TG-01b Wock
TG-01b ウオックB型は、HRI(人型兵器研究所)開発した第1世代OA。
アグレッサー部隊が運用した仕様を解説する。
| Wock typeB |
| 分類 |
第1世代OA |
| 型式番号 |
TG-01b |
| 全高 |
19.3m |
| 重量 |
35.3t~ |
| 開発元 |
人型兵器研究所(HRI) |
| 製造元 |
オリゴ軍兵器開発工廠 |
| 運用組織 |
USCU |
| 主なパイロット |
レーヴェ・E・ユーティライネン |
|
ニック・ロズワルド |
|
ヴィネット・ローレル |
|
フィル・ノース(別記) |
| 運用開始年 |
Y.C.2014年 |
| 生産機数 |
12機 |
| 機体の作成者 |
ScrtatchIAAA |
概要
型式番号TG-01b。 オリゴ人型兵器研究所(HRI)が開発したオリゴ軍最初のOA TG-01aの別仕様の機体。
仮想国世界において既に実用化された常温核融合炉「NEKリアクター」を持つ巨大な人型を模した兵器であり、マニュピレーターに射撃、格闘武装を携行し、歩行、跳躍することで不整地を踏破、極限まで高められた機動性を以てあらゆる陸上兵器を駆逐する存在として生み出された。
2004年に開発された1号機の問題点解決のための実験機で、型番においてはaの次の文字であるものの、B型はA型の前身機に相当する。
しかし公にはA型の仕様違いと扱われており、この複雑な事情にはその運用組織が大きく関与している。
開発経緯
2004年に始動した「TG計画(Humanoid Tactical weapons development plan and General weaponization plan(人型戦術兵器開発計画及び一般兵器化計画))」に基づき人型兵器研究所(Humanoid weapon Research Institute)で開発されたTG-01
同機には致命的なある欠陥が存在し、重大な事故を引き起こした。
プロモーションとして極めて有効に機能したOAであったが、オリゴ内部ではこの問題を解決できず、OAの開発計画は鈍化の一途を辿っていた。
それから約10年、OAの駆動部問題を解決する画期的なシステム「mbdf」が完成したことによってOAは遂に机上の空論から脱却して完全なる兵器へと昇華することとなる。
mbdfは「磁力遮断フィールド発生装置」であり、OA用アクチュエータの人体被害を無害化する効果を持つ特殊システムである。
このシステムの構築はHRIではなく「オリゴ軍戦術教導隊USCU」によるものであった。
彼らは独自の技術を用いてウオックの設計に改良を加えることでOAの根本問題を解決し、HRIへ技術提供を行ってきた、この基礎設計を修正してTG-01aへと設計されることとなった。
特徴
本来ステルス性をあまり考慮していないウオックの塗装は青で計画されていたが、本機は特徴的な灰色の塗装を施されている。
USCUの制服も合わせて灰色で仕立てられた機体はオリゴにおいてむしろ目立った存在であり、彼らと本機の驚異的な性能から、彼らは畏怖と敬意をもって灰服と呼ばれている。
またB型はTG-01で想定されていたスペックの制限を独自の設計追加の過程で全て実現可能に作られており、実のところA型の様なデチューンが施されておらず、乗り手を選ぶウオックの中でもとりわけ異常な程のスペックを持たされている。
配備と運用
建造されたTG-01b 12機は全てUSCUへと配備され、実動部隊であるグリゴリー隊にて運用された。
彼らが出撃する事態は国軍の教練か相当な有事のみであり、出てくるたび相手を圧倒する様に誰も彼もが畏敬の念を持った。
特徴的な灰色塗装と強力な性能から同機は「ウオックカスタム」の愛称で呼ばれていた。
バリエーションや派生型
- TG-01(本機の1号機)
- TG-01a(本機の制式仕様、名前とは裏腹に本機の後に完成した機体)
- TG-01 セカンドロットシリーズ
- TG-01G(後期生産型、新装備追加の特別仕様)
仕様
諸元
- 乗員:1名
- 全高:19.3m
- 最軽重量:35.3t~
- 動力:NEKリアクター(イージス方式)
- エンジン:ODJ-EN020
- 推進器:マークスマンズ・エアー社製
BUSH-062 熱核ロケットモーター×2(背部)
