第四回は160サーバーと当たることとなった。
大陸鯖の特徴である1つの圧倒的な連盟が存在するサーバー。
174サーバーは緻密な戦略を立て、得意である高いアクティブを生かし広範囲で相手の防衛網を突破、激しい抵抗に合いながらも得意の侵透戦術で迅速に侵攻する。
最大の懸念事項であった相手の80レベルを174サーバー内で同等の戦力で徹底的に抑え込み首都進攻寸前まで制圧されるももこれを阻止。最終的に全てのエリアを確保し174サーバーの勝利に終わった。
最大の懸念事項であった相手の80レベルを174サーバー内で同等の戦力で徹底的に抑え込み首都進攻寸前まで制圧されるももこれを阻止。最終的に全てのエリアを確保し174サーバーの勝利に終わった。
戦闘レポート
▼準備段階
過去3回のマッチングから推測して前日より予め潜入していた事もあり敵の配置は把握済み、さらに今回よりwikiにデータを記録することによって情報の分散化を防ぎ、周知を徹底。
過去3回で学んだ事を生かす形で事前準備を進めることができた。
過去3回で学んだ事を生かす形で事前準備を進めることができた。
戦力面では首位同士が最終的な数値では劣るものの、上位陣のレベル平均ではこちらが上を行くこともあり、どちらに転んでもおかしくない状態であった。
一方160軍はマッチング2日目に174軍の下見を行う中、突如現れた1位が放った「俺は首都へ3部隊直進する、守らない、お前らはとにかく時間を稼げ」のみであった。
連盟チャットだけで済ませた可能性はあるがセカチャにおいて174軍についての情報共有が行われることはほぼなかった。
一方160軍はマッチング2日目に174軍の下見を行う中、突如現れた1位が放った「俺は首都へ3部隊直進する、守らない、お前らはとにかく時間を稼げ」のみであった。
連盟チャットだけで済ませた可能性はあるがセカチャにおいて174軍についての情報共有が行われることはほぼなかった。
▼破壊工作
160鯖へ潜入した工作員によって無人のエリア要塞に対して攻撃を実施、争奪状態のエリアに入り込む以外にも首位連盟が補給戦に合わせて奪取していた領地を寸断した。
直接的な成果としては領地喪失を恐れエリア要塞全てに部隊が配備されるようになり、結果的に多くのパーツ情報を得ることとなった。
首位連盟は1度、2位連盟は2度本拠地要塞が陥落、3位連盟に関しては全ての領地を失い本拠地は首位連盟に取られることとなる。
ただしマッチングが近づくにつれ相手も気が付いたのか幹部が「そいつに触るな」と指示を出し同じ人物が基地へ攻撃を行うようになった。
直接的な成果としては領地喪失を恐れエリア要塞全てに部隊が配備されるようになり、結果的に多くのパーツ情報を得ることとなった。
首位連盟は1度、2位連盟は2度本拠地要塞が陥落、3位連盟に関しては全ての領地を失い本拠地は首位連盟に取られることとなる。
ただしマッチングが近づくにつれ相手も気が付いたのか幹部が「そいつに触るな」と指示を出し同じ人物が基地へ攻撃を行うようになった。
▼開戦直前
上記の通り第4回は周到な準備の上で行われることとなった。
当日深夜160軍は連盟要塞4・5を前線のミサイル基地目の前の領地に移動、これは174軍の進撃先を同時に攻撃することができる理想的な防衛位置である。
更に1位が北部要塞の目の前に展開、作戦指示通り首都へ直進するものと思われた。
直前になり南部に配置していた要塞は撤去、同じく直前になって174軍の80レベルに気が付く、さらにセカチャに234位が現れなかったこともあり160軍の士気は低下していた。
当日深夜160軍は連盟要塞4・5を前線のミサイル基地目の前の領地に移動、これは174軍の進撃先を同時に攻撃することができる理想的な防衛位置である。
更に1位が北部要塞の目の前に展開、作戦指示通り首都へ直進するものと思われた。
直前になり南部に配置していた要塞は撤去、同じく直前になって174軍の80レベルに気が付く、さらにセカチャに234位が現れなかったこともあり160軍の士気は低下していた。
▼開戦~174軍初動攻勢
前線要塞権利を両方取得していた174軍は全ルートより侵攻を開始、160軍は4エリア+前線要塞2つの計6面の戦闘を強いられることとなる。
特に南部戦線に174軍の戦力が多数確認されたため、160軍も呼応する形で南部へ戦力を集中させることとなった。
