- | 各種ガイドライン |
各種ガイドライン
|
- | ワールド |
ワールド
|
- | キャラクター |
キャラクター
|
- | 伝説の能力者の歴史 |
伝説の能力者の歴史
|
- | その他 |
その他
|
称号 | クー・フーリン |
本名 | ルー・ゼルギオス |
性別 | 男 |
年齢 | 21歳 |
能力分類 | 近接系? |
身長 | 180cm |
体重 | 67kg |
趣味 | 釣り |
好き | 修行、決闘、称賛 |
嫌い | 侮辱、黒い羽 |
好きな食べ物 | カレー |
嫌いな食べ物 | ホットドッグ、犬 |
大切 | 友情、誓い |
:ステータス | ||||||
筋力 | 耐久 | 技術 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 能力 |
B | C | A | A+ | C | C | B+ |
:スキル | ||||||
中国武術:B | 槍術を含めた武術の習得。格闘ダメージ向上。 | |||||
心眼(真):B | 修行、鍛錬によって培った高い洞察力 | |||||
戦闘続行:A | 往生際が悪い。能力の補助もあって瀕死の傷でも戦闘可能 | |||||
騎乗:A | 騎乗の才能。たいていの乗り物ならば人並み以上に乗りこなせる | |||||
対魔力:― | 魔術や呪いの類に対する耐性。現在は失われている | |||||
ルーン:― | 彼の故郷に伝わる魔術刻印。現在は失われている |
+ | 容姿・性格 |
容姿・性格
黒髪、茶色の目をした端正な顔つきの男。尖りの多い髪型とアホ毛が特徴。
この地方では常にパイロットスーツのような形状と伸縮しやすい材質を持った漆黒の戦闘衣装を着用している。これは彼の出身地に伝わる古式に乗っ取った戦闘衣装であり、防御力はほとんどないに等しい代わりに運動を一切妨げることのないスピードを重視した一品である。また、体にぴったりと張り付き、邪魔な飾りが一切ないために空気抵抗も大幅に減らすことができ、結果としてスムーズな飛翔を行えるようになっている。
彼の性格は人の前では典型的な騎士のようであるが、親しく、立場が同じ間柄の人物とは砕けた態度も取る。その場合の彼は口が悪く聞こえることも多々あるのだが、彼自身には悪気はない。基本的に好戦的であるが、手負いの相手に挑むことは決してない。さらに騎士の常として根本的に素直で嘘のつけないタイプの人間であるが、非常に負けず嫌いの節がある。一度敗北した相手にはあえて名を名乗らず、再戦して勝利した暁には改めて名前を名乗るルールが彼にはある。これは、その敗北を常に忘れずにいようとする彼なりのルールである。
また、彼は騎士である証として自らにゲッシュ(誓い)を課しており、その内容は「目下の者の頼みを断らない」「外では戦闘衣装を決して脱がない」である。
なお彼が嫌っている黒羽であるが、これは彼の故郷の伝説に由来
するものであり、黒羽の女神に呪い殺された英雄の話から、彼の故郷 の人々は彼も含めて黒羽の烏をとりわけ嫌っている。
余談であるが、彼はしばしば牙や尻尾といった『犬』に関する用語で自らのことを例える事がある。これは彼の持つ異名が『犬』であったことに起因する他、彼の故郷の言葉で槍は『ゲイ』と発音されるが、この『ゲイ』はその他にも牙という意味を持つことから、槍使いにはちょうどよい、と彼が考えている部分もある。
|
+ | テンプレート |
テンプレート
人気の無い夜の公園で、1人の”猛犬”は種類も分からぬ枯れ木にもたれ掛かっていた。
寒さから時々白い息を漏らしながら、じっと”獲物”を探して猛犬は茶褐色の双眸を凝らし続ける。 されど、いまだ彼に見合った”獲物”は現れていない様子であった。
「……能力者は人目を嫌う性質がある故この場所を選んだが、失敗だったか?」
この”猛犬”―――クーは退屈そうに右手首で紅い槍を廻しながら、小さくつぶやいた。
決闘相手を捜し求めていた彼であったが、場所を間違えたか、長い間出会えていない様子である。 時折、この公園に人影が現れることもあるが、大抵はその双眸で睨むだけで逃げ出すような相手ばかりだった。 決闘を生き甲斐とする彼が退屈するのも無理は無い話である。
「普段ならばこの様なときには修行をして過ごすものだが……
修行ばかりしていれば癖がつきかねん、今日は控えるとしよう。」
そうはいっても彼が暇をもてあましている状況に変わりはない。
普段は整っているその貌も、今日ばかりは苦々しく歪ませながら男は愚痴をこぼす。 |
