シナリオ 寮長ルート 7月8日(日曜日)・その2
胸騒ぎ
芽衣子「今宵ではなかったということか……」[plc]
莉緒「ふふん、残念だったわね!」[plc]
芽衣子「貴様」[plc]
せえら「まったくあの二人と来ましたら」[plc]
奏「でもさ、楽しかったし」[plc]
和「だな。良い雰囲気だったぜ」[plc]
学園から寮への帰り道。[lr]
みんな楽しそうに盛り上がっている。[plc]
でもぼくは、学園長と寮長の事がどうしても気がかりだった。[plc]
あの二人の様子がどうも……[plc]
莉緒たちは学園長や寮長の様子に何も感じなかったんだろうか。[plc]
ぼくだけがこんな風に考えているんだろうか。[plc]
莉緒たちを見てみるが、とてもそんな事を考えている様子もなく相変らずはしゃいでいる。[plc]
だが寮長が一人残った事については誰一人話していない。[plc]
いつもの事なのかもしれないけど……[plc]
いや、でも……[plc]
和「どうしたキミ? 暗いじゃないか」[plc]
真緒「あ、いや」[plc]
せえら「なーに辛気臭い顔をしてますの」[plc]
奏「どしたのセンセ?」[plc]
芽衣子「む、魔王様がどうかされたのか?」[plc]
莉緒「なによ?」[plc]
せえら「センコーが暗いのでどうしたのかとたずねてたのですわ」[plc]
真緒「いや……」[plc]
真緒「お前ら、何も感じなかったのか?」[plc]
せえら「なにをですの?」[plc]
芽衣子「魔王様……ついに??」[plc]
莉緒「そ、そんな!? 覚醒すると言うの!!」[plc]
真緒「い、いや、そういう事じゃなくて……」[plc]
和「どういうことなんだ?」[plc]
奏「意味分かんないし」[plc]
真緒「寮長と学園長だよ。なんかちょっと変だっただろ?」[plc]
和「へん? いつもと変わらなかったじゃないか」[plc]
奏「うん」[plc]
真緒「北上もか?」[plc]
奏「うん」[plc]
真緒「………」[plc]
芽衣子「魔王様、どうなされたのです?」[plc]
莉緒「考え込んでどうしちゃったのよ?」[plc]
せえら「なにも変じゃにゃーですわよ」[plc]
真緒「……そうか」[plc]
……皆は何も感じなかった。[lr]
ぼくだけが違和感を感じている。[lr]
考えすぎ……なんだろうか。[plc]
真緒「いや……違う」[plc]
考えすぎだと言い聞かせても、この妙な胸騒ぎは消えない。[plc]
何か分からないけど、ずっと嫌な予感がしてる。[plc]
だから今すぐ寮長の元へ行こう。[lr]
取り越し苦労ならそれで良い。[plc]
真緒「莉緒たちは先に帰っててくれ」[plc]
和「ん、どうしたんだ?」[plc]
奏「センセ?」[plc]
真緒「ぼくはちょっと寮長の所へ行ってくるよ」[plc]
芽衣子「ならば私もお供致します」[plc]
莉緒「させないわよ!」[plc]
真緒「いや、ぼく一人で行くから」[plc]
芽衣子「し、しかし」[plc]
真緒「すぐ帰るからさ」[plc]
せえら「ふふ、オールしてくるんですのね」[plc]
奏「りょ、寮長と!?」[plc]
和「な、なんだと!」[plc]
芽衣子「ま、真緒様!」[plc]
莉緒「な!?」[plc]
真緒「ば、馬鹿な事を言うなって! すぐ帰ってくるよ」[plc]
莉緒「ほんとね?」[plc]
真緒「ああ、それじゃ気をつけて帰れよ」[plc]
最終更新:2010年07月15日 21:58