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魔法の銃弾(弾道編) - (2006/05/06 (土) 07:17:17) の編集履歴(バックアップ)


魔法の銃弾(弾道編)

ケネディ暗殺事件の陰謀説の多くは、事件を一人の人間が行うのは物理的に不可能であるとの説に由来しており、この魔法の銃弾説も、その主要な根拠の一つであり、様々な書籍で不可能な射撃であると記載されている。 ウォーレン報告書によると、テキサス教科書倉庫ビルから射撃された銃弾は

1)ケネディ大統領の襟から3.75インチ(約10センチ)下に着弾し、ネクタイの結び目近辺から外に出た。

2)そこでいつの間にか、右側に進路を変えコナリー知事の右胸に着弾した。

3)右胸を貫通した後、右手首を貫通し、太股に着弾した。


また、ケネディとコナリーの銃弾の反応の違いにも、多くの疑惑が指摘された。 同一の銃弾による傷であるならば、銃弾に対する反応も同時に起きなければ、おかしいとの論理である。

ケネディ大統領の喉に銃弾が命中するのは、ザプルーダフィルムで大統領車が高速道路の標識の裏側に位置していた222コマから、226コマの間と推定されている。 標識の影から出てきた大統領は、明らかに喉近辺に異常を感じる動作を開始している。


一方で、コナリー知事が最初に銃弾に反応するのは、それよりも1秒ほど後のザプルーダフィルムの237コマ目と238コマ目の間で、このコマの間で、コナリー知事の右肩が、がっくりと下がり、左の頬が膨らんでいるのが判別できる。 銃弾により圧迫された胸から空気が口に押し出されたものとされた。


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