+ | 出生 |
出生
この地方から遠く離れたとある島国『トゥアハ・ダ・クラン』(ぶっちゃけアイルランド)の小さな港町ベルファストで生まれ、その国の国王直属の騎士団に所属している。元は港町を襲撃する海賊から自衛するための自警団から騎士として召し上げられた。最年少の騎士として他の騎士団員に軽く見られることもあるが、その実力は折り紙つきである。
優れた槍使いである他に、『暁の魔女』と呼ばれるその国随一の魔法使いに指示しており、本来は魔術師(ドルイド)としても通用するほどの魔力と様々なルーン魔法を持っているのだが、彼の学んだルーン魔法の特性である精霊への語りかけがこの地方ではうまく行えないために、そのほとんどが失われてしまっている。残った数少ない魔力とルーンで行使できるのは普段より多用していた槍の召還術と飛翔術のみである。しかし、彼自身はこの不利な状況を楽しんでしまっている様子である。
なお、彼の称号であるクー・フーリンとは、彼の出身国において最も優れた槍兵に贈られるものである。とはいえ、正式にこの名前を受け継ぐ前からクー(犬)の愛称で人々から呼ばれていた。これは、幼い頃から格上の相手にも勝負を挑む(噛み付く)ことからきた『狂犬』という意味の他、彼が騎士になる前に行っていた役目である港町の警備からきた『番犬』という意味も存在している。ただし、彼自身はこの称号を得るには自分はまだまだ力不足であると確信しており、この地方へとやってきたのも伝説的な英雄の称号を受け継ぐに相応しい戦士になることを目的としたものである。
|
+ | 戦闘方法 |
戦闘方法
彼の戦闘方法は槍を扱うという単純にして強力なものである。しかし、その本質は変幻自在の能力であるといってもよい。
彼は基本的には槍兵の常として、相手に付かず離れずの中距離における戦闘を得意としている。しかしながら、能力の応用や体術の習得によって近距離戦闘や遠距離戦闘も特に苦手としているわけではない。そのため、彼と矛を交える相手は距離の調節によって彼に対して優位に立ったと油断することは控えるべきである。彼は能力と合わせて高い敏捷性を誇るため、逆に苦手な距離での戦闘を余儀なくされる危険性が高いのである。とはいえ、完全な近距離及び遠距離特化の能力者には流石に劣る点も存在する。相手が彼に対して優位に立つために重要なのはまず始めに自分の得意な距離を維持することである。
また、彼は強靭な足腰と高い敏捷性によって回避能力が高く、通常隙を生みやすい大跳躍の着地際もほとんど隙を生じない。しかしながら、初見の攻撃には流石に対処が遅れる場合が多い。そのため、彼は多くの戦闘で相手の初撃を防御することによってその速度や威力を見極める。そうして一度見極められた攻撃は2回目以降、単純に繰り出すだけでは命中しないだろう。さらに、能力によって本来では手足が動かせない状態でも槍を飛翔させることによって無理やり戦闘を続行させることも可能である。よって彼に持久戦を挑むとジリ貧の状況になり、いつかは打つ手がなくなってしまう可能性もある。逆に言えば、彼が見極められないような強力な初撃やカウンターを用いて短期決戦を挑めば、彼に対して非常に優位な状況に立つことも可能である。
彼の高い回避能力と持久力、苦手な距離のなさの他に警戒すべき点として、彼の得物である十文字槍【蒼薔薇】の特徴が挙げられる。これは、「突けば槍 薙げば薙刀 引けば鎌 とにもかくにも外れあらまし」とうたわれたように攻防において隙の無い完成された武器であると言われており、特に一度槍を突きはなった後にくる引き際の鎌による一撃は十二分に警戒することが必要である。これで足を殺されれば最後、彼に対して勝利することは困難になるだろう。
最後に放たれる槍撃の威力に関して言える事は、能力による推進力の補助によって達人に近いレベルのものにさらに補正がかかっており、一突きで大地を抉るほど強力である。また速度自体も常人では初見では見切ることが難しいほどのものになっている(無論、十分に警戒さえしていれば回避は不可能ではないが)。しかしながら、他の槍に騎乗しての槍撃はそこまで強力というわけではない。ただし、能力を利用した騎乗状態からの足による操法【貫き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク)】の威力は本来のものと遜色ないものであるため、十分に警戒が必要となるだろう。
