第一回 発表『制作に影響を与えた作家or作品』 vol.1 記入:田附
参加者:佐藤(時)、桐生、米重、田附、ニコラ、スンヒ、高木、武藤、下西、渡利
武藤さんの発表
龍生派の生け花の話。
○池坊から派生した流派で、その中でも古典華と自由華に大別される。
○植物の貌(かお)というのが、龍生派いけばな独特の考え方で、植物に対する姿勢を定義している。その方法には四つの特徴があり、1「視点を変える」、2「手を加える」、3「新たな取り合わせを試みる」、4「状況を設定する」
○谷口雅峰の米を使ったインスタレーション的な生け花、大坪光泉の化粧する大根や、龍生展のゴミという作品等、殆どインスタレーションであり、当時の現代美術の世界と近しいものが有る。
○冊子に現代美術の展示例えば戸谷成雄の紹介や特集等が有り、流派としても美術とのつながりや関連を摸索していたのが分かる。
○桐生さんの感想、書の世界も6-70年代は現代美術指向なアブストラクトを重要視した作品が作られたが、今は文字を基本とする姿勢に回帰した。この流れは華道とも類似する。
今後の予定
11.05 休み
11.12 発表、佐藤、米重、ニコラ / クロージング、渡利、清水
11.19 未定
11.26 発表、渡利、ナヒョン / クロージング、土肥
12.10 発表、清水、土肥、田附 / クロージング、柳井
12.17 発表、下西
01.07 ワークショップ、随、電気工事(LED)
01.14 ワークショップ、スンヒ、製本・版画
01.21 クロージング、米重、武藤
発表未定者、柳井、村上、磯野、
最終更新:2010年10月24日 00:56