曲紹介
歌詞
喩された古都は語る、傲慢な物語。
着せた観客に、果て無き旅路を喰わせている。
踊れる紅一点の、始祖たれば常ならで。
故に水魚を模せず、顧みもせず。
四原子が切拓く、
躑躅の自問自答。
支える食指の喉元、
前略に割かれ。
右にしか進めぬ鵲は、
鼓動にさよならを告げていた。
喜びは肉の端と成り果てて、
髄払うセルでした。
櫛の針を数えていれば、
私が見えるのでしょう。
欠落した終焉と、ユメウツツの望遠鏡。
偽と判ぜずに、枷先の既知を探している。
後塵を拝した抄の、目の眩むエネルギー。
二人羽織すら翔ぶ、擦れ貶されて。
不規則な明滅と、
篩の上の朱色。
二進数の弟たちも、
諧謔に裂かれ。
蠱惑の草の根は、
1×1=1と郷里の所以ですか?
悦びは肉の端と成り果てて、
瑞嗤うセルでした。
櫛の針を数えたなら、
私が見えるでしょうか?
全てあなたの所為です。
ずっと見ていた、
天高く回廊に閉じ込めていたの、
柳の去りは疾く、
記憶ごと華奢な気高き塔に、
髄を捧げたのか?
喜びは肉の端と成り果てて、
髄払うセルでした。
櫛の針を数えていれば、
私が見えるのでしょう。
悦びは肉の端と成り果てて、
瑞嗤うセルでした。
櫛の針を数えたなら、
私が見えるのでしょう。
その刻を駆け抜けて、
盛衰を嘆いた伝書鳩は、
不死の子供だけを遺して、
静かに眠るのですか?
愛してくれますか?
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最終更新:2024年09月19日 11:21