心霊大全
吹上トンネル
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匿名ユーザー
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【心霊スポット/管理人体験談】
2004年冬、管理人を含む三人で東京都青梅市にある吹上トンネルを訪れた。
一口に吹上トンネルと称しているが、実際は3本のトンネルが通っている。
2004年冬、管理人を含む三人で東京都青梅市にある吹上トンネルを訪れた。
一口に吹上トンネルと称しているが、実際は3本のトンネルが通っている。
1.明治時代に何かの運搬用に掘られた「旧々吹上トンネル」
2.大正~昭和初期に通行用に掘られた「旧吹上トンネル」
3.現在、車両の通行用に青梅市内から成木街道を北上する「新吹上トンネル」
2.大正~昭和初期に通行用に掘られた「旧吹上トンネル」
3.現在、車両の通行用に青梅市内から成木街道を北上する「新吹上トンネル」
である。
奇妙な出来事が起こったのは、旧吹上トンネルへと向かう途中の山道だった。
管理人とその友人が二人並んで前を、その真後ろをもうひとりが歩いていた。
前方にトンネルの入り口らしきものが見える。
そのトンネルへと向かって意気揚揚と歩いていると……ある一線で管理人、そして一緒に並んで歩いていた有人の足が同時に止まった。
そのトンネルへと向かって意気揚揚と歩いていると……ある一線で管理人、そして一緒に並んで歩いていた有人の足が同時に止まった。
明らかに今までとは違う空気。
「濃密」といおうか「気配が濃い」といおうか。
「濃密」といおうか「気配が濃い」といおうか。
何らかの異なる雰囲気を同時に悟った我々は顔を見合わせた。
一瞬戸惑ったが、気を取り直してトンネルへと向かった。
約2時間を掛け、3本のトンネルを探索した我々。
帰りの車に乗り込むと、管理人と一緒に並んで歩いていた友人の様子がおかしい。
頭痛、腹痛、吐き気を同時に催し、車の後部座席で身じろぎひとつできないでいる。
結局、途中の道の駅で明け方まで休み、その日は帰宅した。
1ヵ月後。
その具合の悪くなった友人の家が、原因不明の火災で全焼した。
警察、消防に原因を聞いても首をひねるばかり。結局、理由は分からずじまいだった。
一家全員、ケガこそしたものの命に別状が無かったのが不幸中の幸いだった。