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シナリオ　７月７日（土曜日）・その６

　線香花火

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真緒「……何とか消せた、か」[plc]

真緒「無事に消せて良かった……」[plc]

寮長「ええ……」[plc]

莉緒「どうも邪魔が入ったようね」[plc]

芽衣子「次こそは必ずや」[plc]

奏「ああ、終わっちゃった」[plc]

せえら「ですわね、盛り上がってまいりましたのに」[plc]

和「まぁ、いいじゃないか」[plc]

真緒「お前ら、怪我は無いな？」[plc]

皆を見るが、誰も怪我は無いようだ。[lr]
何事もなくて本当に良かった。[plc]

真緒「もう花火は止めにしよう、危険すぎる」[plc]

奏「えー！　やろうよ！」[plc]

真緒「駄目だ」[plc]

せえら「まったく、つまらないセンコーですわね」[plc]

奏「あれで終わりって納得いかないし」[plc]

和「だなぁ」[plc]

真緒「ったく、じゃあ打ち上げ花火以外の花火ならな」[plc]

せえら「……しょうがありませんわね」[plc]

真緒「莉緒、今度は気をつけろよ」[plc]

莉緒「……ふん」[plc]

芽衣子「魔王様、私がしっかり見張っておきますゆえご安心下さい」[plc]

真緒「ああ、今度はぼくがちゃんと見てるからさ」[plc]

寮長「ええ、私も見ていますから」[plc]

芽衣子「ハッ！？　星が消えた？　
今宵では無かったのか……」[plc]

莉緒「どうやらそのようね！」[plc]

真緒「ほら、馬鹿言ってないで花火やるぞ」[plc]

そして、手持ちの小さな花火に各自火をつけていく。[plc]
文句を言いつつも、みなそれなりに楽しそうだ。[plc]

そして最後に、線香花火で七夕の夜を締めくくった。[plc]

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