特に南部戦線に174軍の戦力が多数確認されたため、160軍も呼応する形で南部へ戦力を集中させることとなった。
北部前線要塞では開幕よりレベル80同士で首位対決第1ラウンドが行われる、レベル80の戦いの場は174鯖へと移ることとなった。
▼174軍による南方侵攻
160軍の1位が開戦時に北部前線要塞前に待機していたこともあり北部に展開していた174軍は少数で、進行速度は非常に緩やかであった。
一方多数展開していた南部の174軍は首都を目指し攻撃を開始する。
160軍は戦線縮小目的で南部前線要塞エリア横の無人区を高レベルで封鎖、174軍はそのためレベル1領地に沿って展開せざるを得なくなった、レベル2領地へ進出すると160軍は首位連盟本拠地石川から2位がもぐら叩きのように174軍を攻撃し戦線の維持を図っていた、この時石川には3位・4位が待機しており、まだ174首位の対処に余裕を持てていたことが伺える。
一方多数展開していた南部の174軍は首都を目指し攻撃を開始する。
160軍は戦線縮小目的で南部前線要塞エリア横の無人区を高レベルで封鎖、174軍はそのためレベル1領地に沿って展開せざるを得なくなった、レベル2領地へ進出すると160軍は首位連盟本拠地石川から2位がもぐら叩きのように174軍を攻撃し戦線の維持を図っていた、この時石川には3位・4位が待機しており、まだ174首位の対処に余裕を持てていたことが伺える。
▼160軍攻勢開始
174鯖へ侵入した1位を中心に構成された少数精鋭の攻撃部隊は前線要塞奪取とともに北部より進行を開始、愛媛と東北ミサイル基地に橋頭保を築くも174軍首位の攻撃で進撃速度は大幅に低下。
しかし戦線を拡大するにも維持する人数が足りない為最短距離で道をこじ開ける以外の方法が見いだせない状況となっていた。
ここまでが開始10分の動きであり、160鯖首位は妨害されることに苛立っていた。
しかし戦線を拡大するにも維持する人数が足りない為最短距離で道をこじ開ける以外の方法が見いだせない状況となっていた。
ここまでが開始10分の動きであり、160鯖首位は妨害されることに苛立っていた。
▼戦線激化
そこから各戦線で拮抗した状況が続き、両軍共に損害を出しながらの戦闘が20分程度続いた。
160軍は南部戦線が伸び切った事を見計らって北部・南部両方の前線要塞を含めた周辺にそれまで守勢に回っていた3位4位を中心に反攻開始、前線要塞を奪取し退却路を封鎖しそこからの包囲殲滅を目論んでいた、特に南部前線要塞とその周辺に対して徹底的な攻撃が開始された。
後方へ進出していた174軍にとって完全な奇襲であり、174軍の主力も転戦している最中だったこともあり、作戦自体は成功し174軍は両方の前線要塞から遮断されてしまう。
しかし遂行のために各戦線から戦力移動したこともあって大きく戦力は分散、首位連盟本拠地である石川が攻撃を受けて固定砲台を化していた2位が大損害を被り前線に展開していた3位4位も174軍主力に連続で攻撃され作戦は中止せざるを得なくなる。
160軍は南部戦線が伸び切った事を見計らって北部・南部両方の前線要塞を含めた周辺にそれまで守勢に回っていた3位4位を中心に反攻開始、前線要塞を奪取し退却路を封鎖しそこからの包囲殲滅を目論んでいた、特に南部前線要塞とその周辺に対して徹底的な攻撃が開始された。
後方へ進出していた174軍にとって完全な奇襲であり、174軍の主力も転戦している最中だったこともあり、作戦自体は成功し174軍は両方の前線要塞から遮断されてしまう。
しかし遂行のために各戦線から戦力移動したこともあって大きく戦力は分散、首位連盟本拠地である石川が攻撃を受けて固定砲台を化していた2位が大損害を被り前線に展開していた3位4位も174軍主力に連続で攻撃され作戦は中止せざるを得なくなる。
▼山形決戦
反攻作戦開始とほぼ同時に160軍は174鯖首都に隣接する山形に侵攻、今回の越境戦の天王山とも言える戦いが行われる。
174軍首位がこの戦いを制し160軍首位は立て直しを図るも174軍は勢いままに前線要塞まで押し戻す、160軍首位は消息が不明となった。
残存部隊は北部後方及び南部前線要塞を目指すように転進を始める。
174軍首位がこの戦いを制し160軍首位は立て直しを図るも174軍は勢いままに前線要塞まで押し戻す、160軍首位は消息が不明となった。