まとめると、彼の持ち味は豊富な技と回避能力であり、持久戦に持ち込んで技を見切り優位に立つ戦法は得策とは言えない。彼に対して勝利を収めるには、常人とさほど変わらない筋力や耐久力であるという隙を衝き、強力な攻撃やカウンターによる短期決戦を行う戦法が非常に有効だろう。初撃でペースを掴んで押していけば、完封も不可能ではない。
以下は能力に関しての独自の解釈なので読む必要は特にないです
能力による飛行速度については、基本的に専門が飛翔なので最大出力で加速すれば飛行能力を持った召還獣を上回る程度であるという解釈です。ですが基本的にはケース・バイ・ケースで、後記する重力による反動を受けない限界の速度は、時速100キロくらいであると考えてください。ちなみに、急降下や急上昇の速度もそれくらいです。
なお、能力によって本来不可能な体勢からの回避や攻撃及び急加速や急旋回、急停止を行うことができるが、その際生じるGに対する男の耐久性は戦闘機パイロットに少々劣る程度である。よって、相手が反応しきれないほどの高速で動く場合には当然凄まじいGの衝撃を受けて肉体にダメージを受けることがある。限界を超えれば失神などの危険性も伴うためにあまり多用されるべきではない。
|
+ | 宝蔵院流槍術 |
宝蔵院流槍術「宝蔵院流槍術」概要
遥か昔、とある国のとある寺の僧「宝蔵院」が創始した十文字槍を使った槍術。かつて戦国時代に突入したその国では寺も様々な自衛手段を得る必要があり、その一環として偶然生まれた槍術である。現在では寺院においてこの槍術を行使するものはいないが(毎年一度神社や寺院などで踊りなどと同じく槍術を奉納する神事は今でも続けられている)、「宝蔵院」によって様々な武将の配下にこの槍術は伝えられており、現在でも数は少ないものの幾人かの伝承者が存在している。彼、ルー・ゼルギオスはその中でも正統な第二十代伝承者とされる者に師事し、わずか1年ほどでその全てを会得している。
宝蔵院流槍術の特徴としては、「突けば槍 薙げば薙刀 引けば鎌 とにもかくにも外れあらまし」とうたわれるように攻防にすぐれた槍術であるという点である。そもそも「宝蔵院」が開発した十文字槍というものは突くだけでなく、巻き落とす、切り落とす、打ち落す、摺り込むといった素槍よりも豊富な動作を行うことが出来るように考案されている。
構え
あらゆる武術において重要な動作を行うための構え。基本的には【四股】の構えで対処するものの、相手が遠距離型の能力である場合には【閉足立】に移行して相手の攻撃をしのいでから突撃する戦法を行う。
前に出した右足の膝を軽く曲げて爪先を外八文字に開いた構え。構えが柔軟で、攻撃に転じるのが素早い。動きに棒術を取り入れた宝蔵院流では、小指にやや力を入れて、槍を軽く握る。突きや受けを行う場合には、瞬間的に握りを引き締め、同時に脇を締めて力を込める。
槍を軽く握るのは、時には本手持ちから逆手持ちに切り替え、石突で突く事あるからである。
左右の踵と爪先を地面に接して立つ構え。足場をしっかりと固め、防御に有利な構えとなっている。
歩行
相手との距離を調節し、相手の優位に立つ技。
左足を敵に向かって十㎝前に進めると、右足も十㎝前に進める。これを繰り返して前に進む。退がる場合はこの逆で行う。基本的には間合いを細かく調節するために使われる歩法。
右足を左爪先の左前に交差し、続いて左足を約一㍍ほど左に開く。これを繰り返して前に進み、退がる場合は、左爪先を右足踵の右に交差させ、続いて右足を右に開き、これを繰り返して退がる。ここで大切なことは、腰の高さを一定にし、また腰を振らないことが肝要である。間合いを大きく調節する為に使われる。
攻撃技
一口に攻撃技と言っても、その中には突き、払い、引きといった様々な動作が存在する。
近接武器を持った相手に対応するための技。槍を振りかぶって、柄を頭上に構えて、槍の穂先を、鎌を下にして相手の拳の下に入れる。相手がこれを恐れて、武器で払おうと動く瞬間に、槍を中段に構え直す。すると槍は相手の武器をかわし、鎌は相手の拳の下で回転して拳を斬る。相手の動く瞬間を、鴨が飛び立つ瞬間になぞらえてこの様に呼んだ。
相手の近接武器を鎌で跳ね上げ、その隙に突く技。能力による補助もあってかなりの重量を持つ武器であっても槍の耐久性を無視すれば跳ね上げて攻撃することが可能である。
鎌で相手の近接武器を払い、上段から袈裟掛けに薙ぐ技。【虎乱】
と同じくかなりの重量を持つ武器であっても払うことが可能である。
腰を据えて中段から槍を突き出し、相手が反撃して来たらすかさず槍を振りかぶって上段に構え、相手の攻撃をかわすと共に相手を威嚇する技。相手の反撃を封じる効果が期待できる。
