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D-8/2-3

シナリオ 8月2日(水曜日)・その3

 うわの空


※寮、食堂
※芽衣子視点


芽衣子「……真緒様遅い」

※ドア音

芽衣子「真緒様!」

寮長「ごめんなさい、私です」

芽衣子「寮長だったか」

寮長「………」

芽衣子「真緒様がなかなか降りてこられない。ここは部屋にいくべきか」

寮長「そう……ですね」

芽衣子「寮長どうしたのだ? 元気がないぞ?」

寮長「いえ……」

芽衣子「この暑さゆえ、さすがの寮長もか」

寮長「岸岡さん、あの」

芽衣子「よし、真緒様の部屋に赴こう」

寮長「………」

芽衣子「ん、なんだ寮長? なにか言ったか?」

寮長「いえ……」



※街中心部


真緒「ったく……騒ぎすぎだ」

とりあえずぼくらが最初に行った場所はボーリング場だった。
あそこなら少々うるさくしようが、ピンの倒れる音に掻き消されるだろう。
なんて考えて行ったんだけれど……

莉緒「あのレーン、呪われるわ」

和「ふ、寺井さんはガーターだらけだな」

奏「センセ、あたしはどうだった?」

真緒「どうもこうも、あんなにはしゃぐとは思わなかったよ」

奏「そうじゃなくて、スコアとかだし」

真緒「スコアは驚いたよ、結構上手なんだな」

奏「へへ」

せえら「まったく寺井とカナちゃんときましたら、ギャーギャーと」

和「ま、楽しかったじゃないか」

莉緒「呪われる……ううん、これはあの女の呪い??」

真緒「……やれやれ」

奏「ね、次はどこ行く?」

せえら「そうですわね」

真緒「どうしようかな、また公園……」

和「………」

真緒「は止めとこうか」

和「なんだと!」

莉緒「どうせなら行ってない所がいいわ」

奏「じゃさ、カラオケ行こうよ!」

真緒「カラオケかぁ」

せえら「絶対だめですわ!」

奏「なんでー?」

せえら「センコー、お忘れ?」

真緒「え、ってああ、音痴とかってやつか?」

せえら「ですわ。断固拒否しろですわ」

真緒「うーん、カラオケなら騒いでも大丈夫だと思ったけど、止めとくか」

せえら「ええ」

真緒「すまん北上、別の所にしよう」

奏「えー」

真緒「また次来た時にでもさ、今回は違う所にな」

莉緒「どこ行くのよ?」

真緒「それだけど、どうしようか。なんか面白い所ってあるかな?」

和「うーむ、キミを連れて買い物をしても悪いしな」

真緒「悪くはないけどさ、荷物持ちしか出来ないだろうし」

せえら「ではどこへ行きますの?」

真緒「うーん」

まだ行った事がなくてぼくが知っている場所……

※回想する演出とか

岸岡と行った教会?
でもあそこは遊ぶ場所じゃないしな。

そういえば、岸岡はどうしてるだろう。
もうぼくがいない事に気がついていると思うけど。

特に連絡もないし、大丈夫なんだろうか。
寮長がついているとはいえ、気になるなよな。
ぼくから電話してみようか。

莉緒「真緒くん!」

真緒「ん、なんだ?」

莉緒「行き先は決まったわけ?」

真緒「思いついた場所はあったけど、そこはちょっと」

莉緒「どこよ? 言うだけ言いなさいよ」

真緒「ん、教会」

せえら「教会?」

奏「遊ぶ所じゃないし」

真緒「だよな」

和「まさかとは思うが、以前岸岡さんと行った場所かい?」

真緒「あ、ああ」

和「やれやれ、キミときたら」

莉緒「ボケッとしてたのはそういうことね。ほんっと真緒くんは!」

真緒「いや、そう怒るなって」

奏「ねぇセンセ、そこ行くの?」

真緒「いや、行ってもつまらないだろうしな」

せえら「ええ、ヤンキーが教会などありえませんわ」

和「さて、それじゃどうする? ここで話でもするのかい?」

真緒「ま、決まるまではそうしようか。まだ時間はあるしさ」

せえら「しょうがありませんわね」

真緒「そうだ八十記、メイド長は?」

せえら「ええ、どこかにいると思いますわよ」

真緒「ああ、そうか。近くにいるならメイド長にでも聞こうかなと」

せえら「メイド長に聞く? どういうことですの?」

真緒「だから、遊ぶ場所とかさ。知らないかな?」

せえら「知らにゃーです」

真緒「……そうか、メイド長は知ってそうなんだけどな」

せえら「………」

真緒「メイド……」

ふと思い出す。

※共通の芽衣子のメイドスチル

岸岡のメイド服姿。
まだ学園に来てそう経ってない時だった。

勉強を教えに行って、そこで岸岡が服を着替え出して……

あのメイド姿、可愛かったよな。
もう一度見たいというかなんというか。

あの頃は岸岡があんな風になるとは思わなくて。
一緒に研修行ったり、ぼくの部屋でしばらく過ごしたりなんて……

莉緒「まーおーくん!!」

※スチル終わり

真緒「お、なんだ?」

莉緒「またボケッとして……」

奏「………」

真緒「あ、いや、ちょっと考え事を」

せえら「どうせ岸岡のことですわよ。まったくこの馬鹿センコーは」

和「キミぃ、いい加減にしたまえよ」

真緒「あ、いや、そうだけど、そんなに怒る事もさ」

奏「怒るに決まってるし」

莉緒「……やっかいな魔法で洗脳されたのね。やるじゃない岸岡芽衣子」

真緒「………」


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最終更新:2010年09月12日 18:16
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