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シナリオ 7月3日(火曜日)・その4

 学園案内阻止!


??「ちょっと!」[plc]

真緒「ん?」[plc]


莉緒「待ちなさい!!」[plc]

寮長「あら? 寺井さん」[plc]

真緒「り、莉緒……」[plc]

莉緒「こんな人気の無い所にいたのね。ずいぶん探したわよ!」[plc]

寮長「先生を案内していたんですよ」[plc]

莉緒「分かってるわ、私には分かってるから。[l]
もう大丈夫よ寮長。私が助けてあげるから!」[plc]

寮長「はぁ……」[plc]

真緒「莉緒、あのな……」[plc]

莉緒「寮長を洗脳しようとしたって、そうはいかないんだから!!」[plc]

真緒「莉緒、ぼくは案内して貰ってただけだよ」[plc]

莉緒「気安く名前を呼ばないで!!」[plc]

真緒「……あのな寺井。[l]早く学園の事が知りたくて、それで案内して貰ってたんだ」[plc]

真緒「昼休みの時間もあんまり無いから、また後でな」[plc]

寮長「………」[plc]

莉緒「ふふんっ、魔王みずから情報収集ってわけ?」[plc]

莉緒「ずいぶんと本気じゃないの! 
ますます見逃せないわ!」[plc]

真緒(………)[plc]

莉緒「私が見張っておくから、寮長は早く逃げて!」[plc]

自然と顔を見合わせるぼくと寮長。[plc]
さて、どうしたものか……[plc]

莉緒「ふふ、情報を得たいなら自分一人で探るのね。[l]
もっとも、私がそうはさせないけど」[plc]

真緒「そうはさせないって、どうするつもり?」[plc]

莉緒「私が監視するわ。[l]もちろん、寮長は返してもらうわよ!」[plc]

寮長「ふふ」[plc]

ぼくと莉緒を見ながら寮長が笑う。[plc]
笑う所なんてなかったはずだけど、何かツボにでも入ったのだろうか。[plc]

寮長「では、私はお邪魔みたいなので失礼しますね。
先生は寺井さんに案内してもらって下さい」[plc]

寮長「私よりも楽しいと思いますよ」[plc]

莉緒「──!!」[plc]

真緒「え?」[plc]

莉緒「寮長も変な勘違いしないで! 
別に真緒君と二人になりたいわけじゃないんだからっ!」[plc]

莉緒「そう、これは……[l]寮長を守るためよ!」[plc]

つまり一緒に来るって事だよな。[plc]
そんな事で何をむきになってるんだ、莉緒は。[plc]

真緒「分かった、分かったから大声を出さない」[plc]

莉緒「ふ、ふん、ずいぶんと物分りが良いのね」[plc]

真緒「でも、案内は寮長にお願いするよ」[plc]

寮長「えっと……」[plc]

莉緒「やっぱり分かってないじゃないの![lr]
危うく魔王に騙される所だったわ!」[plc]


芽衣子「分かってないのは貴様の方だ」[plc]

莉緒「その声は──」[plc]

芽衣子「………」[plc]

莉緒「やっぱり……また私の邪魔をする気ね!」[plc]

芽衣子「………」[plc]

莉緒「なんとか言いなさいよ!」[plc]

二人の喧嘩に慣れ始めてる自分がいる。[plc]

木刀と傘。[lr]
見た目にはデンジャーだがなんの事はない。[lr]
実際は唯の口喧嘩。[plc]

芽衣子「真緒様、私に命じて下さればいつでもご案内いたしましたのに……」[plc]

真緒「あ、いや、委員長だしさ寮長は」[plc]

芽衣子「そんな……私、真緒様を怒らせるようなことをしましたでしょうか?」[plc]

真緒「い、いや、してないぞ」[plc]

芽衣子「では、私が……」[plc]

芽衣子「寮長、すまないがこれは私の役目だ」[plc]

莉緒「待ちなさい」[plc]

芽衣子「……寺井莉緒」[plc]

莉緒「行かせないわ」[plc]

芽衣子「………」[plc]

莉緒「どうしても行きたいのなら、私を倒すしかないわよ」[plc]

そして始まるにらみ合い。[plc]
やれやれ、ここは莉緒たちには悪いけど──[plc]

真緒「寮長、今のうちに行こう」[plc]

寮長「え? でも、私でいいんですか?」[plc]

真緒「もちろん。寮長にお願いするよ、さ」[plc]

寮長「はい……[l]分かりました。では」[plc]


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最終更新:2010年07月18日 00:25
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