槍を振りかぶって構え、倒れるばかりに思いきり突き出し、前進して相手を突く技。能力の補助もあって、そのスピードはかなりのものになる。
相手の足首に向けて十文字槍を付け、手前に引いて鎌で足を斬る技。突きが本命であると見せかけて引きによる攻撃を行うといった相手の不意を衝く技である。
槍の石突近くを片手で持って、穂先を振り回す技。十文字槍の穂先と鎌で強力な攻撃を行う。
槍を中段に構えて相手の近接武器をを鎌で押さえ、力を込めて槍を振りかぶることによって相手の武器を跳ね飛ばす技。押さえつけることさえ出来れば相手の武器の重量は関係ない。
五月雨の様に「下に振り続ける」技。中段から徐々にフェイントで相手の切っ先を下げて置き、いきなり振りかぶって上段から突く技。能力を併用すればフェイントそのものを見切ることも困難な速度で攻撃することが可能である。
防御・反撃技
槍の特徴とも言える、相手の攻撃を受けて攻撃へと転じるための技。槍が近接武器において無敵を誇る理由とも取れる。
近接武器に対する防御技。相手の鍔元めがけて槍を突き出し、柄を穂先と鎌の付け根で留める技である。
近接武器の中でも、特に刀や剣の類に対応するための技。手が青眼に構えた所で、槍を下段に構えて相手を牽制する。相手が攻撃のため刀で槍を下に払ったら、穂先ではなく自分が膝を突き石突を地面に付けて槍にかかる衝撃を逃し、そのまま相手の鍔元に槍を突き出し、鎌の付け根で刀を押え、つっかえ棒の様にして相手の刀を防ぐ。ここから相手の刀を弾き、攻撃へと転ずる。
中段で穂先を相手の目前に突き構え、相手がこれを恐れて払ったら、槍を振りかぶって刀を外し、延びきった相手の腕を突く技。
素手の相手に特に有効な反撃技。相手の攻撃を槍で受けその反動で槍の柄を相手の足元に廻して打つ。
名前の如く、相手の攻撃を相手の力に従って受け流す技。他の近接武器でも一般的であるが、槍の場合はより攻撃を受け流しやすい。
奥義
宝蔵院流槍術の奥義と呼べる3つの技。どの技も彼の能力との相性がよく、威力を十二分に発揮させることが出来る。反面、その隙は通常の技よりも大きいものになっている。
右手は槍の穂先近くを掴み、穂先をやや上に向ける。柄は殆ど後ろに残し、石突は殆ど地面に付く所に置く。そして、相手が動く瞬間に、放り投げる様にして一度に槍を突き出す技。この時、右手は一時槍を離し、放り投げる様にして石突を掴む。外れてしまえばその隙は大きいものの、速度と威力及び命中精度は申し分ない。
棒術の派生とも呼べる奥義。まず、槍を直立させ、左足一本で立ち、右足を立っている左足の膝裏まで上げる。そこから直立させていた槍の石突を下から回転させ、砂を跳ねて相手に掛け、怯んだ所を突く。攻撃に際して片足を上げるのは、石突を下から廻すのを悟られないようにする為である。
【大乱】と【応無手突】を組み合わせた、広範囲攻撃用の技。まず槍の穂先に近い所を持ち、上段に振りかぶる。そして放り投げる様に打ち出し、石突きを掴んで槍を楕円形に振り回し、一周したら手元に引き寄せて再び同じ技を行う。素早い突きと強力な打撃を組み合わせた技である。
|
+ | 中国武術 |
中国武術中国武術概要
中国四千年の歴史を経て培われた、世界中の武術の元と言われることもある武術。一口に中国武術といっても、一般的に知られている太極拳や酔拳の他にも多種多様な数百種類の拳法が存在している。彼が習得しているのはその中でも槍術や棍術と密接な関係を持っている、八極拳の流れを汲む武術である。
構え
両手の肘を曲げて槍を握り、身体の前で槍の先を身体の側面または身体の前面に向ける構え。右手は槍の石突部分を、左手は槍の中ほどを持つ。
槍身を斜めまたは平らにして頭の上方に引き上げ、上段の構えに切り替える技。基本的に一度伸びきった槍を回収するための技。両手は同時に上に引き上げなければならない。
攻撃技
振りかぶって柄を上方から地面に向けて水平に振り落とす斬撃技の一種。槍身は平らに下げ、素早く力強く行う、片手または両手どちらでも良い。
両手で槍を握り、上方から下に向けて力強く振り下ろす斬撃技。槍頭と槍の前端部分に力が達する。下に振り下ろす時、前で握った左手を後に少し滑らし、打ち付けたときに両手で槍を強く握る。摔槍との違いは、地面まで落とさずに中段の構えで止める点。
穂先を上から下に向けて短く突き刺す突き技。力は槍先に達する。突き刺すとき両手を合わせて手首を引き上げる、両肩は引き上げないようにする。後記する【貫き抉る死刺の槍(ゲイ・ボルク)】の元となった技でもある。
