2006年9月9日、以下の記事がアサヒコムに掲載されていた。
http://www.asahi.com/politics/update/0909/005.html
ここで議題に関する記事の論点を要約すると、以下の様な内容。
http://www.asahi.com/politics/update/0909/005.html
ここで議題に関する記事の論点を要約すると、以下の様な内容。
朝日新聞社の電話調査によると、次期首相にふさわしい人は以下の通り。
・安倍官房長官 54%
・谷垣財務相 11%
・麻生外相 10%
安倍氏の支持理由は
・人柄やイメージ 44%
・ほかによい人がいない 25%
・若さ 11%
・実行力 10%
・政策や主張 5%
次の首相に一番力を入れて取り組んでほしい政策
・年金・福祉の改革 48%
・財政再建 17%
・格差の是正 10%
・地方の活性化 9%
・アジア外交の改善 9%
・憲法改正 2%
イメージ先行で、公約に掲げている政策内容にはほとんど興味がない状況。
このニュースを見て思い出したのは、大日本帝国憲法が発布された時の国民の受け入れ方。
このニュースを見て思い出したのは、大日本帝国憲法が発布された時の国民の受け入れ方。
以下、Wikipediaより「大日本帝国憲法」の一部を引用
国民は、憲法の内容が発表される前から憲法発布に沸き立ち、至る所に奉祝門やイルミネーションが飾られ、提灯行列も催された。当時の自由民権家や新聞各紙も、同様に大日本帝国憲法を高く評価し、憲法発布を祝った。例えば、自由民権家の高田早苗は「聞きしに優る良憲法」と評した。また、福沢諭吉は主宰する「時事新報」の紙上で、「国乱」によらない憲法の発布と国会開設を驚き、好意を持って受け止めつつ、「そもそも西洋諸国に行わるる国会の起源またはその沿革を尋ぬるに、政府と人民相対し、人民の知力ようやく増進して君上の圧制を厭い、またこれに抵抗すべき実力を生じ、いやしくも政府をして民心を得さる限りは内治外交ともに意のごとくならざるより、やむを得ずして次第次第に政権を分与したることなれども、今の日本にはかかる人民あることなし」として、人民の精神の自立を伴わない憲法発布や政治参加に、不安を抱いている。中江兆民もまた「我々に授けられた憲法が果たしてどんなものか。玉か瓦か、まだその実を見るに及ばずして、まずその名に酔う。 国民の愚かなるにして狂なる。何ぞ斯くの如きなるや」と書生の幸徳秋水に溜息をついている。
由々しき自体だと思う。
