沢研入門 源次郎沢・新茅ノ沢

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2006/6/4~2006/6/5 日帰り×2
C.L.天野(3) S.L.佐藤(3) 気象 大石(2)

日程

前夜(6/3)
19:20つくば---22:00渋沢駅22:40---23:05戸沢キャンプ(23:45就寝)
1日目(6/4)
05:05起床06:10---06:27入渓---06:54F1---07:00F2上08:03---08:11F3上---08:34F4---08:50F5下-09:52上---10:28F7---10:36F8上---1048F9下-1108上---11:54CS上---12:50尾根13:40---13:45花立山荘---14:30戸沢キャンプ場(23:00)就寝
2日目(6/5)
05:05起床06:20---06:45新茅山荘07:05---07:13入渓---07:57F4---08:07F5下-08:50F5上---09:10F6---09:22F9---09:34石積み堰堤10:00---10:21F10---10:55大岩---11:35ツメ---11:40尾根12:30---13:25新茅山荘

詳細

前夜
北千住から渋沢に行く電車が、通勤ラッシュと重なる。大石と天野はなれないラッシュに興奮する。私鉄の乗り換えは佐藤にまかせっきり。渋沢駅のスーパーにて夕食、朝食を買う。
タクシーのおっちゃんに戸沢のキャンプ場に行きたいというと、行けるところまで乗っけてってくれると言われたが、結局戸沢キャンプ場まで行ってくれた。23:00から深夜料金になったが、ちょうど3000円。適当にテントを張って就寝。大石はハヤシライスを食べる。
1日目
朝食を食べ準備。天気は曇り。山頂は雲の中で全く見えない。車が多くなってきたので、テントを奥に移動させた。
沢装備になり入渓すべく源次郎沢に着く。書策新道をすすむと、『水無川本谷』とかかれた堰堤に到着。間違えた。引き返して、正しい書策新道から源次郎に入渓。
F2を登ったあたりで雨が強くなってきて、休憩がてら様子見。F5の滝までは快調に登れた。いや、あんま覚えてないっす。小滝が良かった気がする。
F3は、事前に哲生さんが言っていた左をまくと進退窮まってしまう滝だろうか。右を行った。
F4には鹿が死んでいた。S.L.の人は注意。滝は何てことない。下流の水は飲まないほうがいいと思う。
F5は、チョックストーンの滝とともにロープを出した。右岸の看板を直情するルートが一番簡単そうだ。天野がトップで右岸から落ち口方面に左へトラバース気味に上ろうとしたが、最後の乗越部分が難しく、左へ逃げる。しっかりとしたアンカーがあり、ランナーを回収しながら佐藤が登る。大石は看板直上ルートでのぼる。どのルートでもハーケンは豊富にある。
3段の涸れ滝は、楽しいが落石に注意。
上部のチョックストーンの滝は、左壁にでろでろでろーって、残置のスリングが垂れている。佐藤、フリーで残置を利用して登る。トップロープで、天野、大石が登る。バンドがあってスタンスもあるが、上部でそれにつられて左に行くと手詰まりする。
チョックストーン滝

ツメは、なんとなく歩いていくと、草の斜面に出てくる。いやらしくはない。左にトラバースする目印の岩場があったが、そのまま直上。尾根に出た。
左のほうから声が聞こえる。小屋だろう。少し尾根を登ると登山道と合流。花立山荘にてトイレを借りて下山。下山道は丹沢。えぐれて根っこでまくり。
焚き火をして就寝。夕食はハンバーグ入りハヤシライス、ウィンナー、マシュマロ

2日目
4:30起床の予定が、5:00起床。寝るのが遅かったな。テントも撤収して、新茅山荘に向かう。小屋の人に声をかけたら、荷物を中に入れてもいいといわれたので、おかせてもらう。
林道を少し戻って入渓。橋の上から見ると、え?ここ登るの?ってくらい暗いが、F1の滝がバン!っと出てきて、え?こんなのが続くの?って感じ。フリーで行く予定だったが、ロープを出し、左クラックを登る。
F2、F3は、ともにびびってまいてしまう。巻きは悪くはない。
そうこうしていると、もうすでに確信のF5-12m大棚。登らない予定だったので、登らない。左壁の踏みあとから高巻く。のぼりは、下の人に落石しないように慎重に。高巻きの上部に出るのぼりのところは、ホールドなどはあるが、後ろは落ちたらヒューって感じでやばいので気をつける。落ち口へ戻るところは、懸垂したほうがいい。ぜひ。
F5-12m大棚

F5をすぎれば、小滝の連続。楽しい。明るくなったりならなかったり。
3段10mルンゼあたりから、斜度が急になる。高さがあるが、ぐいぐい登れる。秦野市が作製した遡行図では、ルンゼがすぐ終わっているが、そんなんじゃなく、ずっと狭いゴルジュみたい。一度涸れたが上部でまた水が出てきて涼しい。いやらしい感じではないが、それなりに浮石やもろいホールドがあるので注意。
ルンゼが終わりそうなところで、右壁に赤テープがあり、そこから木を頼りに右に登る。テープがいくつかある。沢を離れたら、5分もかからずに尾根に出る。一瞬だ。
下山は覚えていないが、林道に到着する最後の最後ところが急で、下は駐車場なので落石に注意するくらいか。よくある丹沢の登山道だ。
新茅山荘の人に挨拶をしてタクシー会社に電話するが、新茅山荘には行けないと言われる。行きに乗っけてってもらった秦野交通でもダメって言われる。運ちゃん的には乗っけていけるが、会社的に早めてほしいんだろう。道悪いし。風のつり橋を渡ったところにあるバス停まで歩く。

駅のKFCで天野のペナを食べ、温泉にも入らず帰宅。

反省

大石
  • 初めての沢で楽しかった。もっと天気がよければもっと楽しいだろう。
  • 3年生がトップとセカンドをやったけど、自分もやってみたかった。
  • 冬山では、ロープワークがあるっていっても、稜線とかが多く、今期滝のイメージをつかむために三つ峠に行ったことは、よかったと思う。
  • 沢での判断における気象の大切さを知った。
  • 焚き火がよかった
  • 実は1日目でもうおなかいっぱいな感じで、2日目の朝のモチベーションが低かった。
佐藤
  • カメラ忘れた。
  • 源次郎F2上での判断のとき、F1が下降可能かどうかをみておけばよかったと思った。
  • エスケープルートに、支沢を詰めることが抜けていた。
  • 個人的に、朝の出発までの準備が遅かった。
  • 茅ノ沢はだらだらせずテンポ良く登れ楽しかった。
天野
  • ついて行く立場から連れて行く立場になり、沢中に置ける判断の難しさを感じた。
  • 源次郎のF2上で雨のためとまったことで、沢での経験値が少なく、判断力の低さを痛感した。ちょっとした雨だったし、源次郎の地形からしてもう少し早く判断できたかな。あとちょっとモチベーションが低かったら降り始めていたかも。判断するための情報はある程度計画段階で集めるが、実際アンカー支点があるかとかクライムダウンできそうかとか、今後の天気などは現地で意識しないといけない。情報が少ないとそのときのモチベーションがかなり影響を与えることになってしまう。周りを見ながら歩くことが大事。
  • 銀河が来られなかったのは非常に残念。今後のことも含めて。
  • 焚き火にはサツマイモが必要。
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