槍を腰に構えた状態から穂先を弧の直径約20cmで回す巻き技。左、上、下と回すのが欄槍、逆に右、上、下と回すのが拿槍である。連続して行う場合は回転の大きさを全く同じにする。
両手で槍を握り、水平あるいは斜めに傾けて、身体の前または身体の横側に向けて押し出す打撃技の一種。槍の先は水平より低くする、力点は両手の間で柄の上にくる。相手を吹き飛ばして追撃を見舞うための技。
石突(槍の根もと、槍先が付いていない部分)を下から上に向けて跳ね上げる打撃技。石突は垂直に振り動かすように跳ね上げ、前の手の力を主に使い動作を素早く行う。
石突を水平に右または左に向けて力強く打ち出す打撃技。前になる手を強く握り虎口(親指と人差し指の間)を石突に向ける。
両手で槍の中段を握り石突を上から下に向けてかぶせるように打ち付ける打撃技。劈槍とほぼ同じように行う、力は短く鋭く出す、打つことに伴い重心を下げる。
防御・反撃技
槍身を弾くように左右に動かす動作。基本的に相手の手足や武器をそらすために使う技。力は軽快に安定させて行う。穂先を振る幅はあまり大きくしない。力点は穂先と槍の前段に達する。
両手で槍を握り、後の手(右手)を後に引き、前の手(左手)は槍の上を滑らせる。その後、急に左手をしっかり握り、槍の先を上に向けて弾き出す動作のいわゆる巻き技。槍の先に力を到達させ、穂先がブルブルと震えるように動く。前の手ははじめは緩くその後急激に握る事によって相手を幻惑する要素も取り入れている。
誘い技
槍の中段を両手で握り、両腕を交叉させ身体の両側を立円で素早く回す誘い技。魅せ技としての一面も持つ。穂先、石突は足の近くを垂直に回す。
|
+ | 我流槍術 |
我流槍術「」概要
彼が実戦において習得した宝蔵院流槍術とも中国武術とも異なる素槍を用いた槍術。彼の持つ豊富な槍の知識によって編み出され、その随所に様々な流派の槍術の動きが垣間見える。また、自らの能力を最大限に生かすための槍術としての一面も持つ。
構え
槍を振り被って、柄を頭上に掲げ穂先をやや下ろした構え。全ての構えに言えることであるが、彼は右利きなので左手が前、右手が後ろになる。
槍を腰位に持って、左側を前面に出した半身に構え、足を開いた基本の構え。又の名を【征眼の構え】ともいい、穂先は相手の方眼につけて威嚇する格好になる。
上段、下段の構えと中段の構えとの中間に位置する構えの総称。上段と中段の構えの中間では右手を肩に乗せ穂先を下に下ろす。下段と中段の構えの中間では右手を腰より下に脅し、穂先を上に向ける。
槍を腿位に持って、左側を前面に出した半身に構え、足を開いた相手の変化に応じる防御の構え。
一方の槍(たいていは【黒薔薇】)の柄に両足で騎乗した状態で、相手を中心に騎乗した槍の穂先を向けて威嚇しつつ相手の姿を正面に捉えたまま円の軌道で地上を飛翔させ相手の隙をうかがう構え。円の軌道の速度は時と場合によって変化し、低速で隙を伺い高速の突きを放つという緩急を利用した攻撃や、逆に高速で円軌道を描き相手に接近を悟らせないという風にも使われる。
歩行
短距離走のスタートダッシュよろしく、両足で地面を蹴って加速し一気に相手との距離を詰める歩法。強靭な足腰から繰り出されるこの歩法の速度はかなりのものであるが、最高速度を維持できるのは10mにも満たない。しかし、間合いの広い槍にはとても相性のよい歩法。
獣が得物に対して飛び掛る様を模した歩法。電瞬と同じく両足で地面を蹴って加速するのだが、大きな違いは加速の為に地面を蹴った後、一度も地面に足を着けずにそのまま相手に飛び掛るという点であり、当然移動距離も短いものになる。しかしながら、相手の不意を衝く奇襲性は高い。
能力によって地面から数mmほど浮いた状態(よく目を凝らさなければ視認することは難しい)になり、そのまま歩行せずに地面をすべるようにして浮遊しながら相手に接近する技。速度もかなりのものであり、最高速度を維持し続けることも可能で、小回りも利く。さらに文字通り雪原や砂漠などの足元が不安定の場所でも十分に速度を発揮することが出来るが、移動しているにもかかわらず足を動かさないために能力の半分以上を相手に晒してしまうのが難点。
攻撃技
槍の石突で相手の足を払う基本的な技。様子見として用いることが多く、力を込めて放たれることは稀である。
足払とは逆に、刃で相手の足を払う基本的な技。
中段の構えで相手の腹を突く基本的な技。足払と同様に様子見で用いることが多く、この攻撃への対処から相手への対処法を編み出す。
