シナリオ 7月22日(日曜日)・その7c
般若の如き…
視界が広がっていく。[pcm]
どうやら
メイド長が八十記をどけてくれたみたいだ。[pcm]
……ふぅ、助かった。[pcm]
せえら「ぁ……」[pcm]
真緒「八十記、怪我は無いか?」[pcm]
せえら「にゃ、にゃぁです……」[pcm]
真緒「そうか、良かった」[pcm]
せえら「………」[pcm]
真緒「あれ?」[pcm]
八十記が走り去っていった。[pcm]
事故とはいえ体を触ってしまったから、てっきり怒られるかと……[pcm]
メイド長「要先生……」[pcm]
真緒「あ、メイド長すいません、助かりまし……」[pcm]
メイド長「………」[pcm]
も、もの凄く怒っていらっしゃる。[lr]
こ、これは……[pcm]
メイド長「お嬢様の体をベタベタと……」[pcm]
真緒「い、いや、それは事故で、不可抗力なんです!」[pcm]
メイド長「なんてうらやま……じゃないぜ。おら、ちょっと顔貸しな」[pcm]
真緒「え? え?」[pcm]
真緒「あだだだだっ!」[pcm]
頭が締め付けられる。[lr]
こ、これは、ヘッドロックされたのか?[pcm]
このままだと、あの時のように……[pcm]
真緒「いやぁああああ」[pcm]
メイド長「抵抗すんじゃねぇ!」[pcm]
真緒「変なとこ触らないでぇえええ」[pcm]
和「……連れ去られたぜ」[pcm]
奏「うん……」[pcm]
莉緒「……馬鹿」[pcm]
芽衣子「な、なんというメイド長のオーラ。私が近づけぬとは……」[pcm]
寮長「………」[pcm]
奏「せえらちゃんもなんか変だったね」[pcm]
芽衣子「ふ、それはそうだろう」[pcm]
奏「どして?」[pcm]
芽衣子「分からんのか? 魔王様の愛撫にかかればどんな娘でもああなる」[pcm]
奏「あいぶ?」[pcm]
和「な、なんてことだ! 先を越されちまったぜ」[pcm]
奏「ねぇ、なにそれ? 寮長知ってる?」[pcm]
寮長「わ、私は何も……」[pcm]
最終更新:2010年07月19日 08:54