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VSAND

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vsspreadsheet

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レセプションアタックや、トランジションを指定したいときは、VSANDを使う。

VSANDは、カンマ(,)で区切った二つ以上の条件が、満たされたときの数を返す。

VSANDは主に以下のフィルターと同時に使用する。

Bフィルター

ボールポゼッションによってフィルタをかける。ボールポゼッションとは、ネットを越えてきたボールを相手に返すまでの一連の動作を一かたまりと認識する。言い換えるなら「同じ3タッチ内」

図で解説すると、チームBのレセプションからアタックまでを1ボールポゼッション、チームAのディグからアタックまでが次のボールポゼッションとみなす。


バレーステーションでレセプションアタックをカウントしたい場合は以下の式を使う。
=VSCOUNT(VSAND("*A","*R;B-0"))
  • 「レセプションと同じボールポゼッションにあるアタック」=レセプションアタック。

  • 条件を付けたいプレーの後にセミコロン(;)
  • B-0で同じボールポゼッション、B-1でひとつ前のボールポゼッション

=VSCOUNT(VSAND("*A","aR;B-1"))
「ひとつ前のボールポゼッションに相手レセプションが含まれるアタック」=ファーストトランジション

Bフィルターはレセプションと同時に使うことが基本となる。

Rフィルター

RフィルターはRallyを意味し、前後のポイントによってフィルターをかける。

=VSCOUNT(VSAND("*A","*A=;R-1"))
「ひとつ前のラリーでアタックエラーをした後のアタック本数」

=VSCOUNT(VSAND("*S=","*S#;R-1"))
「サービスエースのあとのサーブミス本数」

使うことはないが、以下の式でも同じ結果になる。
=VSCOUNT(VSAND("*S#","*S=;R+1"))
「ひとつ後がサーブミスになるサービスエース本数」

主に、ミスのあとのプレーの結果や、サーブの継続度合いを見たり、セッターが同じ選手を続けて使うかどうかを調べるときに使う。


Pフィルター

PはPlayを表し、前後のプレーによってフィルターをかける。
主な使用用途はアタックとセットの関係をみることだろうか。レセプションアタックに関してはBフィルターと同様の使い方ができる。


=VSPER(VSAND("1A#","*R#;P-2"))
自チーム1番のレセプション#の後のアタック決定率


=VSPER(VSAND("1A#","*R#;B-0"))
上の式と同じ数値を返す。



=VSCOUNT(VSAND("*1A","aB;P+1")) 相手ブロックに触られた自チーム1番のアタック打数
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