【征眼の構え】で槍の有効範囲に入りこう着状態に陥った際に用いる技。相手に穂先を向けて威嚇しつつ、足を固定しながら体の振動だけで相手の胸部への突き出しと引きを素早く連続で行う技。技そのものを命中させることが目的ではなく、相手にわざと隙を見せて付け入れさせ、自分は体を引くと同時に相手の左足に石突きで払いかかることが真の目的である。
上段の【流水の構え】から相手の心臓を狙って突き放ち、素早く引き戻して下段の【流水の構え】に変更し突きを放つ。そして足を右に開いて槍を返し、石突きで相手の左横面をたたきつける。そこから槍を一転させ、【点槍】による突きを放ってフィニッシュする連続攻撃。
上段の構えから頭上で右回しにして相手を牽制して近づけず、突如変蝶して石突きで相手の左横面を打ち付ける。防がれたならばすぐさま頭上で左回しを開始、そして突如変蝶して今度は相手の右面を打ち付ける。さらにここから不意を見て相手との距離をつめ、密着戦に持ち込むこともある。
突技全般に使用する技術の一つ。左手が前に、右手が後ろに来るように持った状態で、突きを放つ際に右手で槍に回転を加えることにより、螺旋を描いた突きを繰り出す。繰り引く時のスピードと破壊力はかなりのものであり、一種の飛び道具と称されるほど。これに能力を加えることによってより絶大なスピードと破壊力を生み出したのがカラドボルグである。
また、応用として穂先に近い部分を持って構えて相手の攻撃を待ち、相手がこちらの間合いに入った瞬間に一気に持ち手を長くしながら螺旋を描いて突きを放つという技も存在する。これは一種の居合い技とも言うことが出来、優れた剣士の放つそれと速度も変わらず、破壊力に関しては上回る技となる。その上リーチも上で、能力によって連発も難しくないという近距離においては最高の飛び道具と言える。ただし、剣士のそれ以上に直線的であり、攻撃をする瞬間を目視できれば容易に回避できるという弱点が存在する。
能力を利用した投槍法の一種。基本的な型としては右手で召還による再装填が可能な【蒼薔薇】の穂先に近い部分を持ち、前方へと飛翔させてレールに乗せたように加速させた槍を放つものがある。穂先に近い部分を持つのは体に槍が触れる時間を長くし、加速時間を長くして高速の投槍を行うためである。彼の持つ唯一の遠距離攻撃手段であり、威力自体は素晴らしいが一度防がれると隙が生じるのが難点。
一気に跳躍して相手を突く技。彼の強靭な足腰から繰り出される跳躍の速度はかなりのものであり、十分な威力がある。
槍と共に体を沈め、相手の刀の下に潜り込む。相手の刀の下は一見危険に見えるが、その実刀の為に相手の死角になっており、意外と安全なのである。その相手の刀の下から、突き上げる技。
槍を切っ先下がりの中段に構えて相手の下肢を突き、そのまま手をずらして槍の穂先近くを持って相手の胸を突く。さらに一歩下がりながら槍を頭上で回転させて相手を薙ぐ技。
左手で素槍を持ち、右手で十文字槍を取る2槍技。素槍は穂先近くを握って、胸元に縦一文字に構え、十文字槍は上段に構える。そして、十文字槍を右袈裟に振り下ろして、相手が受けた所を、素槍を放り投げる様に突き出して相手を刺す技。
玉飛と同じく2槍技。違いは十文字槍を用いて相手の首の払い、その攻撃を避けるか受けたところを素槍を突き出して相手の足元を払うという点。
次々と連続攻撃を繰り出す技。槍を左側を前に出した半身になって中段に構える。始めに相手の面を突く。2本目に槍を左脇に引き右足を出しながら小手を突く。3、4本目に右足を引きながら面、胸を突く。5本目に構えを左前の半身に構えながら小手を突く。6本目に槍を振り被って石突で相手の横面を叩く。しかし、これらは全てフェイントである。真の攻撃は、この後下がりながら上段から面へ突き出す槍である。
防御・反撃技
相手の攻撃を、槍の穂先を動かさずに体捌きだけでかわし、自然に相手を突く技。能力を利用して、地面をすべることによって回避する方法もある。
双葉の両方の葉の如く相手に対応した構え(相手が上段であれば下段、相手が下段であれば上段)を取り、相手の拍子を外して勝つ技。
騎乗技
一方の槍に騎乗した状態でもう一方の槍を使って行う攻撃の総称。基本的に速度が早く、動作中からの回避行動への移行も容易である優秀な技。
槍に「騎乗」して空中を自在に高速で駆ける技。彼の能力の本来の姿とも呼べる技であるが、彼はこの技を卑怯であると考えているために相手に飛翔能力がない限りはめったに使われない。
能力を開放し、全速力での突進攻撃をもってして敵の心臓を抉る技。その最高速度は獲物に飛び掛る猛禽に勝るとも劣らない。そしてこの技の最も恐るべきところは、その形のなさである。構えを必要とせず、地上でも空中でも海中からでも、好機でも危機でも無警戒の状態からでも、時と場所を選ばず放たれる。
