報告・レポート / 2008年06月10日

6月10日に、都市再生機構(UR)さんと2回目の対話ミーティングがありました。
URさん、丁寧な資料、そして長時間のディスカッションありがとうございました!
URさん、丁寧な資料、そして長時間のディスカッションありがとうございました!
前回お願いした大きなテーマ、下図のような三番瀬臨む超広域住宅街(11ha!)のコンセプトをデベロッパーに提案依頼してもらう件の検討中途結果をいただきました。
検討して下さった結果の成果物として、今回、URさんは自ら提案資料(パワーポイント10枚以上のきれいで迫力あるもの)を作成され、それを私たちに説明してくださいました(資料は見せていただいただけですが)。そこには、私たちの思いをたくさん盛り込んでいただけており、URさんの誠意が十分感じられるものでした。
そのコンセプト(案)は”東京湾のゆりかご、三番瀬に臨む「海に住まう住宅地」”だそうです。住宅の多様性や動線プランなどこれまでの話しより一歩も二歩も前に踏み込んでいます。
ただ、残念なことに、そして非常に重要なことに、今のURさんがおかれた環境ではこのアイデアを自らコントロールし実現することは難しく、「このコンセプトで開発してくれませんか?」と企業にお願いするということ(レベルは色々あるようですが)なのだそうです。どこまでできるかはデベロッパー次第ということです。
さらに図にあるような、私たちが望んだ三番瀬と一体になったような開発というのは、URさんだけで決められることではないので、そこまでは踏み込んではいません。

URさんには、自らコントロールできない時に、どのようにしてコンセプトある街づくりを実現していくのかその方法(体制)について考えて欲しいこと、三番瀬の問題など役所をまたがることについてもイニシアチブをとって欲しいことをお願いしました。そしてその時には市民も全面バックアップすると。
URさんは、今おかれた難しい環境のなかで、皆さんすごく頑張ってくれています。でも当然のことなのですが、URさんだけでは決められないこと、動けないことが一杯あります。
県や県企業庁、そしてやっぱり市民に一番近く、市民の思いを代弁する浦安市も一緒になって動いてくれないと夢は実現しないのです。
県や県企業庁、そしてやっぱり市民に一番近く、市民の思いを代弁する浦安市も一緒になって動いてくれないと夢は実現しないのです。
私たちは、この恵まれた環境をむざむざ「ちょっときれいだけど、どこにでもある町」にしてしまわないように、これから考えいろいろなところに働きかけて行きます。