ラインバッカー

HMA-h2C/N・ラインバッカーはサンヘドリン海軍および海兵隊が運用する艦上戦闘攻撃機体。
愛称は「Linebacker(ラインバッカー)

概要


高機動大出力の艦載戦闘攻撃機体で、多数の爆装を携行可能。
艦隊防空において高い能力を発揮し、データリンクによる目標引渡し、及び誘導機能によって非常に広範囲の視程外戦闘を可能にしている。大量の爆装が可能。

開発


ラインバッカーは、サンヘドリンの“発展空戦機動装甲計画”に基づいてジェネシック・インダストリーがC型をベースに開発した機体“h2YC/FA”が元となっている。
h2YC/FAは、コンパクトでありながら双発の高出力スラスターと脚部強化スラスターを装備した大出力・高機動機として開発されたが、同時期にダイダロス・アビオニクス社は単発軽量の“h2YC/Da15”を開発。
空軍は、h2YC/Da15をh2C/Fとして実用化・発展させ、h2C/FA1・ヘルダイバーとして導入。
そのころ海軍は、h2C/BⅡ・ハウリングウルフを更新する機体として、高機動艦載機を求めており、空軍機として研究が進められていた“h2YC/FA”を実用化・発展、h2C/N・ラインバッカーとして導入した。
空軍は、h2C/B・ストライクウルフと同系の単発スラスターを搭載したヘルダイバーを導入したが、短距離加速力・海上での信頼性・格闘性能、巡航距離等の点から、海軍はラインバッカーを導入した。

特徴


ラインバッカーは背面複合兵装ユニットと脚部にカナード翼を持ち、空力性能の向上を図っている。
また、二基の背面スラスターユニットの間には後方警戒監視レーダー・センサーユニットを装備している。非常に長い航続距離を持ち、外洋から内陸への長距離侵攻能力を有する。
大推力の大型戦闘爆撃機であり、高速性能と安定性に優れる一方で、旋回性能等の運動性能はh2C/FA1・ヘルダイバー
に一歩遅れをとっている。

装甲

軽量メタニウム・拘束セラミック複合装甲の上に、さらに要所に増加装甲を装備。

推進機関

大推力の双発スラスターを装備。また、脚部にも増加スラスターをもち、実質的には四発機と言える。

武装

海軍の所有する全ての兵器を装備可能。右腕にはBK100・100mm55口径長リボルバーカノンを装備。
左腕には、艦隊防空用にAIM-2中距離空対空ミサイルを装備している。空力翼下にもマウントを持ち、強力な爆撃能力を有する。

諸元


製造者:ジェネシック・インダストリー
製造者:ジェネシック・インダストリー
運用者:サンヘドリン対ヴァリアンタス軍サンヘドリン海軍
機体正式名:HMA-h2C/N・ラインバッカー
全高:15m
機体重量:42t
全装備重量:75.5t
固定兵装:右腕BK100・100mm55口径長リボルバーカノン×1
      複合兵装ユニット
外部兵装:Mk-51AAM-X10)×2もしくは1
      Mk-72AIM-66)×2もしくは1
      AIM-66×最大24((兵装庫内4+カバー裏3)×2)+((空力翼下ランチャー2×2)+(翼先端1)×2)
      BGM-70AAGW×最大20((兵装庫内5+カバー裏3)×2)+((空力翼下ランチャー1×2)×2)
      ATASLAM(B型)×最大8(兵装庫内2×2)+((空力翼下ランチャー1×2)×2)
      AIM-2x最大13(左腕3)+((空力翼下ランチャー2×2)+(翼先端1)×2)
      BGM-117 ×最大8(兵装庫内2×2)+((空力翼下ランチャー1×2)×2)
      M40・貫通力強化型爆弾体誘導発射筒x最大52((兵装庫内8+カバー裏6×2)+((空力翼下ランチャー6×2)×2)
      GBU-60×最大104((兵装庫内16+カバー裏12)×2)+((空力翼下ランチャー12×2)×2)
      ACM-301×最大4((空力翼下ランチャー1×2)×2
      戦術高高度防空ミサイル×1(左腕)
その他特殊兵装:後方警戒監視レーダー・センサーユニット
最終更新:2013年08月12日 14:44