ホセ・フェルナンデス
- 僕たちが情熱を注いで、愛してやまない野球というスポーツを楽しもう。
結果は気にせず、最後の最後は野球というゲームを楽しむことが大切なことだから。
――2012年シーズン最終戦、ホセ・フェルナンデス
- 本名 Jose Mayobanex Rojas Fernandez
- 1974年11月2日生まれ ドミニカ出身 右投右打
- 在籍時の背番号は「42(06')」、「17(07'-08')」、「3(12')」。
- 2005年オフにフロントが本気を出して連れてきた大砲。
- 日本球界暮らしは結構長く、2011年にはFA権を取得して日本人枠に入っている。
ロッテ(03')-西武(04'-05')-楽天(06'-08')-オリ(09')-西武(10'-11')-楽天(12') -オリ(13')と、パリーグを渡り歩く。
- ロッテ時代はリックさん、こさっちとチームメイトだったりする。
また高波とも、猫(04'-05')~鷲(07'-08')~檻(09')と、合計5年もの間チームを変えつつ一緒にプレーしていた。
- 楽天に来るまでロッテ、西武でクリーンアップに座っていたため、住民からの期待は大きかった。
- 3年間ジャーマンやリックさんらとクリーンアップを組み、毎年結構な打点をあげるなど勝負強い打撃を披露した。
- 一方、守備は悲惨で三塁を守らせても、一塁を守らせても……(なので戦略自衛隊である)。
- DHはジャーマンの指定席なので、彼を使うのであればまるで地雷原のような守備を見なければならなかった。
- それに加えて守備でリズムを作るタイプのため、DHに据えると打撃不振に陥る。
- またドミニカンなせいか、暑い季節にならないと調子があがってこない。
そのため夏頃から打点やHRを稼ぎ始めると「来期へ向けた帳尻か」と住民からは言われた。
- HRを打つとアギリータダンスをする。タイムリーの場合は投げキス。
- 2006年オフに三塁でベストナインを受賞。これが楽天選手が初めて獲得したタイトルである。
- 2010年に殿下がサヨナラHRを打つまでは、球団史で唯一サヨナラHRを打ったことのある選手だった
(2006年と2008年に1本ずつの計2本)。
- 実は走るのも割りと好き。最近はサイレントスチールなる技も編み出した。
成功するとこんな感じで失敗するとこうなる。
- オリックス時代は怪我もあって打撃がさっぱり。
翌シーズンはメキシコのキンタナロー・タイガースでプレーしていたが、6月に西武が獲得。
- 復帰後は初出場で早速のエラー、更には電車を乗り間違えての遅刻といったニュースに、「ホセはやっぱりホセ」
と思った人も多かろう。
- 夏場以降打ちまくり、西武が急浮上するのに一役買ったが、2011年シーズン終了後、契約面で折り合わず退団。
- 2012年、杜の都へと再び帰ってきた。
- 得点圏打率.345、チーム2位の51打点を稼ぐものの期待されたHRはわずか3本にとどまる。
シーズン終了後、またもや自由契約となった。
- 2013年7月、得点力不足に嘆いていたオリックスが再獲得した。4年ぶりの復帰となる。
しかし前年よりさらに成績を落としてしまい、シーズン終了後退団。
- 息子のアレクサンダー君はとってもかわいい。
一歳のとき、ホセと一緒にお立ち台にあがったことがある。
だからなのか、彼は楽天ファンらしい。
- ポエマー。読書家で、聖書などから引用したコメントを多く残す。
- その名言は人を惹きつけ、一時期携帯公式にホセ専用のコーナーがあったほど。
- さらには雑誌「野球小僧」で「ホセ・フェルナンデスの人生相談」が連載された。
ホセ語録
- 他人が自分を信じない時、王者は自分を信じる。
- 人生とは野球そのもの。とにかく楽しむべきだ。それはなぜか。
人生には悪いときが必ず来るけど、それに対してわれわれは何もできないからさ。
- 自分で選んだ道ならば、それを愛さなければならない。人生の80%は仕事。オレは野球が大好きなんだ。
- 人生とは野球そのものであり、選択肢がある。ギブアップするか、ギアを切り替えて加速していくかだ。
- そう、野球とは人生そのもの。今日が悪い日だったとしても、明日太陽が昇れば、輝く瞬間が必ず来るのさ。
- 昨日は過ぎ去ったこと。明日はまだ来ていない。オレは今日ここにいる。がんばるだけさ。
- 人生の目的とは、人を愛することを習得すること。人生から愛を取ってしまったら、ゼロに等しいんだよ。
- 失敗を考えれば、結果はおのずと失敗だ。勝つことに賭ければ、それだけで一歩前進なんだよ。
- 「昨日は歴史、明日は何が起こるか分からない。今日は今日」
- もし、あなたが愛し続けることができる仕事を見つけられたら残りの人生、働かなくても良いだろう。
- 相手がトランプのエースを持っているなら、こちらはエースを二枚もっていなければならない。
- 日々時間が経つにつれ、あなたのキャリアの終わりに近づいていく。だから、あなたの得た機会を楽しんでいこう!
(2011.10.10)
- このショーを1秒1秒、一瞬一瞬を楽しまなければいけない。
なぜなら、カーテンが下りてしまったらショーが終わり、楽しみも終わってしまうから。
最終更新:2014年11月01日 02:47