シナリオ ８月２日（木曜日）・その２
your special
※ビーチ(莉緒の時に使う別浜と同じ）
せえら「到着ですわ！」
八十記に手を引かれ連れて来られた場所は、
岩に囲まれた小さな入り江だった。
真緒「何か、秘密の場所っぽいな」
せえら「ええ、その通りですわね。ここはワタクシしか知らない秘密の場所ですわ」
真緒「へぇ」
せえら「ここならカナちゃんたちも来ませんわ」
真緒「良いのか？ あいつら怒ると思うぞ」
せえら「心配しなくても後で合流しますわよ」
真緒「なら良いんだけど、最近あいつら怒ってるからさ」
せえら「ワタクシとセンコーが一緒だからですわね」
真緒「ああ、最近八十記といる事が多いからだろうな」
せえら「………」
真緒「どうした？」
突然黙りこむ八十記にぼくは聞いた。
八十記は何も答えず、砂浜に腰を下ろした。
★8/2---スチル3
- 日中、海、砂浜に座る二人（水着）
- 構図…うーむ。せえらの横顔、水着ももちろん見える感じ？
- どんなのが一番良いだろう…
- 表情は照れ、楽
○狙い・・せえらの水着姿でVIPPERの心を鷲づかｒｙ
○時間・・日中
○場所・・海、砂浜に座る二人
○人物・・せえら（真緒）
○服装・・水着
○表情・・上記に
○構図・・上記に
○
シナリオ実例・・以下
※注記、ＣＧ3候補
一応ここにＣＧを挟むつもりではいましたが、ここを無し（立ち絵）にしてラストの方にＣＧ
をもってくるのもありかなと考えています。↓もひとつの候補はこっちね
他ヒロインがラストにＣＧを持ってきてるのでそれの統一っていうのと
ここのシーンが短い＆北上のスチルとややかぶってしまうのが理由です
とはいってもここでＣＧ入れる利点は、ＣＧ間隔がちょうどいいのと
水着姿！！( ﾟ∀ﾟc)つ彡という大きな点があります
最終的にどうするかは相談して決めましょう（かなたが動けない状況ならば、絵師さんに一任）
せえら「センコー、ワタクシの隣に座って欲しいのですわ」
真緒「ああ」
促され、八十記の隣に腰を降ろす。
せえら「ここへ来たのは、少しセンコーと大事な話がしたかったからですの」
真緒「大事な話？」
せえら「………」
視線は海に向けたまま、八十記は軽くうなずく。
大事な話……いったいなんだろう。
せえら「センコーはワタクシのことをどう思っておりますの？」
真緒「え？ ど、どういう意味？」
せえら「言葉通りですわ」
真緒「ど、どうって言われても……」
ぼくの生徒だ、と言えば良いだけなのに言葉が出ない。
質問の意味を図りかねてるから……なのか？
せえら「ただの生徒ですの？」
真緒「そ、そりゃあ生徒だけど、ただのって言えば違うと思うし……」
せえら「ワタクシにとってセンコーは」
真緒「え……」
せえら「大事な舎弟ですわよ？」
真緒「……しゃ、舎弟ね」
せえら「ふふ、なにションボリしてますの」
真緒「いっ！？ 別にションボリなんて」
せえら「ワタクシはこれまで舎弟なんてもったことありませんのよ？」
真緒「そ、そうなんだ」
せえら「ええ、センコーが初めてですわね。
なぜだかは分かりませんけど、初めて会った時から舎弟にするべき人だと思いましたわね」
八十記はいったい何を……
ぼくが特別だって事を言ってる？
でもそれは舎弟であって、特に深い意味は無いような……
せえら「ワタクシたちの世界にとって、舎弟とは深い意味を持ってますのよ」
頭の中をのぞかれたような言葉に、思わずドキッとしてしまう。
こ、これって──
せえら「なに黙ってますの？」
真緒「あ、いや……ビックリしたからさ」
せえら「……へ、変な勘違いはしにゃーで下さい。
わ、ワタクシは舎弟は家族みたいなものだと言いたいのですわ」
真緒「あ、家族ね」
せえら「ええ、一度言っておきたくて」
真緒「そうか、そういう事なら嬉しいよ」
せえら「本当ですの？」
真緒「ああ、そう思われる程仲良くなったって事だよな」
せえら「ふふ、そうですわね」
真緒「じゃ、さしづめ八十記はぼくの妹って所かな？」
せえら「い、妹なんて嫌ですわ！」
真緒「嫌なのか？」
せえら「当たり前です」
真緒「じゃ、親戚？」
せえら「嫌ですわ」
真緒「んー」
せえら「ワタクシは……」
真緒「義理の妹？」
せえら「い、妹から離れろですわ！」
真緒「そ、そんなに怒鳴るなよ」
せえら「まったく……」
せえら「ええ、そうですわね。それじゃ、ワタクシは姉にしておきますわ」
真緒「あ、姉か」
せえら「ええ、弟想いの姉ですわね」
真緒「ぷっ」
せえら「なに笑ってますの？」
真緒「いや、本当だったら楽しいだろうなって思ってさ」
せえら「………」
せえら「ま、まったく……馬鹿センコーときましたら」
せえら「ほ、ほらっ！ もう話は終わりですから行きますわよ！」
※※スチル終わり※※
なにこのバカップル
最終更新：2012年01月14日 22:41
