Taste of Sta. Rita Hills(2012年4月訪問)
昼過ぎに
Paliを後にし、ファーストフードで腹ごしらえした後、この日のメインターゲットである
Lompoc Wine Ghettoに移動。そしてWine Ghettoの中で最初に訪問したのがここ、Taste of Sta. Rita Hillsだった。気づけばここで訪問ワイナリー&テイスティングルーム100軒目だ。
小さなテイスティングルーム内は大変な混雑だった。さすがに休日のWine Ghettoはすごい。
テイスティングは$10で、自分が訪問した際に飲めたのは以下。
Moretti Bianchetto 2010 ($17)
やや薄い色。だいぶ冷えていたせいか香りはあまり感じられなかった。瑞々しく透明感があり苦味が効いている。酸味もギュッとしていてツバのわく感じ。
Moretti Chardonnay Zotovich Vineyard Sta. Rita Hills 2010 ($25)
Bianchettoに比べると、よりしっかりした色、より甘くまろい香り。味も甘さ主体。はんなりした苦さとしっかりした酸も感じる。
El Rey Pinot Noir 2009 ($36)
ややくすんだ暗い赤紫。酸の、パンチの効いた香り。梅干しっぽい感じも。舌触りがなめらかで酸味がくっきり、渋味もなかなか。
Thorne Estate Pinot Noir Rio Vista Vineyard 2008 ($36)
ややくすんだダークな色。梅干しっぽい香りが強い。酸味が強く、渋味もしっかり。
Huber Dornfelder 2008 ($28)
血よりも暗く、エッジがヴィヴィッドな赤紫。アルコールっぽい刺激を伴いつつ、柑橘っぽいエステリーさもある香り。スルスルとした飲み口でボディは軽めだが、渋味、酸味、苦味ともにしっかり。じんわり辛いアフター。
全体的に悪くないが、オッと思うほど美味かったり安かったりはしなかった。Paliでコスパ抜群のピノに出会った直後だったから、そう感じたのかも知れないが…。いや、実はこの時間帯、ついさっき食べた昼食が胃にもたれていた。恐らくそのせいであまり美味しく感じられなかったのだ。ワイナリー&テイスティングルーム訪問時に昼食を食べすぎてはいけない。
なお、この店が取り扱っているワインの中には、大人気のSea Smokeのワインも入っている。ただ、Sea Smokeをテイスティングさせてくれる日があるのかどうかはわからない。
最終更新:2013年05月19日 23:48