12月19日カンボジア政府への要望緊急アクション


ウイグル人強制送還撤回を求めるアクション
2009年12月19日

本日12月19日午後15時半よりカンボジア大使館前にて、ウイグル支援者らによる緊急アクションが行われます。
22人のウイグル人を強制送還しないよう、カンボジア政府へ要望するアクションです。

日本ウイグル協会としてもカンボジア政府に対して要望書を提出する予定です。

【呼びかけ文】
緊急で本日15時半からカンボジア大使館前にウイグル支援者が集まります。
日本ウイグル協会が要望書を提出する予定です。東トルキスタンの旗を持っている方いましたらよろしくお願いします。日本からのアピールとして日章旗もあればと思います。
カンボジア大使館の地図
http://rfuj.net/img/091219_map.jpg
最寄駅は青山一丁目駅

今年の7月5日に起こったウルムチ事件後、22人のウイグル人が弾圧を恐れてカンボジアに亡命しました。
彼らはプノンペンの国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)で保護され、彼らの扱いは同事務所に任されているはずであり、第三国の受け入れ先を含め交渉しているところでした。
しかし、本日急遽、中国に強制送還されるとの情報が寄せられております。

中国はかねてより22人の送還を求めておりましたが、それを受け入れた場合、彼ら亡命者はほぼ確実に投獄され、無期懲役か死刑が待っているものと思われます。
亡命申請者のうち一人は、ウルムチ事件の際の写真や映像を外国報道機関に提供したと話しているとのことです。

国際法では、生命や自由が脅かされかねない人々を追放したり送還されることを禁止する原則があります。
カンボジア政府に対して、国際社会の原則に反するような強制送還という決定が下されないよう、要望するアクションを行いたいと思います。
急な話ではありますが、何卒ご協力の程よろしくお願い致します。


今朝配信のTSNJのメーリングリストより。
カンボジアの首都プノンペンの国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)で亡命申請していた22人(子供2人を含む)のウイグル人のうちの20人が中国に送還されるため、現在パスで空港へ移動中であるとの 報告が入りました。
ヒューマンライツ ウォッチ、アムネスティ・インターナショナルなど国際人権団体はカンボジア政府に対し、22人が送還されれば、中国新疆ウイグル自治区ウルムチで7月に起きた暴動に絡み迫害されるとし、送還しないよう求めてきました。中国政府はウイグル自治区で起きた先頃の抗議行動に加担したとして,すでに9名のウイグル人を処刑しており、その他5名に死刑の宣告をしています。
亡命申請者のうち1人は、暴動の際に写真やビデオ映像を外国報道機関に提供したと話し、中国に送還されれば無期懲役か死刑になると恐れており、22人のグループはキリスト教系団体の地下組織の手助けにより中国南部からベトナム経由でカンボジアに密入国し亡命申請を行っていました。申請に関し、カンボジア国連難民高等弁務官事務所ではアメリカ ウイグル協会との間で、亡命者らの処置について第3国の受け入れ先を含めてネゴシエイトしていた矢先の報告に、ショックを受けているとのことです。

先日、日本を訪問していた中国、習近平副主席が明日カンボジア入りする直前に、国際法で定められている、生命や自由が脅かされかねない人々への「追放及び送還の禁止」原則に反する決定に対して、在日本カンボジア大使に抗議をお送りください。
同様の抗議を在カンボジア日本大使からも、カンボジア政府に抗議するよう求めてください。

抗議のメールアドレス等、さらに詳しい情報が解り次第、http://freetibet.holy.jp/ 他でお知らせします。







最終更新:2009年12月19日 13:36