帝国零号機関第三師団第十八聯隊特殊異能兵教導大隊出向
名前 |
立華 京香 "直史" |
性別 |
女 |
年齢 |
13 |
身長 |
149cm |
体重 |
47kg |
能力
【虹鉄銃創】
貴方は手に握り込んだ物を弾丸に変える能力を持つ。
例えば水。例えば空気。例えば石。
個体として存在しなくとも、手の内にあれば弾丸と出来る。
そうして作られた弾丸は、元となった物の性質を受け継ぐ。
例えば炎の弾丸であれば、着弾と同時に燃え広がる。
例えば風の弾丸であれば、着弾と同時に突風が起きる。
しかしこれはあくまでも例で、同一の物体から別の性質を受け継ぐ事も可能。
ただし、1つの弾丸に1つの性質しか込める事は出来ない。
物体を弾丸に変えるには、その物体を概念的に「所有」する必要がある。
簡単に言えば、他者が手に持っているもの。自分以外の肉体。
そういった物は他者が所有している為、弾丸には変えられない。
誰も所有していない、不壊ではない物体は、握り込めるならば弾丸に変えられる。
1レスに生み出せる弾丸は3発まで。
生み出した弾丸は、使用するか次のロールに移らない限り無くならない。
リロードは、体勢が崩れていないならば即座に完了する。
身体能力:銃の達人未満
初期武器:リボルバー拳銃(5発装填)
概要
【帝国】維新時代において新政府側に付き、帝国に入って間もない回転弾倉式拳銃を使い、多くの人間を暗殺して回った『人撃ち』の家系に連なる少女。
一時は皇族護衛すら担当したこともある程の高名な家系であり、現在の『立華』の苗字もその功績によって当時の皇家から直々に賜ったもので、
また始まりは『士族』であるが『大戦争』後、皇族から制式に『華族』にも加えられている。
その成り立ちから、現在も『銃士』として優秀な軍人を輩出し続ける家系となっていて、軍部での繋がりを持つものも多く、それが色々と有利に働き、
立華家の人間は軍属となった時、基本的にその年齢にそぐわぬ程の高い階級から始まる事が多い。
立華京香はその中でも長男、長女に次ぐ三番目の次女である。
立華家の家系通りに、物心つかぬ頃から銃に触れ、四歳の頃から零号機関及び銃士としての訓練を受け、十三才で暗殺者としての基礎訓練を完了して、"准尉"として特殊工作部隊に所属する。
銃士の名家という期待を一身に背負って帝国陸軍第五師団第十一聯隊特殊工作歩兵大隊へと出向したが、銃士としての才能は兄達に劣り、暗殺者としても未だ未熟。
その為、本来部下である筈の部隊の人間を『先輩』と呼び、その中では実質的に新兵のような扱いを受けている。
それでも、生まれ持った異能によって、既に幾度も暗殺任務を達成しており、その血に恥じぬだけの名声を手に入れようと奮闘している。
現在は任務により住居を転々としており、今は帝国外に居を構える。とは言え二月と同じ家にいることは少なく、任務次第で様々な場所に引っ越している。
また、最近では
マリィナ・シグネットをひょんなことから家に住まわせることになった。突然増えた同居人に少々困惑はしているが、悪い気はしていない様子。
余談だが、"直史"の名は維新時代より以前から続く諱である。代々"直"の字を継いでいるが、現代では殆ど使われる事も無く、大した意味は無い。
性格
上記のように優秀な暗殺者として期待されており、事実未だ成長途中ではあるがそれなりの技術は有している。
だが、そもそも未だに少女である事が災いし、どうしても未熟であることは否めず、『家』としての信頼とは裏腹に『本人』への評価は余り高くない。
本人もそれは重々承知しており、如何にかして改善しようとは考えている。その重苦しい喋り方も本来の物では無く、如何にかして隙を見せまいとする気持ちから来るもの。
であるが、然し精神面でのそれはどうしようもなく、割と簡単にぼろが出る。
恥ずかしいことは恥ずかしいし、嬉しいことは嬉しい、情に流されることもあるし、怒る時は怒るものだから、時折暗殺には向かない性格と言われる事もあるとか。
本人の特技は無論銃撃、とりわけリボルバー拳銃を使用した早撃ちやガンプレイ等を得意とする。
早撃ちは無論訓練等で身に着けたもので、ガンプレイは幼少時代から遊び道具が銃くらいしか無かったために、自然と身に着けて癖になってしまったもの。
また好きな物も『銃』であるが、余りにも少女らしからぬ趣味なのが悩みの種であったりする。
容姿
透き通るような白い肌、艶やかな黒髪を肩に届く程度で揃え、年齢相応の幼い顔立ちに低身長と、凡そ軍人としては余りにも儚げな容姿を持った少女。
身体は未だ完全に鍛えられ切っていない成長途中で、それに少々大きめの帝国零号機関制式の黒衣の軍服とインバネスコートを羽織り、軍帽を深く被っている。
顔立ちは幼いものなのだが常に凛々しく眉をあげ、吊り目がちな瞳を勝気に輝かせている。
因みに、結構着痩せするタイプ。実際は少々年齢にそぐわない程度に成長しており、本人はちょっとコンプレックスに思っていたりする。
装備
立華式一番型拳銃 |
種類-回転弾倉式拳銃 |
製造年月日-1870年以降 |
銃身長-270mm |
重量-1,200g |
口径-.45LC |
帝國における革命戦争、『維新』時代より使用されている、立華家の人間が代々持つシングルアクション式回転弾倉拳銃。 外見は古めかしいリボルバー拳銃であり、何世代にも渡る使用に寄り黒光りする表面には細かい傷が無数に刻まれている。 形状はS&W Model 3と酷似しているが、弾倉はサイドスイング型、装弾数は五発、ロング・コルト弾を使用するなど様々な変更点が存在する。 大凡既存のどの銃にも当てはまらないものであるが、この銃の設計図自体は存在している為、恐らく維新以降に独自に再設計された特注品と思われる。 立華の人間にとっては、理屈を抜きにして最も使いやすいと感じる拳銃であり、銃自体も異能弾の発射に問題無く対応する事が出来ると、何故だか相性が良い。 また、何丁か同じものが存在しており、兄弟姉妹にも配られている。破損した場合、パーツを特注したりして直す。 |
最終更新:2016年01月16日 22:58