投手王国
- 一般に先発ローテ投手が全員優秀な選手で固められている状態を指す。
- 類義語として、先発にいる秀でた選手が3人の場合はその3人をまとめて先発3本柱と呼んだりする。
- 2009年度楽天イーグルスに対する世間からの評価。
- 2009/9/9のオリックス戦、永井が9回2失点で完投勝ちし10勝目をマーク。
田中、岩隈に続き3人の投手が二桁勝利をあげることとなった。
- 10勝投手3人というのは、この9月9日時点で両リーグ通じて唯一。
また8月からチームが上昇気流に乗っていたこともあって、マスコミで大きく取り上げられた。
- さらには抑えの福盛にも勝ち星が転がり込んでいたため、最終的には
田中将大15勝6敗、岩隈久志13勝6敗、永井怜13勝7敗、福盛和男7勝1敗
……と、勝ち頭4人を抱えるまでになっていた。
- 10勝投手3人はパでは唯一、13勝投手3人はセパで唯一である。
- そのため、世間には「投手王国楽天」というイメージが流れた。
- しかしこのチームには「袖達」という脅威の存在がいるため、「こんなんで投手王国と言われるとは……」
と大抵のファンは思っている。
- 2010年は最下位だったものの、岩隈10勝9敗、田中11勝6敗、10勝10敗とギリギリだった。
- 2011年は岩隈(6勝7敗)と永井(4勝5敗)は怪我でともに勝ち星は伸びず。田中が19勝5敗、ルーキー塩見が9勝9敗と同世代2人が奮闘。
ちなみに中継ぎの半袖が8勝4敗。3人で30勝は一応達成しているが…。
- 2012年は岩隈のMLB移籍、永井のケガであっけなく崩壊。シーズン途中で田中も怪我してしまう。
そのためローテに2年目の塩見やその年初勝利のドラ1右腕、高卒ルーキーがローテの軸になってしまう。- その結果、田中10勝、美馬&辛島8勝、釜田7勝と3人で30勝も達成できず。
- 現実は非情である。
最終更新:2013年01月12日 23:34