叶う筈の無い〝約束〟と――――望み焦がれた尊い〝理想〟 | |||||
名前 | サイス・エンデュート | ||||
性別 | 男 | ||||
年齢 | 20代前半 | ||||
能力分類 | 【近接系】 | ||||
能力条件 | 神格的武器が手元にある時 | ||||
趣味 | 聖剣の整備が楽しいらしい | ||||
好き | 高みへと導く存在、導かれる存在 | ||||
嫌い | 自らを弱いと卑下し、力の無い事に溺れる者 | ||||
大切 | 強さ | ||||
『概要』 | |||||
【死神狂気】の転生体。 | |||||
『容姿/性格』 | |||||
ぼさぼさに〝見える様〟セットされた黒髪に、瞳の奥は灼《アカ》。ほど良く引き絞られた肉体は体の線を整え、アジア人と比べてやや白めの肌は様々な人種が混じった〝雑種〟のようにも見えるだろう。 背中に剣の紋章が入った外套を愛用しており、近付けば仄かに香るペパーミント。鼻孔を擽(くすぐ)る涼やかな感覚は、思考を常にクリアへと押し留め。戦場での一手を加速させる。 外套は本来止めるべきはずの全面部分が常に解放されていることもあり、中に着られた赤色のシャツが僅かに覗けるのが分かる筈だ。 左右の腰に二振りの剣を帯剣しており(右が【無名聖剣】左が【哭雷刃】)常に僅かな聖属性と雷を帯びているので発見は容易い。 首元には長槍【襲《かさね》】の召喚媒介となる『チェーンネックレス』、右手の薬指には短槍【頚切《くびきり》】の召喚媒介となる『指輪』がそれぞれ小物として装着されている。 只でさえ長身と筋肉質な見た目で威圧感があるというのに、更にアクセントとなる小物を装備した彼はまさに〝チンピラ〟と言った表現がよく似合う。 自らが最強であると信じて疑わず、其の為に必要になる努力は一切として厭わない〝戦闘狂〟 普段から修業ばかりの毎日を過ごしており、【聖王の騎士団】へと参入したのも〝力が欲しかったから〟という単純な理由。 騎士団参入後に一度死に、転生という奇跡によってもう一度この世界へと舞い戻った時。生前持っていた記憶や経験の幾つかがノイズがかかったように思い出せなくっていた。いや、それすらも思い出せなくなっていたのだから実質、思い出す可能性がある記憶喪失と言ってしまっても過言ではないだろう。 昔に何を思い力を求めたのか、何故力を求めようとしていたのか。今はまだ、それすらも思い出す事が出来ない。 | |||||
Ability | |||||
【聖善嚥下】} | |||||
清浄、神聖、善良といった徳、善性を備えた神格的武器を融合装着することで自身の鎧とすることが出来る。 融合装着した際、鎧は取り込んだ武器の能力を獲得し。元となった武器は一旦鎧の中で格納、一切の能力を失った状態でのみ排出を可能にする。 つまり取り込んだ武器の性能を獲得した鎧を展開でき、その取り込んだ武器はただの武器に成り下がった状態での使用が可能。 逆に汚濁、邪道、悪徳といった悪性を備えた武器は、取り込むことができず。取り込んで鎧に獲得される能力も本来の能力に比べ性能が半減する。 取り込んだ物の善性が高ければ高いほど自身の鎧は強化されていき、その分強固に、強くなっていく。 | |||||
Arms | |||||
野草と同じ勇者より | |||||
【無名聖剣】 | |||||
片手用直剣に分類されるはずの西洋剣の一種。能力は『噴出』 剣の内部に善性と呼ばれるエネルギーを内包しており、それらを開放することで十レスの間身体能力を上昇させることが可能。 その代り、十レスの身体能力強化終了後は自身の身体能力が半減する副作用を持つ。 | |||||
殺意の肯定者 | |||||
【哭雷刃】 | |||||
ドバルカインによって打ち出された聖剣の一種で、柄から鞘までの全てに関してが〝黒〟で統一されている『聖剣』。 禍々しい雰囲気などは微塵もなく、むしろ清浄な神聖さすら感じさせるつくりで。鞘からその刀身を抜き放てば闇よりも深く、光すら飲み込んで離さない刃が世界へと顕現するだろう。 能力は『聖雷』 自らの体力を糧として雷を発生させる能力を持ち、放出範囲は最大値で五メートル。斬撃波状にして飛ばしたり、簡単な物であれば形作ることが可能。 放出する際に硬度を持たせることが可能であるが、その場合は通常よりも余分に体力を消費する事が確認されている。 更に、雷撃の出力に比例して剣自体の切れ味も上昇。体力を消費さえしなければ通常の剣と何ら大差は無い。 | |||||
歓喜の姉と、沈黙の妹 | |||||
