ＳＦ２ - 響きライブラリー

DATA

wikipedia「サイバーパンク」
フィリップ・K・ディックの小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』も同様にサイバーパンクとは見なされていないが、これをアレンジして映像化した映画『ブレードランナー』はサイバーパンクのイメージの源流の一つと見なされており、誤解に基づいて「サイバーパンクとは『ブレードランナー』のような世界を描いた作品である」と形容されることもある。
wikipedia「ニューロマンサー」
84年の『ニューロマンサー』の出版に先立つ1982年の映画『ブレードランナー』（著者フィリップ・K・ディック原作『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』英題"DO ANDROIDS DREAM OF ELECTRIC SHEEP?"）が、はからずもいまだ未開拓だったサイバーパンクの地平を大きく押し広げる下地となる。
この『ブレードランナー』で描かれた、環境は汚染され、パトカーが空を飛び、猥雑なアジアの文化と最先端の機械文明が混合した、暗い美しさにあふれるアンダーグラウンド的未来世界は、それまで人々が持っていた『2001年宇宙の旅』的な、クリーンな未来世界像を粉々に砕くインパクトを持っており、カルト的と見られていたSFファンの中の、さらにカルトな人々を激しく魅了する。