残存部隊は北部後方及び南部前線要塞を目指すように転進を始める。
決戦開始時174軍は相手首都に到達しておらず、前線要塞は両面とも奪取されていたこともあり、ここで敗北すると極めて不利な状況になっていた可能性が高かった。
【緊急入電】
政府関係者から内部機密情報の一部を入手。
174鯖の防衛において最も激戦区だったのは、最大規模の連盟「とりのす」が保有するLv3無人区だった模様。
双方の首位が最大戦力を投入しあい、所有権が何度も入れ替わる激戦地となっていた。
最終的に海軍の数で勝っていた174首位がLv3無人区を取り返したため、山形の防衛戦は比較的円滑に成功したとのこと。
政府関係者から内部機密情報の一部を入手。
174鯖の防衛において最も激戦区だったのは、最大規模の連盟「とりのす」が保有するLv3無人区だった模様。
双方の首位が最大戦力を投入しあい、所有権が何度も入れ替わる激戦地となっていた。
最終的に海軍の数で勝っていた174首位がLv3無人区を取り返したため、山形の防衛戦は比較的円滑に成功したとのこと。
▼戦線収束
南部後方の制圧を終えた174軍は主力の一部が南部前線要塞付近に移動し再占領を進めた。
160鯖内で残るは北西ミサイル発射台周辺、首都後方の三重、前線要塞間に位置する岩手・熊本・徳島を中心とするエリアとなった。
その間何度か首都へ攻撃を仕掛ける174軍であったが160軍上位が未制圧地域からの攻撃及び北西ミサイル発射台によりその都度撃退されていた。
脅威を完全に取り除くため174軍は残りの地域の攻撃を開始、ラグでチャットが使い物にならない中ほぼ同時での攻撃となった。
決戦を終えた174軍首位も160鯖戦線に合流、首都へ進撃を始める。
160鯖内で残るは北西ミサイル発射台周辺、首都後方の三重、前線要塞間に位置する岩手・熊本・徳島を中心とするエリアとなった。
その間何度か首都へ攻撃を仕掛ける174軍であったが160軍上位が未制圧地域からの攻撃及び北西ミサイル発射台によりその都度撃退されていた。
脅威を完全に取り除くため174軍は残りの地域の攻撃を開始、ラグでチャットが使い物にならない中ほぼ同時での攻撃となった。
決戦を終えた174軍首位も160鯖戦線に合流、首都へ進撃を始める。
▼完全制圧
終戦へのカウントダウンが開始してからも174軍は動きを止めなかった。
中間地帯攻撃から160軍も最後のエリアを失うまで約30分奮戦し、174へ侵入した部隊も160軍が全てのエリアを失ってから7分後に全滅したこともあり、最後の最後まで抵抗を続けていた。
中間地帯攻撃から160軍も最後のエリアを失うまで約30分奮戦し、174へ侵入した部隊も160軍が全てのエリアを失ってから7分後に全滅したこともあり、最後の最後まで抵抗を続けていた。
そしてカウントダウン中、174軍は160鯖の首都へ集結、その数は図り切れないほどであった。
▼終戦
160鯖の全てのエリアを失ったのが12時12分、160攻撃隊が全滅したのは12時19分。
そして、12時29分(勝敗報告メールより)首都が陥落、174サーバーの勝利となった。
そして、12時29分(勝敗報告メールより)首都が陥落、174サーバーの勝利となった。
総評
レベルはほぼ対等だったこともあり今までで一番良い戦いだったのではないかと思う。
勝敗を分けた点をいくつか挙げるとすると
勝敗を分けた点をいくつか挙げるとすると
- 首位同士の戦いで勝利し追撃まで行った、負けた方はその後戦線に復帰しなかったこと。
- 反攻の際160軍の上位陣が集結してしまったことで1人のプレイヤーに連続で攻撃を許してしまったこと
- そして何より相手に退路を完全に断たれた状況でチャットが使用不能になっても174軍は個々の役目・目標がはっきりしていたこと。
上げればキリがないためこれ以上は割愛する、歴史にもしもは無いが上記1つでも変わっていれば状況は全く違うことになっていたのは間違いないであろう。
160・174両方の作戦に参加した全てのプレイヤーの健闘を称え(毎回上から目線ですいません)、これを締めの言葉と致します。
※ここ違うよ、ここちょっと違う数だよ等あればお手数ですが加筆修正お願いします、もしわからなければこのwikiの雑談質問のところに置いていただければ確認次第加筆修正します。
「1208越境戦レポート エージェントX」