「交戦法規だァ?」
~ファルトクノアの戦争犯罪一覧について、ファルトクノア共和国
ファルトクノアの戦争犯罪一覧とはファルトクノア共和国がどれだけクズだったかを証明するための記録である。
貴族を市民の面前で処刑
シャグマ・ラゴン戦争終戦後、ファルトクノアはロフィルナとの講和条約によりラーツォルペン公国を手中に収めることになるが、この間の矯正政策は酷いものであったとされている。ファルトクノア軍はラーツォルペン公国政府に上流貴族をリストアップさせ、ファルトクノアに反しそうな人間を見つけては、些細な法律違反や社会主義化のために殺害していた。一番酷いものでは、市民の面前で貴族を棒に縛りつけ、灯油を掛けて、燃やした。また、地域監督の警察官などが、貴族を連行中に拳銃で射殺し、一時問題になったが、ファルトクノア政府は「社会主義化の過程においては正しい考え方である。」として、無罪となった。
何もしていないショアン空軍機を撃墜
ファルトクノア内戦初期、ショアン空軍の戦闘機を練習中のファルトクノア戦闘機が撃墜した。しかも、二機、領空侵犯の事前通告も無しに、撃墜した。後の大宇宙議会の調査団の調査の結果、領空侵犯の事実は無く、その上ショアン機は突然ミサイルを発射し、執拗に追い掛けて追撃した事が判明したが、ファルトクノア政府はこの事実をかたくなに否定し、偽の練習ルートや、侵入ルートを作成して発表し、
犯罪国ショアン、獣人傀儡政権一味への加担に鉄血の制裁などと銘打って、プロパガンダに利用した。挙句の果てには、撃墜したパイロットは勲章まで貰い国内で英雄と呼ばれるまでになってしまった。
捕虜を他国に売り払う
ファルトクノア内戦中期のことである。捕虜の増加と、その管理に手間取ったファルトクノア上層部はこれ以上連邦に借りを作らせまいと考えて、クレデリア政府まで向った。結果、獣人の捕虜と外貨を交換条件に契約を締結、獣人の捕虜を売り払い、クレデリアはそれを魔力変換器に入れて処理した。獣人の捕虜は捕まえられて、情報を記録されてからは即時に収容所に収監され、ファルトクノア兵士によって火炙りにされたり、銃殺されたり、ヴェフィス刀で斬殺されたりした。
非人道的技術の軍事転用
ファルトクノア内戦後期、ボロボロになったファルトクノア政府軍はインフラの破壊によって引き起こされたエネルギー不足から脱出することができなければ、連邦や他国からの干渉を強く受ける可能性があった。そこで、当時の技術の革新の必要を感じた技術部門は、クレデリアと密会、非効率と非人道、即刻技術凍結が行われたはずであった幼児の生命力をエネルギーに変換して使い潰す技術を
ウェールフープ兵器と交換で受け取ることになった。クレデリアの高官は疑問を抱いていたが、ファルトクノアは即日に強制収容所に設置し、政治犯とショアン人のうちから幼児を引き出して、装置を利用してエネルギーを取り出した。一日に一収容所において45~120人の幼児が処理され、全国で終戦までに数万人の子供たちが犠牲になったとされている。
悲しみの輪を無断で違法採掘
ファルトクノアには資源がない。それはそうで、国内資源の調達は連邦の経済ルートをほぼ頼っていた。ここで内戦が始まると、この危機から脱するために連邦を通じた経済ルートも機能しなくなっていった。このために国内で生産に利用される資源が不足する状況になった。この状態から脱するために、ファルトクノアは極秘に宙軍の軽量船を利用した悲しみの輪に対する採掘を開始した。悲しみの輪周辺での採掘はスペースデブリの位置予想が非常に困難であり、後にWPによる防護システムの構築を行うもこのシステムがイェスカと同じ四次元回避を応用したものであったため、衝突事故が多発し大量の死傷者が発生した。しかしながら、これが続けられたのは、採掘に向かわさせられたのがショアン人や政治犯、捕虜であったため共和国軍はその消耗にあまり気を払わなかったからであった。
最終更新:2017年05月10日 01:55