青の部隊 505小隊 ULZ

ヘッドホンスパイラルへの入り口 ~おうちの中が耳あてだらけ~

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匿名ユーザー

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書いたきっかけ


最近 MDR-7506 というヘッドホンを買った。
音漏れの心配も少ないし、ガンガン通勤に使っている。
これを入手するまでにたくさんのイヤホンを調べた。
自分の整理がてら、知ったかぶりを交えて記事にしてみる。

これは自分がヘッドホンスパイラルに陥らない為の自戒である。
…MDR-XB40exとか欲しいなぁ。


そもそもどこが違うの?


間違ってたら指摘よろ。

音ってのは要するに波である。
そして音声データは波のレベル値を離散データで表したもの。
このデータをDA変換にかけた波形データから、
ドライバユニットに掛けた電圧で振動を発生させる。

ドライバで良くあるのはダイナミック型とBA型。
ダイナミック型はユニットがでかくなるが音圧を作りやすい。
BA型はサイズを小さくできるため、鼓膜に近い位置に配置できるため、
繊細な音を表現するには良いんだそうだ。高いけど。

その振動を音に変換するのは紙やプラスチック、
はたまた人工ダイヤのジルコニアなんかだったりする。
素材それぞれに特性があり、この時点で音に色付けがされる。
さらにハウジング素材の共鳴なんかも手伝って、
特定の音域が強調/減衰され、様々なキャラクターが付く。

うまいこと倍音成分が乗ればきらびやかになるし、
逆にもとの波形がいびつに変形すれば聞きづらい音になる。
それら材料の特性を見極め、小さなユニット内に閉じ込めるんだから、
んなもん簡単に良い音なんかでるわけねー、と。

サイズの制限を乗り越え、人が心地よく聞ける音色にしたものが、
市販されている高級イヤホンの類だ、と。

さらに言えば聞く側の耳の特性もさまざま。
PC用のちっちゃいスピーカー使ってる人とかだと、
ベースの低音がカッコいい曲教えたら「聞こえない」って言われたりする。

要するに、完璧とか究極はありえない果てしない世界ってことです。
自分が何を求めてるかをはっきりさせて、うまく妥協するしかない。
普通の人は1万円以上のは聞かないほうが良いと思う。
妥協できるレベルが上がって後悔するよw


音の分離感と倍音について


音の分離感というのは、
要は複数の楽器が鳴っている時の聞き取りやすさだ。
分解能って言い方の方が一般的なのかも。

いろんな所で語られているが、
いまいち原理が謎のこの現象。
でも結構重要な要素だ。
この謎について考察してみる。
※ あくまで仮説なので、参考意見までにー。


楽器やってる人の言葉で、
「アンサンブルでのヌケが良い」
って言葉がある。

これは倍音成分も含めた楽器の音の周波数特性が、
他の楽器とバッティングしていないことを意味する。
ラジオの混信をイメージしていただけると近いかもしれない。
あと耳の聴覚特性も関係してるだろうね。
聞こうと思ってる声以外がマスクされるっていうアレね。

ヌケが良い音はこう、ダイレクトに飛んでくるので、
一緒に鳴らしてて気持ち良い。
ドラムやベースとかがヌケが悪いと、
みんなのリズムがバラけてぐちゃぐちゃになるね。

楽器が発する音は単音ではない。
2倍音、3倍音・・・というように、
n倍の周波数の音が乗る。
これは音を華やかにするけれど、
ヌケの悪さの原因になる。

ちょっと脱線したけどおそらく、
分解能 = ヌケの良さ
になると思われる。

ドライバから出た音が共鳴板に当たったとき、
これがいつまでもゆれ続けていたり倍音を発生していた場合、
占有する周波数帯域が広がる。
これがヌケの悪さの原因だと思われる。

つまり、ヌケの良さと音の華やかさは両立しずらい要素なのね。
モニター系のヘッドホンでボーカルが弱く感じるのは、
おそらくこれが原因だと思われる。
豊かな倍音を含む声というのは非常に魅力的だからね。

てなわけで・・・
多くの楽器が絡む曲ではハードなモニター系ヘッドホン、
トリオとか少人数構成の場合はソフトなヘッドホンが、
それぞれオススメなんじゃないかなと思う。


選び方


またあとでかきますー

  1. 気が済むまで買い集め、orzを繰り返す。
  2. いわゆる2chとかのランキングで決める
  3. お店に行って聞きまくる
  4. アップル/ソニーマンセーの信者コース

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