シナリオ 7月16日(月曜日・祝日)・その7
先生のこと、どう思う?
寮長「みんな晩御飯食べてくるのかしら」[pcm]
寮長「どうしよう……」[pcm]
寮長「あれ?」[pcm]
奏「あ、寮長」[pcm]
莉緒「お腹空いたわ寮長」[pcm]
寮長「帰ってらしたんですか?」[pcm]
せえら「ええ。とは言いましても、ほんの少し前ですけど」[pcm]
芽衣子「………」[pcm]
和「さすがの俺も疲れたぜ」[pcm]
寮長「お疲れ様です。ところで、先生は?」[pcm]
芽衣子「魔王様なら部屋で休んでおられる」[pcm]
莉緒「ええ、疲れたから寝るって」[pcm]
寮長「そうですか。先生もご苦労様ですね」[pcm]
奏「もー大変だったんだよ寮長。公園でさー」[pcm]
和「ああ、大変だった」[pcm]
せえら「ほんっと寺井と岸岡ときましたら」[pcm]
寮長「………」[pcm]
莉緒「ふん、決闘するには良い場所だったのよ。
ま、邪魔されたけど」[pcm]
芽衣子「怖気づいたのだろう? 私と魔王様に」[pcm]
莉緒「なっ!?」[pcm]
寮長「はいはい、喧嘩はだめですよ」[pcm]
寮長「でも、楽しかったみたいですね。[l]みんなとても嬉しそう」[pcm]
莉緒「べ、別に嬉しくなんか」[pcm]
寮長「ふふ、先生のことが大好きだって、そう顔に出てますよ」[pcm]
莉緒「な!?」[pcm]
芽衣子「言うまでも無い」[pcm]
せえら「ば、馬鹿なこと言うんじゃにゃーですわ!!」[pcm]
奏「アタシはセンセのこと好きだよ」[pcm]
和「俺もだぜ」[pcm]
莉緒「へ、変なこと言わないでよね寮長!![lr]別に真緒くんなんてなんとも思ってないんだから!!」[pcm]
寮長「ふふ」[pcm]
芽衣子「………」[pcm]
寮長「どうしました岸岡さん?」[pcm]
芽衣子「……寮長はどうなんだ?[lr]
真緒様の事をいったいどう思っている?」[pcm]
奏「あ、アタシも聞きたい! だってセンセ、寮長ばっかりだし」[pcm]
せえら「ですわね。あのセンコーときましたら何かにつけて寮長寮長と……
なんだか腹が立ってきましたわ」[pcm]
和「俺も聞きたいぜ。じっくりとな」[pcm]
莉緒「そ、そうね。ついでに私も聞いておかなきゃいけないわ。[l]
魔王に洗脳されてないかを調べなきゃいけないし」[pcm]
寮長「わ、私ですか??」[pcm]
寮長「わ、私はその……」[pcm]
芽衣子「………」[pcm]
莉緒「………」[pcm]
奏「………」[pcm]
せえら「………」[pcm]
和「………」[pcm]
寮長「あ! いけない! お風呂沸かしっぱなしでした!!」[pcm]
寮長「い、急いで見てきますね」[pcm]
芽衣子「待て寮長、その曖昧な態度について説明して貰おう」[pcm]
せえら「……逃げましたわね」[pcm]
奏「メーコは追っかけるし」[pcm]
和「寺井さんは追わないのかい?」[pcm]
莉緒「あ、あたしは別に寮長が真緒くんをどう思おうと関係ないわ」[pcm]
奏「莉緒はセンセのこと嫌いなんだ?」[pcm]
莉緒「き、嫌いとか好きとかそうゆうのじゃなくて──」[pcm]
奏「嫌いなんでしょ?」[pcm]
奏「じゃ、アタシがセンセ貰うね![lr]
ロックなセンセになってもらわなきゃだし!」[pcm]
せえら「だめですわかなちゃん。センコーはワタクシの舎弟ですのよ。お忘れ?」[pcm]
莉緒「ちょ、ちょっと待ちなさいよ![lr]なんで私が真緒くんを嫌ってるのよ?」[pcm]
奏「でも好きじゃないんでしょ?」[pcm]
莉緒「好きじゃないけど……嫌いでもないわ。もちろん魔王は憎むべき相手だけれど」[pcm]
奏「よく分かんないし」[pcm]
莉緒「どうだっていいでしょ![lr]
そんなことより奏にせえらに和、良い?」[pcm]
莉緒「最近すっかりここに馴染んできちゃってるけど、忘れちゃだめよ」[pcm]
莉緒「あの人はね──魔王なのよ!!」[pcm]
奏「魔王でもロックなら別にいいし」[pcm]
せえら「ヤンキーの素質があれば魔王でも天使でもかまいませんわ」[pcm]
莉緒「あ、あなたたち……な、なんてこと……[lr]
魔王の洗脳がここまで進行していたなんて……」[pcm]
和「……やれやれ、これだから女ってやつは」[pcm]
最終更新:2010年07月19日 08:08