シナリオ 7月14日(土曜日)・その3
テスト返却
授業開始。[lr]
今日はテストの返却及び、そのチェックだ。[pcm]
真緒「じゃ、テスト返すぞー」[pcm]
途端にざわめく教室。[pcm]
真緒「ほら、静かにしろ。まずは、阿部高」[pcm]
和「おう」[pcm]
真緒「合計三百七十点。良い感じだな」[pcm]
和「そうか」[pcm]
真緒「ああ、次もしっかりな」[pcm]
和「ふ、キミのはそうだな……[lr]
百点どころか千点でもいいな」[pcm]
真緒「……何の話だ?」[pcm]
和「ふふ、気にするな。こっちの話だ」[pcm]
和「それより今度俺に勉強を教えてくれないか。もちろん二人っきりでな」[pcm]
真緒「それは構わないけど」[pcm]
和「約束だぜ? ふふ、楽しみだ」[pcm]
真緒「ああ、じゃあ席について」[pcm]
真緒「次は岸岡」[pcm]
芽衣子「………」[pcm]
真緒「そんなに緊張しなくてもいいぞ。[l]昨日も言っただろ、合格点だ」[pcm]
芽衣子「は、はい、これもすべて魔王様のおかげです」[pcm]
真緒「岸岡が頑張ったからだよ」[pcm]
真緒「ああ、そうだ、次のテストでも同じ結果がだせるようにさ、[l]
補習受けといた方がいいかもって思うんだけど」[pcm]
芽衣子「断る理由がありません。もちろんお受け致します」[pcm]
真緒「良いの? 嫌なら断ってもいいんだよ」[pcm]
芽衣子「むしろお受けしたいのです」[pcm]
真緒「そっか。じゃ、席に戻って」[pcm]
芽衣子「あ、あの……」[pcm]
真緒「どうした?」[pcm]
芽衣子「あの、ご褒美……」[pcm]
真緒「ああ、ちゃんと覚えてるよ」[pcm]
芽衣子「……はい」[pcm]
真緒(次は北上だけど……最後に呼ぶか)[pcm]
真緒「次は寺井」[pcm]
莉緒「………」[pcm]
真緒「補習受けてもらうぞ莉緒」[pcm]
莉緒「ま、いいわ。見張っておかないと大変な事になるしね」[pcm]
真緒「次は頑張れよ」[pcm]
莉緒「ふん」[pcm]
真緒「次は八十記」[pcm]
せえら「………」[pcm]
真緒「凄いな八十記、四百八十点だ。[lr]
こんなに頭良いなんて思わなかったよ」[pcm]
せえら「ワタクシは頭良くなんてにゃーです」[pcm]
真緒「この点が不満なのか? 向上心あるのは良いことだ」[pcm]
せえら「そうじゃにゃーですわ!」[pcm]
真緒「ど、どうしたんだよ」[pcm]
せえら「……まったく」[pcm]
真緒「ま、まぁ、とにかくよく頑張ったな」[pcm]
せえら「……頑張ってなどいませんわ」[pcm]
真緒「………」[pcm]
こんなに良い点なのに、いったい何を怒ってるんだか……[pcm]
真緒「次は寮長」[pcm]
寮長「はい」[pcm]
真緒「満点だ。さすがだね」[pcm]
寮長「いえ……」[pcm]
真緒「はい、次も頑張って」[pcm]
寮長「はい」[pcm]
真緒「さて次は……」[pcm]
奏「ねぇセンセ、アタシ呼ばれてないし」[pcm]
真緒「北上奏」[pcm]
奏「もー、なんで最後なの? アタシ、メイコの後じゃん」[pcm]
真緒「北上は話したい事があるので、授業が終わったら職員室に来るように。[l]
その時にテストは返します」[pcm]
奏「え? 話?」[pcm]
真緒「そうだ」[pcm]
真緒「それと、補習対象者は補習を受けるように」[pcm]
真緒「それ以外でも受けたい人は受けてかまわないぞ」[pcm]
真緒「それじゃ授業を終わります。[l]北上、いいか?」[pcm]
奏「うん」[pcm]
最終更新:2010年07月19日 01:48