アプリ開発会社のオンライン人狼ゲーム市場への参入
目次
現状分析と問題提起
国内ゲームアプリの市場規模、人狼ゲームの市場規模、共に成長している。にも関わらず、両者の市場にまたがる、(オンライン)人狼ゲームアプリの市場規模は伸び悩んでいる。需要はあるが、供給が見合っていないためである。
国内ゲームアプリの現状
【図1】国内ゲームアプリ市場規模推移(クリックで拡大)
【図2】国内メインゲーム環境別ゲームユーザー分布(クリックで拡大)
【図3】若者のデジタル端末の所有率(クリックで拡大)
【図4】端末別ゲーム市場の市場規模推移(クリックで拡大)
『ポケモンGO』が大きな話題。2016年の国内ゲームアプリ市場規模は9690億円に(【図1】)
2016年の国内ゲームユーザーは4446万人。約半数が、アプリゲームのみをプレイ(【図2】)PCのオンライン人狼ゲームユーザーとスマホのオンライン人狼ゲームユーザーは重複しない
ブラウザ上のオンライン人狼ゲームが飽和状態に達していても、オンライン人狼ゲームの需要は尽きていない(アプリの需要は残っている)
PCゲームからスマホゲームに需要が移りつつある(【図4】)
若年層がPCを持っていない(【図3】)
PCのオンライン人狼ゲームは整備されているが、スマホは原生林。
人狼ゲーム市場全体の現状
2013年から2014年にかけてブームが起こり(TV番組、ネット番組、ストリーミング等)、知名度を獲得する。ブームは去ったものの、成長が止まったわけではない。特に、長期的に成長しつづけるであろう、人工知能。その研究対象として人狼が選ばれつつある(後述)。人狼専門の商業施設もわずかずつではあるが増加している。
(図例:人狼ゲームの市場規模の推移)
市場
2010年
2015年
2017年
全体
○○千万円
○○千万円
○○千万円
対面人狼ゲーム
○○千万円
○○千万円
○○千万円
PC版オンライン人狼ゲーム
○○千万円
○○千万円
○○千万円
スマホ版オンライン人狼ゲーム
○○千万円
○○千万円
○○千万円
出典:○○
株式会社人狼の存在(蛇足のため削除予定)
2012年に設立。人狼関連の業務を一手に引き受けている。適当。
人狼と人工知能
将棋・囲碁に次ぐ、人工知能の活躍の場として、人狼ゲームが選ばれつつある。(ソース)
日本学術振興会
一般財団法人人工知能学会
澪標アナリティクス株式会社
株式会社人狼
公益財団法人中山隼雄科学技術文化財団
(図例:人狼ゲームに割かれる予算の推移)
出典:○○
【人狼ゲームに関する出版物の数の推移】
項目
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
本
0件
3件
3件
3件
4件
3件
記事・論文
0件
5件
11件
13件
3件
1件
出典:国立国会図書館サーチ(検索語「人狼」)
オンライン人狼ゲームの現状
PC(蛇足のため削除予定)
るる鯖・わかめて鯖の2強。(具体的な数字)
その他、中小規模の鯖が乱立しており、それぞれに固定のユーザーが付いている。
ここからシェアを奪い取るのは難しい。
スマホ
人狼オンラインX 、人狼Zオンライン 、汝人狼也 、人狼村 の4大勢力。
(ただし汝人狼也と人狼村はAndroid非対応)
いずれもオフライン人狼ゲーム用アプリ『人狼ゲーム ~牢獄の悪夢~』に累計DL数で大きく劣る。
+
人狼オンラインX
累計DL数GooglePlay 10万以上
App Store ○○万
評価GooglePlay総合 3.4点
ゲーム性 3.1点
グラフィックス 2.6点
操作性 2.8点
App Store
推定ユーザー数 ○○人
概要
+
人狼Zオンライン
累計DL数
評価GooglePlay総合 3.1点
ゲーム性 3.3点
グラフィックス 3.0点
操作性 3.0点
推定ユーザー数 ○○人
概要
+
汝人狼也
累計DL数
評価App Store総合 ○○点
ゲーム性 ○○点
グラフィックス ○○点
操作性 ○○点
推定ユーザー数 ○○人
概要
+
人狼村
累計DL数
評価App Store総合 ○○点
ゲーム性 ○○点
グラフィックス ○○点
操作性 ○○点
推定ユーザー数 ○○人
概要
問題点
第一に、どのオンライン人狼アプリゲームも、他ジャンルのアプリゲームに比べ、評価点が低い(4.0を下回る)。オンライン人狼アプリ市場が未開発であることの証拠である。次に、操作性に対する評価が最も低いことが、全てのオンライン人狼アプリに共通する。ユーザーの要求が操作性の向上にあることを示している。
原因
オンライン人狼ゲームを開発する上で、データベースの構築やサーバーの運用が必要不可欠である。これが技術的障壁となり、新たなアプリの参入を阻んでいる。そのため、オンライン人狼アプリ同士の競争が起こらず、ノウハウも蓄積しづらい。結果、魅力的なアプリが登場せず、ユーザーが増えない。
どのようなアプリを開発すればユーザーを勝ち取れるのか、ユーザーが求めているものは何なのか。この点については後述する。
対面人狼ゲームの現状
商業施設
+
人狼ハウスHOUSE
○○年に○○店をオープン
○○年に○○店をオープン
○○年に○○店をオープン
地域人狼会の存在(蛇足のため削除予定)
法人格の無い主体(大抵は○○会という名称の、有志の集まり)が、地域で人狼ゲームを開催している。(例示)
家庭用カードゲームの現状(蛇足のため削除予定)
解決方法の提示
潜在ユーザーのニーズに答えるアプリを開発・リリースする。
アプリ版オンライン人狼ゲームに必要な機能
優先順位
動作の軽快さ、視認性
ビジュアル
ゲーム性(公平性)
要件定義
別用紙
マネタイズ
人狼ゲームの必須機能である「仮面」(ゲーム毎に切り替わるアバターのようなもの)をガチャで販売する。人狼ゲームの要素の「役職」を自由に選択できるカードをガチャで販売する、等。
100万ユーザーを確保し、100人に1人が1000円(10連ガチャ1回分)課金したとすると、1000万円の利益が獲得できる。
多少Pay to Win要素が入ってもユーザーは逃げていかない。
制作・運営の費用
アプリのリリース ○○百万~○○百万
システム運用保守 ○○万/月
広告宣伝費 ○○万円/月
結論
アプリゲーム開発会社がオンライン人狼ゲーム市場に参入し、オンライン人狼ゲームアプリを開発・運営すれば、コストを上回るリターンが期待できる。
考えがまとまるまで一旦放置
最終更新:2017年10月21日 19:39