弱点はあくまでも直線的な攻撃である、ということ。熟練した達人に対しては隙を見付けて放つ必要がある。 なお、これは【蒼薔薇】を用いて放つ場合の名称であり、【紅薔薇】を用いて放つ場合には【貫き殺す紅薔薇】(ゲイ・ジャルグ)という名称を彼は使っている。
【槍ノ型・円刃】を実行して相手の周囲を円軌道で移動して惑乱し、徐々にその回転半径を狭めていき最終的には相手の体を切り刻むという技。相手は回転半径が狭まる前になんらかの対策を講じる必要があるが、並大抵の反撃ならば容易に回避することが可能であるために上下方向への移動がもっとも安全な対策であると言える。
その名の通り背負った槍に対して魔力を込めて騎乗し、ちょうどバーニアのようにして浮遊した状態になる秘法。両手両足が自由になり、小回りは聞くが飛行速度自体は落ちる様子である。だが、両足自体は自由になっているので地上で足と併用して使う場合にはより高い飛翔力、スピードを発揮することが可能。つまり、低空で有利になるための戦闘方法である。
相手に向かって騎乗状態で突撃して切り払いを放つときに、足元の槍を飛翔させて相手の左右へとすべるように移動し、正面方向への反撃を封じる技。ここからさらに柄による打撃攻撃につなげることも可能である。
奥義
いずれも自らの能力を最大限に発揮した技。行使する際には魔力の集中を行うことが必要不可欠であり、彼は槍を手の中で回転させることによって魔力集中を行う癖がある。なお、槍に宿った魔力は【蒼薔薇】の場合は青白い光、【紅薔薇】の場合は紅い極光という形で視認することが可能である。
飛翔中は槍を自在に操ることの出来る特徴を利用して、一度放った突きを『曲げる』技。相手の回避及び防御行動を読んで放たれるものであり、言い換えるならばフェイントと攻撃を『同時』に行うと言う技。相手の身体能力が超人を超えていない限り、高い戦闘センスによる回避行動を逆に仇とすることが可能である。
本来は彼があやかって名前を頂いた張本人であるケルト民族の神話に置ける大英雄、クー・フーリンがその師スカアハから送られた伝説の神槍であり、それはひとたび投げ放てば数十の棘が相手に向かって突き刺さる魔力が込められているという。また、その他にも投擲すれば必ず相手の心臓を貫き手元に舞い戻るグングニルと同一視されることもあり、この技の名前はどちらかといえばこちらの方にあやかって付けられている。
発動する際に唱える呪文はケルトの言葉で、「”その花は神の呪い””美しくも忌まわしき薔薇の棘”――――【貫き抉る死刺の槍(ゲイ・ボルク)】!!」である。
飛翔中は槍が自らの体に「固定」されるという特徴を利用して、掟破りの足で槍を扱うという彼にのみ許された秘技。足で槍を投げることも可能であり、敵の隙をつくことに特化している。
本来は彼があやかって名前を頂いた張本人であるケルト民族の神話に置ける大英雄、クー・フーリンが編み出した足で槍を扱う秘法の名前であり、蹴って放つのが正しい使用方法である神槍の方のゲイ・ボルクと同じ名前を持つ。これは、伝承の捻じ曲がりによる混同の可能性もあり、どちらが本来ゲイ・ボルクと呼ばれていたのか今になっては知る由もない。
発動する際に唱える呪文はケルトの言葉で、「”暁の魔女の御魂の下””垣間見えるは槍の秘法””研ぎ澄まされし究極の一”――――【貫き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク)】!!」であるのだが、この呪文は基本的に足で投げ放つ場合にのみ、威力を底上げするために唱えるものであり、通常の足での薙ぎには奇襲性を高めるために唱えない。
能力によって高速回転を加えて刺突する必殺の一撃。回転弾(ライフル)の要領で繰り出される突きの威力は重厚な鎧すら易々と貫通し、掠めただけでも相手に重傷を負わせ得るほど。無論速度自体も能力によって大幅に底上げされているため、『完全』に回避することは極めて難しいことだろう。さらに副次的な効果として、空気との摩擦によりかなりの高熱を帯びた状態となる。そのため火傷の追加効果も期待できるだろう。
最大の威力を発揮するためには十分なためが必要である。よって、生じる隙も彼の技の中では最大となる。 本来は本来は彼があやかって名前を頂いた張本人であるケルト民族の神話に置ける大英雄、クー・フーリンを殺すための呪いが掛けられた螺旋の剣であり、クー・フーリンはこの剣を持った相手に一度は殺されなくてはならないというゲッシュを持っていたという。とはいえ、彼の魔術には死からの復活すら行うことの出来るものが存在しており、実際に彼をしとめたのはこの剣ではなかったという。
