CLOCKWORK RABBITは、「ご注文はうさぎですか?」の公式サイト及びTwitterにおいて2019年4月1日に行われたエイプリルフール企画である。略称はクロラビ



概要

ごちうさのエイプリルフールネタは毎年おこなわれているが、今回はその第6弾にあたる。
設定としては、きららMAXやTVアニメ上で展開されている物語(以下本史)とは異なる世界線となっており、キャラクター設定などが異なる部分がある。

ストーリー


「それは、あったかもしれない日常。」

舞台は今より少し未来の東京。高校入学を期に引っ越してきたチノは道に迷い偶然に「ホット・ベーカリー」というパン屋に入るが、実はその店こそがチノが住み込むことになっている家であった。
ホット・ベーカリーの娘ココア、警察署署長の娘リゼ、学生起業家の千夜、庶民的な生活を送るシャロに、同級生のマヤとメグ、ココアの姉のモカ、漫画家の青山ブルーマウンテンなど様々なかわいい人々とともに何気ない日常を送る。

登場人物(編集中)

香風智乃(チノ)

CV : 水瀬いのり

「未だSインベーダーを置いてあるなんて… この喫茶店やりますね」
「フランスにはコルマールという町があると聞きました。どんな所かな?」

高校1年生*1。新学期を期に東京に引っ越してきた。薄い水色のショートボブ*2の髪にクロスヘアピンとティッピーの髪飾りをしており碧眼という容姿。
レトロゲームや旧型のティッピーを好むなど、古い物が好きな一面がある。その趣味が高じてか、レトロティッピー愛好コミュニティサイト「ラビットハウス*3」を運営している。
入学早々マヤとメグに絡まれる。登場はしないが以降の仲は良好と思われる。

保登心愛(ココア)

CV : 佐倉綾音

「お姉ちゃんが、ティッピーを改造してあげる!」

ホットベーカリーの娘。

天々座理世(リゼ)

CV : 種田梨沙

「プチョヘンザ!こんな可愛いもの持ち歩いて…取り調べだ!」

警視庁重要ポストの一人娘。

宇治松千夜(千夜)

CV : 佐藤聡美

「私たち、どの並行世界でもずっと一緒♪」

甘味チェーン「甘兎庵(本社:神保町)」の一人娘。

桐間紗路(シャロ)

CV : 内田真礼

「よし!これで私の残高52万円!」

カフェ「フルール・ド・ラパン(池袋)」のアルバイト店員。

ティッピー


広く普及している浮遊自律型コンピューター。さしずめ携帯電話のようなものである。



BGM

Daydream cafe」や「セカイがカフェになっちゃった!」のテクノポップ風アレンジであり、製作にはPandaBoYが関わっている。

SPECIAL


「SPECIAL」にアクセスするにはパスワードを解く必要があり、ヒントはサイトのどこかに隠されていた。
パスワードを解くと、チノの母の名前が香風サキであることが判明するギミックが仕込まれていた。アクセスした先では、スマートフォン・パソコン向けの壁紙がダウンロードできる。

余談

  • 本史の舞台である木組みの街に関して、この世界のチノ達は行ったことがなく、(ココアの無数の世界線があるという話に返す形で)シャロが「私たちがここに住んる世界線もあるかもしれないわね(原文ママ)」と発言している。
  • 香風サキの名前は、ここで登場する以前には原作マンガにすら登場していない完全な新情報であった。
  • 翌日の4月2日には通常のサイトに戻り、代わりに「TVアニメ5周年アニバーサリーサイト」がオープンした。
  • 登場していないタカヒロは、きららファンタジアのエイプリルフール企画である「きらら男子参戦」に登場している。
  • この年の5月1日に「平成」から「令和」に改元されるため、これが平成最後のエイプリルフール企画となった。



  • まんがタイムきららMAX2020年5月号でまさかこれをやるとはね。 -- 名無しさん (2020-03-29 08:27:48)
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最終更新:2020年03月29日 08:27

*1 本史では、きららMAX2019年5月号時点で中学を卒業しておりこちらのほうがやや早い。

*2 本史ではストレートロング

*3 本史ではチノの家の喫茶店の名称である。