シナリオ 7月5日(木曜日)・その6
悪戯されて……
真緒「では……帰りのHRを終わります……」[plc]
奏「センセどうしたの? お昼から変だよ?」[plc]
芽衣子「真緒様、なにかあったのですか?」[plc]
真緒「い、いや何もなかったよ。未遂っていうか……うん」[plc]
莉緒「……なにしてたのよ?
変なことしてたんじゃないでしょうね」[plc]
真緒「ち、違うよ!」[plc]
莉緒「………」[plc]
真緒「じゃ、これで終わります……」[plc]
せえら「………」[plc]
真緒
「はぁ、疲れたな。[l]でもあんな美人にやられるのは結構……」[plc]
真緒「って、ぼくにそんな趣味はぁああ」[plc]
せえら「センコー! 待ちやがれですわ」[plc]
真緒「ん?」[plc]
せえら「………」[plc]
真緒「どうしたんだ?」[plc]
せえら「聞きましたわよ」[plc]
真緒「何の事?」[plc]
真緒「あ、ああ、それか」[plc]
せえら「ワタクシの練習をのぞき見るから
そうなるんですわよ」[plc]
真緒「いやだから、たまたまで……」[plc]
せえら「言い訳は男らしくにゃーですわ」[plc]
真緒「……だな、悪かったよ」[plc]
せえら「ふふん。もっと謝れですわ」[plc]
真緒「笑って悪かった」[plc]
せえら「そ、そこじゃにゃーですわ!
のぞいた事を謝れですわ」[plc]
真緒「ああ、コソコソ見たりしてすまなかった」[plc]
せえら「ふふ、さすがワタクシですわね。
ええ、ええ、許しましょう」[plc]
せえら「伝説のヘッドは心が寛大ですのよ」[plc]
真緒「………」[plc]
せえら「スッキリしましたし、ワタクシは失礼しますわ」[plc]
……やれやれ。[lr]
八十記も困ったもんだ。[lr]
ま、害はないからいいけどさ。[plc]
にしてもあのメイド……[plc]
話によれば、今までもずっと寮や学園にいたみたいだ。[plc]
学園はともかく、寮にもいたなんて気がつかなかった。[plc]
見張ってるって言ってたから、また会う時もあるんだろうな……[plc]
はぁ……[plc]
ま、下手な事を言わなければ言いだけなんだけど。[plc]
真緒「………」[plc]
さ、気を取りなおしていこう。[plc]
これから阿部高と大事な話がある。[lr]
例の中二病なのかそうでないのかを聞くためにだ。[plc]
でもその前に音河先生に聞いてみよう。[plc]
お、ちょうど良い所に。[plc]
真緒「音河先生!」[plc]
双葉「はい?」[plc]
真緒「ちょっといいですか?」[plc]
双葉「え、ええ」[plc]
真緒「あの、阿部高をご存知ですよね?」[plc]
双葉「はい、もちろん」[plc]
真緒「ちょっと聞きたいんですけど、阿部高ってその──」[plc]
双葉「なんですか?」[plc]
真緒「あいつは自分を男だと思ってますよね?[lr]
それって、性同一性障害なのかなと思いまして」[plc]
双葉「あ、その事なんですか」[plc]
真緒「もしそうなら、詳しく知らないので勉強しないと駄目ですし」[plc]
双葉「ふふ、熱心ですね。
とても良い事だと思います」[plc]
真緒「いや、当然の事です」[plc]
双葉「あの子は大丈夫ですよ。
性同一性障害ではありません」[plc]
真緒「違うんですか?」[plc]
双葉「ええ、違います」[plc]
真緒「じゃあ、ただの思い込み?」[plc]
双葉「そういう事ですね」[plc]
双葉「憧れが強すぎて、なり切っちゃってるって感じですね」[plc]
真緒「なるほどね……
ちなみに音河先生もそんな感じなんで──」[plc]
双葉「………」[plc]
真緒(しまった!?)[plc]
眼鏡に手をかけ、ぼくをにらむ。[plc]
『それ以上言うと眼鏡を外しますよ』[lr]
と言わんばかりのオーラを放っている。[plc]
双葉「……何でしょう?」[plc]
真緒「い、いえ、何でもありません。
ありがとうございました音河先生」[plc]
双葉「……いいえ。では、私は部活へ行きますね」[plc]
真緒「はい」[plc]
立ち去る音河先生。[lr]
入れ替わるように阿部高が来た。[plc]
和「きたぜ」[plc]
真緒「良いタイミングだ」[plc]
和「なんの話だい?」[plc]
真緒「あ、いや、こっちの話。
それじゃ、職員室で話そうか」[plc]
和「ああ」[plc]
最終更新:2010年07月19日 01:11