訓練値
戦闘経験などを数値化したもの。「
熟練度」「練度」などとも呼ばれる。
経験値と混同しやすいが別物。
経験値は機械の運用によって得られた知識や改良点、訓練値は中の人の腕や判断力、というところ。
○概略
主に戦闘で上げられ、敵機撃破数に従い大きく上がる。戦闘経験自体でもわずかに上昇する。
敵の訓練値が高いとこちらの訓練値上昇も多い模様。
その他、占拠・爆撃でもそこそこ稼げる。
ユニットを合流・補充すると加わった分との平均になり、補充された側は大体さがることになる。
補充の新兵が入った部隊のベテランっぷりが下がるのも当然か。
その分か、マップクリア時のボーナスは
経験値より大きい。
(小ネタとして、ボーナスはそのマップで出していないユニットにも適用される)
また、
進化・改良しても数値は維持される(強制進化も含む)。
あくまで中の人の数値なので当然といえば当然だが、戦車→自走榴弾砲でも全く同じなのはちょっと不思議。
生産ユニットの初期値が国やマップによって大きく異なり、特に史実敗戦ルートは最初は高かったのが
どんどん下がっていく…と性格付けにも役だっている。
ただその初期値はマップによって一律のため、エリート歩兵だから
擲弾兵より生産時の訓練度が高い、
ということはない。
○効果
数値に応じてユニットの攻撃力・防御力・攻撃優先にプラス補正が付く。
攻撃力は訓練値の10分の1、防御力は20分の1、攻撃優先は100分の1程度のプラスとなる模様。
MAX訓練値(250)だと対空5の機銃も30程度となるので、爆弾を落としに来た
攻撃機を戦車の機銃でボトボトと
落としたりもできる。
また攻撃優先が高くなることで、格上の兵器と互角に撃ち合えるようになったり、同格の兵器に先制できたりする。
具体的な話
訓練250のユニットが受ける補正は、
10機編成で攻撃時、攻撃-防御の通常撃破に加え
敵0~5機(6?)を装甲無視でランダム撃破
(敵が訓練0として)優先度は+4されます
基本的には、装甲が攻撃を上回る場合撃破はできないが
訓練値さえあれば乱数で撃破可能になっている。
司令部が歩兵以外で減ったり、
近衛兵が
B-29を落としたり、
という現象はこの訓練値のため。
このために例えば航空機の低訓練値のユニットは
攻撃>防御となるように爆弾で対地攻撃するべきだが
高訓練値のユニットは敵によっては機銃で先制をとった方が
被害を抑え損害を与えられる可能性が高い
という良く分からない事になったりする
○余談
進化システムの元であるマスターオブモンスターズなどでは
経験値と一体だったため、
「進化すると弱くなる」といういささか理不尽な事態が起きていた。
それを解消するため、
進化・改良に関係する
経験値と、強さに関係する訓練値に分けられたものである。
最終更新:2021年08月12日 13:19