長槍【襲《かさね》】&短槍【頸切《くびきり》】 | |||||
【宝神焔器】の技術によって創り出された長槍と短槍からなる双子槍。 長槍を【襲《かさね》】短槍を【頸切《くびきり》】と呼称し、それぞれが聖属性を孕んだ紛れも無い〝神格武器〟の一種である。 二槍を召喚する媒体として【襲】が『チェーンネックレス』【頚切】が『指輪』と連動しており、これらを所持している状態でのみ二槍を呼び出すことが可能。その代り、二槍召喚中でもその媒介は残り続けるので、実質これらが弱点となってしまっている。 普段は槍としての形で顕現するが、真名を詠うことで本来の姿と本来の力を呼び覚ます。 ・長槍【襲《かさね》】 通常状態は長槍の部類に存在するオーソドックスな槍。持ち主がその名を詠うことで、秘められた能力を開放する(以後、『能力解放』と呼称) 正体は全長2メートルにもなる大型の手裏剣。東方の暗器の一種を規格外に巨大化した代物であり、其処に最早暗器としての秘匿性、隠密性は皆無である。 相手に気取られぬよう使用するのは構造上風切り音が漏れてしまうため不可能で、主に真正面からの力技及び決定打込の牽制攻撃となる事が基本。 投げてから二レス以上が経過すると自動で持ち主に戻ってくる性質は、場合によって最高の牽制となる場合もあるかもしれない。 【限界突撃】《Axel Over》 性能を限界まで引き上げることにより、手裏剣を投擲した際に電鋸の様な削る様に切り裂く凄まじい回転を起こし。触れる物をみな削り斬る。 また、使用者である〝サイス・エンデュート〟が所持している場合に限り、自らの能力値を上昇させるという能力を持つ。 通常時(長槍時も含む)は速度の項目を〝達人未満、玄人以上〟まで上昇させる能力を持つが、能力を全開にして発動させることで〝全パラメーター〟を上昇させる《Axel Over》が使用可能。 ただし、制限時間は4レス。4レス経過後には【襲】の全能力が封じられ、召喚していた場合はその場から消滅。ロール終了時まで『チェーンネックレス』からの召喚が出来なくなる。 〝剛鉄〟と呼称されるには存在しない物質を使って構成されており、不壊とまではいかないが神石に近い硬度を持った。 尚、この武器は〝不変〟という属性を根幹に持ち、彼の能力による鎧化を行う事は不可能である。 ・短槍【頸切《くびきり》】 【襲】の妹槍にあたる、通常状態は短槍と呼ばれる部類のオーソドックスな槍。持ち主がその名を詠う事で、秘められた能力を開放する。 正体は自らの手に馴染む様な大きさに調整されたクナイ。東方に伝わる暗器の一種をそのままに再現した代物であり、姉槍とは違って秘匿性や隠密性に優れている。 構造上攻撃射程が短く、これをメインとして正面から戦うと必然的に近接戦闘よりもさらに近い超近接戦闘に陥りがち。しかも硬度や強度が並はずれているわけではないので、出来る限り使用は懐から唐突に飛び出る〝暗器〟そのものとしての使い方をする方が【頸切】の性能を引き出すためには有効だ。 【憑依装填】《Friendly Calling》 【頚切】を含め、使用者である〝サイス・エンデュート〟が持つ他の武器を系一つまで選択でき、それが持つ能力を他の武器へと移す事が可能。 この能力によって能力を移された武器の重量は増える事無く、逆に重さが皆無となる。しかし、代わりに憑依させた武器の方はその場から消える。 これにより、【聖善嚥下】の能力によって鎧化されたものに憑依させ、憑依した武器若しくは憑依された武器のどちらかが排出可能。憑依という一種の〝武器融合状態〟であるので、武器を取り出す差にはそのどちらか一方を選択しなくてはならず。両方の武器を取り出すことは不可能である。 普段(短槍時含む)は使用時常に他の武器の魂を使用者であるサイス・エンデュートの魂へと半分憑依させる効果を持ち、そのため〝持ち主に掛かる負担、消費の概念を総て軽量化させる〟能力が副次能力として存在する。尚【頚切】単体の重量は零であり、取り回しは非常に容易。 聖銀と呼ばれる呼ばれる銀を使用して構築された一振りで、最大レベルの聖属性を持つ。更に、これによって〝退魔〟としての属性も併せ持つようになった。 尚、この武器は〝不変〟という属性を根幹に持ち、彼の能力による鎧化を行う事は不可能である。 |
名前 | ブルー |
性別 | 女 |
年齢 | ――(定かではないが、低いとのこと) |
身長 | 1m前後 |
分類 | 家事妖精《ブラウニー》 |
趣味 | 『日向ぼっこ』『家事』 |
好き | 『サイスの肩に載る』 |
嫌い | 『嫌い』 |
大切 | 『帽子』 |