シャル「私は死んだけど翔太に最後まで尽くすわ!」
守護霊「ふぉっふぉっふぉ、精が出るな。」
シャル「あっ、お前。夕張の分身だろ、今度は騙されないからな。」
守護霊「違げぇよ!あいつのせいで出番取られたんだよ!野郎今度こそシャル……翔太を使って殺してやる。」
シャル「」
「俺がこの場を用意したのはクラディアちゃんと一対一で勝負しようと思って用意したんだ。」
そういって、ナイフで
スカルムレイの手のひらを切る。滴る血を霧にしてハフルテュは浴びた。
シャル「あら、もう始まりそうね。」
守護霊「それじゃあ、わしがクラディアにお前さんの魂を憑依させてやる。」
シャル「は?何を言ってr」
「すまんな、どこぞの大虐殺の時からADLPが戦闘するときは誰か神聖なものの血を浴びなきゃいけないとかなんとかいう規則があってな。新世界の神は寛容だからそんな古い慣習もやってあげるのさぁ。」
そういって、ユーリアフィスはナイフをクラディアに投げる。
「あぶっ、おいごらボケナスが!ざけてんじゃねぇぞクズ!」
「」
夕張は人が変わったクラディアを見つめて唖然とした。
「は、はは、クラディア、戦場でも性格が変わるんだねぇ~。しかし、これで終わりだッ!」
「えっ、ちょっ、ま、くぁsえふじこlp」
クラディアは八つ裂きになって死んだ。
シャル「おい、ごらぼけ守護霊。」
守護霊「はい?」
シャル「なんでいきなりクラディアに憑依させるんだよ。」
守護霊「おもしろそうだったから。」
シャル「今ここにリパコールさんに用意してもらった守護霊イレーザーあるんだけど使っていい。」
守護霊「すみませんごめんなさいゆるしてくださいこうしょうですからあああああ」
シャル「よろしい。」
守護霊「では、もう一回。」
「すまんな、どこぞの大虐殺の時からADLPが戦闘するときは誰か神聖なものの血を浴びなきゃいけないとかなんとかいう規則があってな。新世界の神は寛容だからそんな古い慣習もやってあげるのさぁ。」
そういって、ユーリアフィスはナイフをクラディアに投げる。
「あぶっ、またかよ!?」
「」
夕張は人が変わったクラディアを見つめて唖然とした。
「は、はは、クラディア、戦場でも性格が変わるんだねぇ~。しかし、これで終わりだッ!」
「そうは行かないよ!」
クラディアは手から冷気を放つ、
「何!?」
放たれた冷気はナイフを凍らせ軌道を逸らす。
(よしこれで……?)
「そうは行かない!!!」
夕張は手をクラディアに向けて翳す。
「死ね!クラディア!ここで終わりだ!!!」
「ぇ」
ピチューン
シャル「……。」
守護霊「……。」
シャル「……。」
守護霊「慢心おtうわなにをするやめr」
シャル「くたばれ!クソ守護霊!」
守護霊「ゑ、わし今回関係なくね?え?え?」
シャル「うっせぇ、どうにかしろ!」
守護霊「ええい!夕張死ね!」
夕張「え。」
シャル「え。」
守護霊「え。」
シャル「お前なんでここに着たんだよ。」
夕張「知らないよ、てかシャル?久しぶりだな。するとここは……」
守護霊「無の世界みたいなもんじゃ。」
シャル「そうか、kladi'aの世界で夕張も死んだのか……」
夕張「そうらしいな……」
シャル「夕張が死んだ後が気になる。守護霊!」
守護霊「ひぃぃ!」
シャル「翔太とクラディアがどうなったか見せるんだ。」
守護霊「はぃいい!」
ハフルテュとの対決から一ヶ月。連邦と王国の協力で復興は急速に進み連邦のフェーユもアルパも完全に修復された。スカルムレイはというとあんなに戦闘が行われ流れ弾が当たってもおかしくない場所でありながらも幸運に手の傷のみで済んだらしい。今度、お茶でもなどと言われたがいつのことになるやら。そんなことは置いとくとして、私は翔太を探している。あの決戦の後翔太は姿を消した。地球全体
ユエスレオネも王国も探したが、居なかった。一体何処に行ったのか。私を救った翔太を探してここ、東諸島共和国に居た。
クラディアは喫茶店から出てくる。歩道に出てきたところ誰かとぶつかる。顔を上げるとそこには翔太がいた。
「翔太……。」
「クラディア……。」
この異国の道の上で二人は再会を果たし、世界は元通りに動き始めた。世界は繰り返す。しかし、繰り返す内容は分らない。もしかしたら、幸運なことも繰り返されるかもしれないし、不運なことも繰り返されるかもしれない。私は、これからどんな道を歩いて行くのだろう。それは分らない。ただ,確証は無いがもう誰もこの手からは失わない気がした。
夕張「」
シャル「」
守護霊「どうした。」
シャル「いや、想像以上にハッピーエンドだなと思って。」
守護神「そりゃそうだろ、xalじゃあるまいし」
夕張「……」
シャル「許せない。」
守護神・夕張「ゑ」
シャル「私が死んだのにハッピーエンドとは許しがたい事だ。」
守護神「まさか……」
最終更新:2015年05月13日 00:31