発動する際に唱える呪文はケルトの言葉で、「”君臨者よ””我が刃にてその心の臓をも貫かん”」「”我が骨子は捩れ狂う”――――【捻り抉る螺旋の槍(カラドボルグ)!!】」となる。
能力によって槍を手首の中で高速回転させて一種の盾とする技。質量の小さな攻撃(銃弾、弓矢などによるもの)に対しては無敵といってもよいほどの防御力を誇る。また、通常武器による攻撃に対しても、一般的な剣や槍では弾き飛ばされることになるだろう。とはいえ、この状態では攻撃を行うことは出来ないため、相手の攻撃を防御しつつ接近することで突破口を開くことが最大の目的になる。
発動する際に唱える呪文はケルトの言葉で「”その花の名は君臨者の盾””彩るは四ツの金角、そして四ツの金皮”」「”我が喉は叫び狂う”――――【熾天覆う黄金の円環(オ・ハン)】!!」である。
【貫き誇る蒼薔薇】(ゲイ・ベルガ)による突進で相手の体制を崩し、渾身の魔力を込めて威力を上げた【挑把】によって相手を空中へと打ち上げ、そして再び【貫き誇る蒼薔薇】によって空中では身動きのうまく取れない相手の心臓を抉り取る、という連続攻撃。
【破断の紅薔薇】(ゲイ・ジャルグ)の魔力を開放し、右手だけで槍の中ほどを持って構えながら相手との距離を詰め、そのわき腹に向かって防御困難の破断の斬撃を放つ技。能力によってある程度は加速されているものの、回避が困難なほどではなく、事前にその切れ味を相手に悟らせてあえて回避させ、即座に宙に浮いた左手で紅薔薇を石突を前にして構えなおし、相手の反撃を回避して本命の柄による鋭い突きを放つ、というところまでがこの技の全容である。
【小なる熱情】とは違い、開放した紅薔薇を右手だけで、槍の石突に近い部分を持って構えながら相手との距離を詰め、防御困難の斬撃を放つ技。【小なる熱情】と比べ、こちらの本命は斬撃であるために威力や速度は上であるが、回避された後は有用な反撃が行いにくいという欠点も持っている。
自らの持つ高い敏捷性を利用し、相手の背後に回って攻撃を行う場合の総称。例えば相手の攻撃に対して相手を飛び越えることによって回避を行いつつ背後を取ったり、高速の突進を繰り出しつつも相手からわずかに左右にずれて相手を通り過ぎ、急旋回して相手の背後を取ったりしてからの攻撃を言う(いずれの手段も体への負担が大きい)。あまり好んでいる技ではないらしく、相手がわざわざ背後を取る必要のある強者である場合にしか使わない。
槍を短めに持ちながら突きを放ち、相手に回避された際に使用する技。体を引き戻しつつ、槍も手元へと引き戻すと見せかけて、能力を発動して槍を相手の急所へと「発射」する、相手の反撃体制を利用したカウンター技の一種。
|
+ | 装備アイテム |
装備アイテム
能力によって召喚される蒼い十文字槍。召喚される際には蒼い光の粒子が折り重なり、槍の形を取って実体化する。また、消滅させるときには再び蒼い光の粒子となって虚空へと消え去る。ルーン文字で名前が刻まれている以外には何の変哲もないようなただの槍だが、特別な名前をつけるあたり思い入れがあるのだろう。
召喚時に唱える呪文はケルト民族の言葉で「”その花の名は神の祝福””我らが祖、ルー・マク・エスリンの名の下に――――”」「”蒼き薔薇よ、今ここに咲き誇れ!”――――【飛翔する蒼薔薇(ゲイ・ベルガ)】!!」と言っているのだが、この地方の人間が解読するのは不可能だろう
【魔人召腕】≪Circular Evocation≫が持っていた漆黒の槍【射殺す黒薔薇】(ゲイ・バロル)が【仙猫華凛】の手によって真紅の魔槍に生まれ変わったもの。『最高の切れ味』を能力として付与され、その切れ味は穂先に止まった蜻蛉が独りでに両断されてしまうほど。当然、触れただけでも用意に血肉を破断する危険性を持っているため、普段はそれを封印するための”聖骸布”という漆黒の包帯状のものを巻いた状態になっている。
”聖骸布”による封印を解き、本来の姿に戻すときに唱える呪文はケルト民族の言葉で「”その花の名は美しき闘争””永き時を経て研磨されし、孤高の光”」「”紅き薔薇よ、今ここに咲き誇れ!」――――【破断の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)】!!」と言う。
なんの変哲もない手入れ道具
本人にとってはこだわりの一品らしい |