Kaiとは...
- 2008年5月に開始されたオープンソースプロジェクト。主に3人の開発者。
- ストレージ分散型のKey/Valueストア
- Amazon.comが2007年に発表した"Dynamo"を元にオープンソース版として開発
- P2Pアーキテクチャを採用
- 将来的にはChordを使用?。分散ハッシュテーブルを実現するアルゴリズムの一つ。P2Pネットワークにおいて、サーバを用いることなく高速にコンテンツの検索、ルーティングを行う手法。
- Kaiのクライアントは"memcache API"を使用
- ノード(厳密にはプロセス)からなるクラスタ
- マスタノードがいないため,単一故障点がない
- ノードの追加除去:システム停止やデータ再配置を伴わないため,厳密な容量設計や過剰な初期投資なしにシステムを構築し,運用状況の変化に合わせてその規模を柔軟に調整
- 100台規模まで拡大可能
- ノードリストをノード間で共有するため伝染プロトコル(ゴシッププロトコルとも呼ばれる)を利用
- 定期的にランダムに選んだノードとノードリストを交換
Key/Valueストア
- 任意の値(ビット列)をキーに対応づけて保存し,そのキーを指定して値を取り出します。
- キーには,空白と改行を含まない。
指数的増加
- 2乗、3乗、4乗……というように何乗のところが変化
運用例:gooホーム
最終更新:2010年05月27日 09:32