12月4日 MTG 書記:下村
- SPACE8×8講評:下平・スンヒ
- 佐藤ゆかり プレゼンテーション
- 忘年会について
- 今後の8×8変更
■下平講評 「線のなだらかな変異」
何か対象の驚異にさらされる、予測をうらぎる。→・尋常でない量を出現させる。
「予感」を含んだ物質・・・ゴム ・日常を超える=非日常の具現化
ゴム・・・伸びる、縮む→素材のもつ可能性を発展させる。
動かす →ゴムの持つ物質性を超える。変異が垣間見える。
1つ1つの独立したものが繋がり、線を生む。
その独立した個々のゴムは実は微々たる個体差、簡単には認識出来ない違いが存在する。
- 下平の共通テーマ:「境界線」→「アンフラマンス」(直訳:極薄)マルセル・デュシャンによる造語
ものの変異する過程
↓
「線のなだらかな変異」=(アンフラマンス)
■イ スンヒ講評
今までのテーマ・・・「must have item」
現在のテーマ ・・・「承認欲求」
「承認欲求」・・・他人に認められたい欲求
ー 他者の欲求と、他者の認識によって人はなぜ「自分」を評価するのか ー
『他人から認められることで満足感を感じること』を「承認欲求」と定義し、
「承認欲求」とは妄想にほかならなく、自分自身の価値とは他人によって決定されてくるものではない。
社会的視線よりも自分自身の価値観の重要性を問う。
「欲望」・・・他人に認められたい
ex, ブランド:他人が持っているから自分も持ちたい
流行→自分の感情、本来の欲求とは別の所で生まれる欲望へ。
自分の欲望が他人の欲望へと変異
◯「
Parisのリンゴ」
Parisのリンゴ・・・「アダムとイヴ」の話に出てくるリンゴ
↓
一番美しい人へ与えられるリンゴ→3名がリンゴを求めて争うことになる→「欲望」←自分が自分自身に満足できない
自分自身を満たすため、自信をつけるためのもの(欲望の対象)
本物であるか、作者が作ったものであるか、レプリカであるか、その真意は分からない。
↓
シンボルとして対象物を認識
◯ブランドのシンボルを片栗粉で方押しした作品
- シンボル:文字そのものを見せたとき、どう見えてくるだろうか。。。
社会的視点よりも自分自身の価値観の重要性
今後の課題→皮肉、毒の必要性
■佐藤ゆかり プレゼンテーション - 自分に影響を与えたもの -
◯言葉のコンプレックス→自分を守る為の絵画
鶴岡先生との出会い(デザイン科)
↓
- ものを作ることに対する意識の変化 (自分の言葉を導き出せる)
- つくることの必要性 (つくることへの喜び)
- フォッシーの作品との出会い
フォッシー:ダンサー、振付師、演出家、映画監督
フォッシーのミュージカル映画:自伝的映画
↓
自分の考えていることが社会に出されたときにどういうことが起こるのか。
↓予備校浪人時代
芸大入学
ものをつくる→分類に捕われない→アートの選択
- ものをつくるということ・・・自分自身の立ち位置を確立する。
- 作品とは... ・・・言葉を導き出すためのもの
コミュニケーションを成立させる媒体
作品:個人個人の存在に向き合う。
人の差異。
■忘年会について・・・渡辺研究室×佐藤研究室合同忘年会+みなさま
- 12/17(木) 学校にて。利根荘予約?
- ミンハさんのカムジャタン
- 鍋とか皆で作ろう。
■今後のスケジュールについて
◯プレゼン
12/11 :スンヒ、髄
◯
space8×8
12/14〜12/25 :髄
1/5 〜1 /15 :秋本、佐藤ゆかり
最終更新:2009年12月06日 13:09