Ｄ-８／２-1

シナリオ　８月２日（水曜日）・その１

　岸岡はもう大丈夫？

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※※補足
※8/2は長いです
※真緒と芽衣子の気持ちの変化がポイントだと思うんだけど、それが難しくなかなか上手にかけません
■真緒→芽衣子　教師と生徒だし（まだ）少し距離を置いた方がいいだろう
■芽衣子→真緒　相変らずラブラブしたい。いつでも側にいたい

※後、プロットの流れを結構変えてます

※芽衣子と真緒の関係悪化の原因が分かりにくいし弱いので
※莉緒に無理やり冷たい言葉を言わせられる＞芽衣子ショクー＞罪悪感もあって莉緒は後のキューピッドに
※に変えるかも
※てかーこの辺全部変えｔ（ｒ

八十記家の別荘を早朝に出て、寮へと戻ってきた。
携帯の時間を見ると、まだ九時前。

朝早くに帰宅する事になったのは、暑くなる前に帰りたいという八十記と阿部高の
意見があったからだ。

寮長「皆さんお疲れ様です」

真緒「そうだな、皆お疲れ」

芽衣子「やはり朝に出て良かったですね。まだ涼しいです」

真緒「そうだな、八十記と阿部高の言うとおりだったな」

せえら「暑苦しく帰るなんて嫌でしたわ」

和「早起きはいい男の条件だぜ」

真緒「莉緒と北上は眠そうだな。ま、今から寝ればいいよ」

莉緒「なに言ってんのよ」

奏「寝るわけないし」

真緒（な、なんで怒る）

真緒「分かった分かった、とにかく中に入ろう」

芽衣子「はい！」

寮長「ふふ」

※真緒、芽衣子、寮長が中に入る。背景同

莉緒「相変らずべたべたしてるわね」

せえら「ですわね」

奏「ねぇリオ、今からセンセを拉致るんでしょ？」

莉緒「そうよ、そうだけど」

和「岸岡さんをどうやって引き離すかが問題か」

莉緒「そうね、それがあるわ」

奏「簡単じゃん。アタシ呼んでくるし」

せえら「ですけど、岸岡も来ますわよ」

奏「だいじょぶだいじょぶ。任せといて」

和「ふ、そうか。なら任せよう」

莉緒「そうね、頼むわ奏」

奏「はーい」

※寮入り口

寮長「では、私は部屋に」

芽衣子「真緒様、私も一度部屋に戻ろうと思います」

真緒「ああ、お疲れ様」

寮長と岸岡が立ち去っていく。
さて、ぼくも一度戻ろう。

奏「センセ！」

真緒「ん、北上か」

真緒「って、そういや莉緒たちはまだ外なのか？」

奏「そだよ」

真緒「なにしてんだ？」

奏「それなんだけどさ、メーコは今どこ？」

真緒「ん、ついさっき部屋に戻ったぞ」

奏「ヒヒ」

真緒「な、なんだ」

奏「センセ来て！」

真緒「ど、どこにだよ」

奏「いいからいいから」

真緒（……なんだろう）

※寮外観

北上に引っ張られ外に出ると、待っていたのはやはり莉緒たちだった。
まさか、ここ最近の怒りをぶつけられるのか！？

真緒「お、お前ら」

奏「連れて来たよ」

せえら「ご苦労でしたわカナちゃん」

和「岸岡さんには見つからなかったかい？」

奏「うん、いなかったし」

真緒「なんだ、なんの話だ？」

莉緒「でもここでもたもたしてちゃ見つかるわね」

せえら「ですわね。すぐにむかいますわよ」

真緒「お、おい、だからなんの話を」

和「ああ、それがいいぜ」

奏「さ、行くよセンセ」

真緒「お前ら人の話をだな」

せえら「まったくうるさいセンコーですわね。
ええ、これからワタクシたちと街へ行きますわよ」

真緒「街に？」

せえら「ええ」

真緒（莉緒たちと街に……）

真緒（それはいいんだけど、岸岡と寮長は）

真緒「寮長とその、岸岡は？」

せえら「……はぁ」

奏「………」怒

真緒「え？　え？」

和「キミという男は……」

莉緒「すっかり洗脳されてしまったようね真緒くん。
でも安心しなさい、あたしたちが戻してあげるわ」

真緒「いや、岸岡は来ないのか？」

莉緒「来ないわよ」

真緒「いやでも、それはまずいというか」

せえら「……まったく、この馬鹿センコーは」

和「岸岡さんはこないぜ」

奏「今日はメーコはだめ」

真緒「でもさ……まだほら、いつあの時みたいになるとも限らないしさ」

せえら「行くのは嫌だと？　そう仰りたい？」

真緒「嫌じゃないけど、行くなら岸岡も一緒にって」

真緒「あ、寮長もな」

莉緒「………」

せえら「………」

和「………」

奏「………」

真緒「そ、そんなに怒るなよ」

莉緒「せえら」

せえら「ええ、メイド長！」

真緒「なっ！？」

メイド長「………」

せえら「ふふ、さぁどうしますセンコー？」

真緒「い、行かなかったらどうする気だ」

せえら「それはもちろん、鉄拳制裁ですわ」

メイド長「要先生、私も無意味に手をあげたくはありません。
どうかお嬢様に従って下さい」

真緒「ぐ……」

和「なぁキミ、岸岡さんなら心配ないさ」

奏「そだよ。ちょっとくらいいいじゃん。
ずっとメーコばっかりだったし……」

真緒「北上……」

言われるまでもなく確かにそうだ。
最近莉緒たちとあまり関われてない。
昨日だって結局岸岡と一日いたような気がするしで。

真緒「大丈夫かな」

莉緒「岸岡芽衣子なら心配ないわよ。寮長もいるんだし」

せえら「なにかあれば連絡してきますわよ」

真緒「そうだな、そうだよな」

奏「ねぇセンセ、行こうよ」

和「ああ、行こうぜ」

真緒「……そうだな、今日は遊ぼうか」

奏「やった！」

和「ふふ、それでこそだ」

せえら「では、行きますわよ」

莉緒「ええ、洗脳を解いてあげるわ。じっくりとね」

真緒「………」

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