Dunn Vineyards(2011年12月訪問)
第1回ナパ旅行最後の日、ここDunn Vineyardsを訪問させてもらった。
このワイナリーのホームページには、ワイナリー訪問について何ら書かれていない。してみると、ここは通常は訪問客にテイスティングをさせたりはしていないようだ。だが、某サイトでここを訪問した人が居ると知り、恐る恐るメールでお伺いを立ててみたところ、訪問を許して頂けた。
まさに家族経営のこのワイナリー、オーナーのランディ・ダン氏はかつてケイマスでワインメーカーとして名を馳せた方だそうな。アルコール度数は高すぎてはならないという確固たる信念のもと、比較的アルコール度数の低い、山カベの極地ともいうべき長熟ワインを醸しているのだとか。
メールで教えて頂いた道順を追っていくと、番地以外はワイナリーの名前を書いた看板も無い門を抜け、白い建物に辿り着いた。ここで、メールの対応もしてくれたクリスティーナさんと2匹の犬が我々を出迎えてくれた。
ここでは、まずワインを醸造するタンクを見たあと、洞窟のカーヴを見せてもらった。このとき家族もカーヴに入れてもらえ、子供は走って大はしゃぎ。妻も初めて入るカーヴに印象深げだった。
次いで、事務所に戻ってから、以下の3つをテイスティングさせてもらった。
2007 Napa Valley Cabernet Sauvignon
2007 Howell Mountain Cabernet Sauvignon
2005 Howell Mountain Cabernet Sauvignon
ワインは、前日から抜栓してあったとのこと。驚いたことに、Howell Mountain同士を比べると、2007年よりも2005年のものの方が渋い。まだしも長く寝ている分だけ、飲みやすくなっているはずだと思っていたのに。クリスティーナさんは「2005年はStrongだから」というような事を仰っていた。私がテイスティングをしている間、クリスティーナさんは息子にクレヨンを貸してくれ、遊び相手になってくれていた。
お土産に何か買って帰ろうと思い、品揃えを訊いてみたところ、バックヴィンテージも結構揃っていた。1998年のナパ・バレーとハウエル・マウンテンをそれぞれ1本ずつ買わせて頂いた。帰りがけに、Dunn Vineyardの1年の様子を記録した動画が入ったDVDもおみやげとして頂いてしまった。
テイスティングに対しては、お金を払っていない。メールでのやりとりから一貫して、それについては何も言われなかった。対価も取らずにあれだけ真摯な対応をして頂いたのかと思うと、実に恐縮。こうなると、ワインの1本くらい買って帰らなければと思ってしまう。
何はともあれ、買って来た'98年を飲むのが楽しみだ。
最終更新:2013年12月29日 12:27