360h1
概要
全身に装備した増加装甲で高い耐久力を誇る局地戦用機。
駆動系をトルク重視の調整にし、スラスターも大型の大出力スラスターパックに換装されている。
h1ブロック30をベースに、
ジェネシック社が開発した局地戦闘用機体。
360は“ブロック30の60年型”を意味する。
重装甲・高火力・高トルクの機体で、砂漠戦・防衛戦で威力を発揮した。
開発
大戦中、西側諸軍閥は
hシリーズの配備によって、多くの東側諸軍閥を圧倒していたが、局地戦闘ではパワーと装甲に勝る
T-72に苦しめられていた。
それが顕著に表れたのが、2160年の第五次スエズ戦争であり、大部隊でのスエズ運河および港湾地帯の奪還に臨んだ第七軍団および第六軍団は、大火力と重装甲の
T-72を用いた防衛陣地によって大きな損害を被っていた。
そこで、
ジェネシック・インダストリー社は、各地のニーズに対応すべく、重装甲・高トルクの機体開発を開始。
従来のD型をベースにフレームと装甲の強化、ウエポンマウントを持った大型スラスターパックを装着した360型を開発した。
特徴
全身を覆う分厚い増加装甲と、背面大型スラスターユニットが外見上の特徴となる。
装甲はカーボン強化セラミック複合材と高分子耐衝撃性樹脂の二種類の素材からなる複合装甲であり、90~105mmの通常火砲からの徹甲弾、および成形炸薬弾頭から機体を防御。
頭部装甲を除く、すべての箇所の装甲は損傷個所は容易にパージ可能だ。
駆動系は大きく改修され、フレーム強度は従来機の15パーセント増、パワー及びトルクに関しては30パーセント以上の向上がなされている。
その結果、増加装甲分の重量増加は相殺されており、火力に関しては40パーセント以上向上。重装甲と重火力を突き詰めた設計である。
固定兵装では右腕に
100mm35口径長マシンカノン、左腕には小型シールドと
155mmランチャーを装備。
背面には大型のバックパック型スラスターユニットを装備し、ウエポンマウントには
Mk-51/
Mk-71/
FGM-165等を装備可能。
諸元
作中での活躍
LastWill
HALとアンシエタを乗せて、病院船脱出作戦に投入。
対空部隊を排除後、敵機動装甲と交戦、撃破。
敵大部隊を食い止めようとするも、損傷は激しく、アンシエタを脱出させた後、自爆している。
ACT15【
鉄鋼人】
ACT16【
心のありか】
ティックとの戦闘に使用。
火力と装甲でティックを追い詰めるも、アーマーグの一撃と、超振動抜き手によってカラドは死亡した。
最終更新:2013年08月12日 14:38