BUSH-066 熱核ロケットモーター×2(脚部)
- 補助推進器:APM2003B ヒフスモーター×複数
性能
- 巡航速度:40km/h
- 最高速度:120km/h
- 最高速度(スラスター込み):170.2km/h
- 航続距離:600km
- 実用跳躍高(スラスター込み):65m
装備
- 武装
- ODG-008 60mmバルカン×2(頭部内蔵)
- ODG-010 120mmガトリング砲(背部ラッチ標準装備)
- ODS-023 ホットブレード(背部ラッチ標準装備)
- ODD-004 ラージシールド(標準装備)
- ODS-023(S) ホットダガー
- ODS-026 ホットショーテル
- ODG-013 100mmショートマシンガン
┗ODS-015 対装甲ベヨネット
┗センサーユニット
┗拡張バレル
┗拡張ストック
┗センサーユニット
- ODS-008 対人型兵器用刀剣
- ODS-005 対装甲ナイフ
- ODG-028X ビッグメガバズーカ400mmロケット砲
- ODG-024 380mmロケットバズ
- NKF-X308 NEKO-GUN 150mmレールライフル
- ODD-004 ラージシールド
- ODD-005 スモールシールド
- MSSM-03 4連装ミサイル発射システム
- アビオニクス
- ODE-017 OA用複合センサーユニット
- NRS/04 アクティブマルチレーダー
- 戦術情報処理装置 TDDS.0103
主要武装解説
頭部に搭載される近接防空火器。OAはその巨大さから被発見性が高く、またその形状ゆえにステルス性が全くと言っていいほど皆無のために、対ミサイル、対航空兵器用の汎用火器として設置された。
口径は60mmとやたらと大口径のため建造物を余裕で貫徹し、陸上車両相手でも戦闘攻撃機以上の火力を容赦なく浴びせかける事が可能。
しかし弾頭は通常弾頭であり、これではGVCに有効打は与えづらく、対OAでは牽制射や目眩ましに留まる事になる。
オリゴ軍兵器開発工廠(後のオリゴ兵器開発課)にて試作された大口径ガトリング砲。
口径はなんと脅威の120mm
本機の主兵装で、後端に巨大なヘリカルマガジンを備え、戦車砲レベルの火砲をガトリングガンの要領でで連射する。
120mmの威力を絶え間なく叩き込む事により大体の地上目標や艦船を破壊することが可能、その一方で凄まじい轟音と着弾地点の爆炎を発生させてしまう欠点がある。
対OAやそれに準ずる目標との格闘戦に備えて用意された格闘装備、赤熱化した刃を振り目標を溶断する。糖砂戦争で使用された際は搭載火器のみでも十分に戦車等を圧倒できており、当初必要性を問われていたが、グラノーラ戦役においてOA同士の戦闘が起こり幾度と無く使用される。
刀身は核融合炉、とりわけウオックのものからドライブされる強力なパワーを活かして高電圧を流し発熱させる。
これはGVC装甲さえも融解する程のエネルギー量を誇り、対OA戦において近接武装による白兵戦が極めて有効であるという今までのハイテク戦争から有視界での近距離戦闘への回帰を生み出していった。
小型のシールド。
グルヴォナイトカーバイド製で巨大ながら高い硬度と剛性を持っており、対HEAT性能に極めて優れる。一見一枚板のように見えるものの、その構造は概ねOAと同じように中空トラスやGVC以外の素材も用いた複合装甲である。
ODD-004ラージシールドの亜種モデルで、小型軽量な装備。先端部には打突用の衝角が備わっている。
オリゴ軍兵器開発工廠(後のオリゴ兵器開発課)にて製造された実弾射撃兵装。
本機の主兵装で、後端に巨大バナナマガジンを備えており、上から給弾する形態を取る。
100mmの弾丸を次々に打ち出すことにができる。だが100mmの砲弾はOAを損傷させる最低ラインの威力しか無いため、近距離戦闘で用いる事が想定されていた。
またこの装備は拡張装備で運用用途を変更することができる。
右記のように様々なオプションが用意されており、これらによって射程距離や初速、精密射撃用センサーなどの追加も可能。
USCUでは過剰な装弾数を好まないパイロットが多く、本装備のバトルライフル仕様をよく装備している。
登場作品
- OAV 機動戦士ウオック (第一章「彼の地のグラノーラ戦役」)
関連項目
最終更新:2025年01月10日 19:17