デッキの概要
<無情の微笑み ミランダ>や<狂鳥 ジュリアンヌ>といった強力な低コストユニットを用いて味方の陣地を磐石にして、<追憶の聖戦士 シルヴィア>や<機械槌のウルゴ・バシュー>をはじめとするバーストダメージの出るカードで早期決着を図るデッキである。
キーカード
<無情の微笑み ミランダ>
デメリットが少ない割りにスタッツや効果が破格であり、ユニオンでアグロをする主な理由の1つである。他に強力な3コストのアタッカーが少ない為、よほどのことがない限り採用される。
<狂鳥 ジュリアンヌ>
3コストで確定除去が行えるという破格の性能を持つ。科学のウイルスを手札に抱えるデッキの性質上、ユニットでスペルのような動きをとれるこのカードは確定枠。低スタッツだが<追憶の聖戦士 シルヴィア>や<破壊のアニマ>で有効活用できる。相手の手札にランダムなユニットを与えてしまうものの、そのカードはメモリを消費しなければ使用できない為、メモリに余裕が生まれる前に決着をつければ問題ない。
<錯乱のクロロ>
1コストで2コスト相当の打点が出せる強力なカード。科学のウイルスはアグロユニオンだと有効活用できるのでメリットになりうる。先行1ターン目の理想ムーブであるが、ヘルスが1なのでで<千両役者 ウリノスケ>が天敵。メモリの余りで出すときも<双警機 アルトオルト>や<堅殼戦機 カニテツ>で簡単に処理されてしまうのが難点だが、そのリスクを上回る高打点のハイリターンがある為、頻繁に採用される。
<検体銃士 ペンギート>
豊富なウイルス供給手段を持つアグロユニオンでは2コスト不相応な火力が出せる。自身よりコストの高い相手と相討ちが狙えるので、"2メモリとしてのムーブ"や"被害を抑えながらのガーディアン突破"といった役割を担う。
<猛毒のテトラ>
即点数を場や相手の体力に干渉させることができる器用なカード。ユニット間の有利不利を逆転させやすく、自身はシャドウにより役割を遂行しやすいので採用されやすい。盤面の取り合いが激しいアグロミラーで特に有用である。場に残しやすい点から<追憶の聖戦士 シルヴィア>や<破壊のアニマ>との相性が良好。
<遺伝研究員マリリン>
シャドウがもたらす行動保証で、低火力ながらも回数を重ねて打点を稼げる。<無情の微笑み ミランダ>や<検体銃士 ペンギート>、<デス・アリゲーター>のポテンシャルを存分に利用したい場合は欠かせない。場に残しやすい点から<追憶の聖戦士 シルヴィア>や<破壊のアニマ>との相性が良好。
<デス・アリゲーター>
ウイルス供給不足になりづらいこのデッキでは、味方ユニットの行動を確保させてくれる強固な盾となる。ユニットの効果を無効するカードが苦手。
<破壊のアニマ>
盤面操作やバーストを行う上で数値の高さが役に立つ。基本的には自壊効果を警戒して素出ししない。
採用候補
<孤高の傭兵 ガンウィート>
格上を倒すのに一役買ってくれるアグロ全般で定番のカード。純粋な打点アップや、<ラッキー>への解答をより確保した場合は採用される。
立ち回り
・放置しておくとまずい相手を除き、積極的にフェイスを狙うのがデッキのコンセプト。但し序盤は優位を取る為にボードコントロールすることがある。
・序盤に強力なユニットで盤面を制しつつダメージを蓄積させていき、最後には<破壊のアニマ>+<機械槌のウルゴ・バシュー>などのバーストダメージで逆転される前に逃げきるプラン
・高い数値や協力なウイルスシナジーを駆使することで盤面優位を維持し続けバリューで勝つという対アグロプラン
マッチアップ(目安)
全体除去をされると立て直しが厳しく、切り返し要素がないこのデッキでは不利となる。また、バーストダメージで押しきることを許さない回復手段が確保されている相手を苦手としている。逆に、全体除去と回復さえなければ五分以上には戦える。
有利(6:4)…【コンボラピス】【ミッドレンジタオシン】
五分…【アグロタオシン】【アグロシェド】
不利…【テンポマグナ】【コントロールマグナ】【コンボユニオン】【ミッドレンジシェド】【コントロールシェド】