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緑のある生活1

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ガーデニング・DIY

緑のある生活1

植物を愛でる。ほっこり豆知識。巷(ちまた)溢れるガーデニング本から厳選。




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「植物」という不思議な生き方

蓮実 香佑

植物から見た日常生活。和みます。

2006.12
植物が毎日を健康に生きて、繁殖するためにどんなことをしてるのか、例えば
  • 蟻を味方につける(他の虫が寄り付かない)
  • 苦味や毒を持っておく(灰汁とかポリフェノールとかで食べづらくする)
  • 種の拡散方法色々(実を食べさせる、羽根をつけて飛ばせる、他)
  • 味方になる生き物に便宜を図る(根が太ったり茎がへこんで住処を提供したり。しかも都合の好い時まで飼い殺しておく場合も。)
など。特に面白かったのは蟻にまつわる話で、蟻を懐柔しようとするアブラムシとか、そこに他の虫やら鳥まで加わっての仁義無き戦い。昨日の敵は今日の友の様相であります。しかし凡そ、植木に蟻がいたらまずは安心して良いやうです。

スイカの種を食べるとお腹から生えるか、と云ふ事は古来より子供達にとって大問題で在る訳ですが、お腹で芽を出して仕舞つては折角美味しい実を付けた意味が有りません。果実の中の種は食べられる為にあるのです。で、遠くに運んでもらって肥料と一緒に出してもらう、と。

楽しく和やかにスルスルッと読めて、植物に接するときの知識が色々と身につきます。

目次
  • 天然成分でお肌すべすべ
  • 怪獣出現SOS
  • アリがいるからアリガタイ。
  • 走りたいとは思いません
  • 共生も楽じゃない
  • トロイの木馬で侵入せよ
  • それでも芽が出ない
  • うなるターホでぶっとばせ
  • どこまでも上りゆけ
  • お客様は神様です
  • この花、あなたに贈ります
  • 花粉と雌しべのラブゲーム
  • 玉手箱を開けたら
  • 濡れ落ち葉の哀歌
  • 冬の時代に勝ち残れ
  • ブルマンでリフレッシュ
  • 愛の教えは時を越えて
  • 植物は環境の破壊者だった

  • PHPエディターズグループ (2005/10)


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庭木の自然風剪定

峰岸 正樹
Kinokuniya BookWeb より
樹種別の自然樹形の見方や生長のしかたをわかりやすく説き、枝先を切らず絶えずふところの枝で更新していく「透かし剪定」で、自然樹形をつくり維持していく「自然風剪定」のやり方を図解で丁寧に紹介。

どんな枝にも切る理由がある。残す理由がある。

2006.12
著者は職人さん。豊富な経験がバックに有ります。剪定の本は数有れど、ポッと出の若い人が書いてるのが多く説得力が無い。職人さんが書いたのでよく見かけるのが一冊あるのですが、豊富な経験が豊富に羅列されてあって、「この木はこう切ります」とは書いてあるけれど何故其うなのかが分らない。だからその木が載ってなければそこまで(剪定に限らず園芸関連の本は此ういうのが多い)。其の点、本書にはロジックがあります。右も左も分からない者にとつては大変有り難い指針。更に、何故切るのか何故残すのかを考えるという新しい道楽も得られると云ふ寸法。

  • 農山漁村文化協会 (2001/03)


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NHK趣味の園芸ガーデニング21

わが家の庭木を剪定する

玉崎 弘志
2007.1
内容(「MARC」データベースより)
剪定とは、木をそれぞれの役割にあわせてコントロールすること。美しい木、心地良い庭、植物との対話を楽しむためには、手入れが必要なのです。庭木剪定のプロの技法を分かりやすく解説します。

  • 日本放送出版協会 (2003/11)


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柳宋民の雑草ノオト、柳宋民の雑草ノオト(2)

柳 宗民(著), 三品 隆司 (イラスト)

愛情溢るる文章と水彩画。雑草ってカワイイかも。

2007.4.20
流石は柳一家、色んな方面で活躍されております。民芸運動(柳宋悦氏)、日常生活用品のデザイン(柳宗利氏)、「雑草ノオト」(本書著者の柳宋民氏)、一貫性を感じます。文章がまた優しい。じつに穏やかな文章。心が静かに落ち着いていきます。

雑草ですから見たことあるものが沢山出てきます。春の七草や秋の七草も。でも名前やら生態なんか全然知らんかった、ってところが雑草らしくていいんですな。

「雑草ノオト」は「雑草ノート」と「雑草の音」かな。

  • 毎日新聞社 (2002.12)(2004/03)
  • 文庫もあります|筑摩書房 (2007/03)



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