さ、風向きに計算に入れた射撃が可能なほか、どんな体勢からでも正確な射撃ができる安定性を持っている 上記の通り弓を扱うことに関しては化け物じみた抜きん出ている技術が武器であり、これ等を活かした小手先を混じえた相手を翻弄する戦い方を得意とする。
近距離でも矢の威力や射る速度に関しては衰えることはないが、相手を圧倒できる力はない射手特有の弱点が最大の敵である |
+
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能力原文、Q&A |
能力原文
【神代の射手】
長弓と短弓の2つに可変または伸縮する弓を持つ射手
この射手は何の能力も持ち合わせていない只の人間である
だが射手としての腕前は人間が可能な領域を超え、神代に至るとまで言われている
曰く、弓を手にすれば凄まじき矢を放ち、龍の鱗で覆われた体をも貫く
曰く、長弓を手にすれば2000m先の獲物をも射止める
曰く、短弓を手にすれば200m先の獲物へと1度に矢を三矢射った
曰く、射手が射った矢は空を早駆け、本気で射った矢は空をも切り裂く
曰く、弓の弦はこの弓自体を熟知している者でなければ引けず、特殊な引き方でなければならない
またその弦だけで熊の首を簡単に刎ねるという
しかし射手が近接戦を有利に進めることは難しい
射手のその巧みな手捌きと弓の弦によって射られた矢は、放たれた瞬間から最大の威力を宿し、地に突立つまで力が衰えない
曰く、射手の持つ弓は不朽不滅
決して壊れず、たとえ壊れたとしてもいつの間にか直る特別な弓である
曰く、弓と同じく不朽不滅である特別な矢を1本持ち
矢束の中にこの矢だけが最後に残ったとき、この矢を用いて射手が放った最後の本気の1射はこの矢を物理的に破壊し、空だけでなく大地をも割る
スペック:軍人並の身体能力、弓矢に関しては常軌を逸する技術力
装備:不朽不滅の弓と矢、木製矢10本、鉄の矢5本、銀の矢5本
不朽不滅の矢を除く各矢は毎ロール開始時に上記の本数分まで補充される
- Q.木製矢、鉄の矢、銀の矢の性能は如何ほどでしょうか
- A.鉄の矢は攻撃力に優れた火力のある矢
銀の矢は異能や悪魔といった特殊な存在に対する強い効果を発揮する対異能の矢 木製矢は特殊な効果は一切ない通常矢です
- Q.短弓の一度に三矢撃てるとありますが、それぞれ別々の箇所に撃つことはできますでしょうか
- A.別々の箇所に狙って撃てます
- Q.不朽不滅の矢を用いた最後の一撃は不朽不滅の矢自体も壊れるようですが、
これは不壊概念のものでも壊せる一撃、という解釈で良いでしょうか
- A.その解釈で相違ありません
- Q.不朽不滅の矢は壊れた後、弓と同じくいつの間にか直っているのでしょうか
また、自分の手元に戻ってくるのでしょうか
- A.手元に直った状態で戻ってきます
- Q.弓の腕前は常軌を逸するとありますが、超人級と同等と解釈して良いでしょうか?
- A.その解釈で相違ありません
- Q.「離れた瞬間から最大の~」とありますが、これは矢から手が離れた瞬間でしょうか
- A.指が完全に離れた瞬間からですので、その解釈で相違ありません
- Q.長弓形態の射撃範囲2000mは射手が狙い撃つことのできる距離、ということで宜しいでしょうか。
- A.その解釈で相違ありません
- Q.スペックの弓矢の技術力(超人級)は、どんな体勢からでも矢を撃つことができたり、
射撃攻撃に対して撃ち落としができる。矢を放ってから次の矢を番えるまでの時間が速い、というように考えています。 合っていますでしょうか? また、これは技術力かはわからないですが、風向きなどから矢をどの角度から撃てば相手に当たるか、といったことも可能でしょうか。
- A.その考えで相違ありません
風向きからの角度調整もできます 付け加えるなら、技術力というよりも「弓使いとしての才能」と言った方が正しいでしょうか 両足だけで弓を射るといった曲芸じみた動きや、落下している間に長弓形態で2000m先の針穴に矢を正確に当てることもできます 人間では到底できないような射撃は大抵可能かつ範囲内であれば狙撃可能ですが、さすがに剣や槍などを矢として放つことはできません
- Q.放たれた瞬間から最大の~、の部分でもう1つ質問なのですが、矢の威力の調整はできないのでしょうか。
- A.調整できます
最大威力を上限として、矢の威力を思うがままに自在に変えられます
- Q.弓と矢の素材や形は自由に決めても良いでしょうか。
- A.メカメカしい感じでも木製でも自由に変更していいですよ
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- 不朽不滅の弓
- ヴァンが愛用している名も無き弓。
- 決して壊れず、朽ちない特殊な木製の弓。長弓と短弓の二つの形態に可変する。
- ヴァン自らの手製で、思いれのある木から彫った数個の部品から作られている。
- 壊れても時間が経てた直るが、コレに関してはヴァン自身も原因がわからない不思議なこと。
- 不朽不滅の弓の弦はかなり丈夫で、弦の引き方にコツが必要である。
- このコツは不朽不滅の弓固有のものであり、単純な引きではビクともしない。
- それは弦だけで熊の首をはねることができるほどに動かず、難解な引き方となっている。
- 不朽不滅の矢
- 不朽不滅の弓と同じく決して壊れず、朽ちることもない特殊な木製矢。
- 通常使用するだけではただ壊れないだけの木矢だが、手元に残っている矢がコレのみの場合、
- 本気で射ったこの不朽不滅の矢は空だけでなく大地をも砕く火力を持つ。
- この『最後の一射』に限り、不壊の概念さえも貫く一撃と化し不朽不滅の矢も破壊される。
- 『最後の一射』に使用され壊れた不朽不滅の矢はいつの間にか手元に元通りに戻るが、何故かはわからない。
- 短弓形態
- 不朽不滅の弓の短弓形態。
- 長弓形態から可変する際には弓の各部が折り畳まれ、弦もそれに合わせて短く調整される。
- この時、調整された弦は弓の握り内部にある糸巻き棒状に絡まるようになっている。
- 形状的にはM字屈曲型の弓であり、長弓形態よりも高い連射性があり手早く出せるため通常戦闘ではこちらを用いられる。
- また、200m内の獲物であれば1度に三体狙って射ることができ、獲物が一体であれば一度に三つの脅威が迫ることを意味する。
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長弓形態 |
長弓形態
不朽不滅の弓の長弓形態。
長距離射撃での狙撃に優れ、ロング~アウトレンジで使われることを主眼にしている。
最大射撃範囲は2.000mと、弓で射撃できる範囲を逸脱している。なお、この射撃範囲はヴァンが実際に狙撃できる範囲。
不朽不滅の弓から放たれる速度と、一切落ちない威力を合わせた狙撃は計り知れない攻撃力を持つ。
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自主制限 |
自主制限
- 長弓形態の使用制限
- 1:イベントやクエストなど、特殊な状況や戦場である。
- 2:魔法や射撃武器など、通常から遠距離への攻撃方法のある相手との戦闘である。
- 3:ロール中、相手を攻撃する以外で使用できる(建物や相手以外をターゲットにしているなど)場面である。
- 4:ロール中でのギャグ展開など、出した方が面白いと判断した場合。
以上、四つのどれかを満たした場合にのみ、長弓形態を使用可能とする。
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最終更新:2016年04月02日 14:56