2012年7月6日(金) MTG
参加者:佐藤先生、高木、桐生、リュウ、村上、ナヒョン、
川合、吉村、米重、藤井、市原、小野、藤原
記入者:藤井
※※※編集途中なので読まないでほしいです※※※
諸連絡
午前中:競輪場の廊下を見に行く
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買い出し
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5時くらい:IAV移動する
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終わり次第:ミーティング
11月25日開催 (競輪場で毎年やっている)
競輪場の廊下が空いているので、そこで映像作品の上映か何かしてくれる人を捜しているそうです
主催側としては華やかな感じでやりたがっているそうです
こちらも助成金が出ますので、もしもやるのであればSANT展とは別としてやらなければなりません
場所の見学会が7月20日の午前中に予定されています
→一平さんが車出してくれて、米重さんと藤原さんが行ってくれます
TAPから、できれば
ワークショップをやって欲しいと言われています
8/1〜30の1ヶ月間 講師謝礼はみんなで5000円
お子さん(大体小学生)+保護者の方々 が去年は来てくれました
去年の反省としては、道具と工夫が足りなかったせいで子供が作るのは難しくなってしまった
☞13日に一人一案出し合って、その中から皆で共有できそうなものを選ぶので、考えてきてください!
銀杏の木がいらないんだけど使わない?と仰っていたそうです
自己紹介プレゼン
- 米重さん
7/15生まれ
滋賀県生まれの鹿児島育ち
京都造形大デザイン学科建築科
→芸大
→芸大大学院
稜線、記号化した生命
中学生の頃、サボテンをペーパークラフトで作ろうとしたものの技術が足りなかったので寝かせた
ダクトの写真
→生命性
ダクト的な蛇
卒展ではそれのでっかいのを!!直径60センチくらい 薄いトタンでできてる
- トカゲ(鉄製)
- 8×8(B3)猫も杓子もお蔵出しスペシャル
☞リクウシ(ウミウシが陸に上がったバージョン)
- ペーパークラフト色々 繰り返しが多い
- 8×8(B4)カラスネスト プラスチック段ボール
- きょうせい 針金と石
- 8×8(M1)自らを食らうフカ 角柱に角柱を重ねた線に合わせて角柱を切ってバラバラになったのを再構築したもの
- 最近キャッスル上で展示しました 自己崩壊するベルーガ フカも組み方を変えました 石を割って磨いて個別の石にした後また組み直す(パズル的要素)
ダクトコレクション 〜2012 SUMMER〜
ダクト愛はこれからも続きますが、蛇シリーズは一旦休止って感じで
拡げてばっかりだったので小さくする方向で展開していくかも
パズル色々 トランスフォーマーについて熱く語る
みんなもっと制作過程を見せてくれて良い!!
- 高木さん
芸大10年!
元々は彫刻科でした
☞作品を作ることに悩みだす
カメラを持って国内旅行したり、古美研以外は全く学校に行かなかったり
写真センターによく出入りするようになったり
教育実習で取手松陽高校に行ったり
そうこうしているうちに卒展(2点)
大学院も彫刻科でした
☞ゴム素材を使い始める
作る前に考えてしまうので、周りともっと話したかった
ので、話し合う場を作りたくて呼びかけたりしました
中身によってふくらむ⇔しぼむ
ラテックスゴム
呼吸するシステムを立体作品に置き換える
修了制作展
先端に来ました
☞8×8何回もやりました
島根の日本家屋内でのインスタレーション
坪の中に入る→割れる
去年個展をやりました
先端に来てからワークショップたくさんやりました(社会との関わり)
ネガティブ・ハンド
小学校のワークショップは何かと大変だった
変な拘束もたくさんあった
土から絵の具を作って絵を描くワークショップ
人間をラッピングするワークショップ
美術館との関わり、色んな人との関わり
自分の影を追い続けてドローイングする
作品について熱く語るつもりだったのですが今はあんまり作品について語れるテンションではないです
論文に引きずられています
- ゴムは劣化しやすい素材です
- ゴムの色は自分で調色したり発注したりでその都度決めています 元々は輪ゴムみたいな色です
- ゴムを使う理由は、変化しているプロセスこそが面白いとおもったので
最終的な形が決まってしまうものではなく、揺れ動いていく様が見ることの出来るものが良かった
それから、ゴムの持つ皮膚っぽさ
『彫刻のマイノリティー』という仮タイトルで、論文を書いています
思想的な部分での彫刻というものにフォーカスしている
- リュウさん
劉駿 禿鷹境上
『大地』と『根』を表現のキーワードとしている
ずっと洋画を描いていたのだけども
東洋という大地の上で西洋の絵を描いているのはいかがなものかとおもった
彫刻を作っていたら、九州の社長さんに気に入られたので会社を立ち上げました
頼まれた作品を運ぶ時に交通事故を起こして、二ヶ月間意識不明になった
☞『時間とは何か』
という疑問
そこから『表現とは何か』ということをより深く考えるようになっていった
事故の後遺症は中々消えなかった 目が片方チカチカチカチカする
そんな中、一人の日本人アーティストと出会った(和紙)
もう一度アートを!東洋の表現を!ということで芸大に来た
それをきっかけとして、会社は畳みました
風土論
四大文明は総て乾燥地の文明→牧畜民族+小麦
長江文明(水のある地域)→稲作
大地と表現
表現が花であるならば
東洋には東洋の絵画がある
水墨画は道教の理論から来ている 根が深い
風土論において、今は大きく3つの民族に分けられている
泥 —東洋 米、儒教、道教/女性ホルモン/自然
石 —西洋 ギリシャとかまさに 石の上薄く大地が乗っているので、牧草などしか育たない/男性ホルモン/人口
砂 —イスラム
石の文明は他国から土を持ってくる必要が有るため、外へ外へと出て行く必要が有る
泥の文明はそこの土地だけで自分と家族を養えるため、内にこもる性質がある
太陽を意識するアートは水分を多く含む表現である
☞つまり、表現(文明)はそこの土地(大地)と深くかかわりあっている
にもかかわらず、今の東洋の表現は西洋の表現の模倣になっている
現代アートというのも、西洋からきたものでありますよ
ここ100年くらいアメリカから発生した概念ですよ
人類は元々美意識とは大地から生まれたもので大地とは母です
風土から生まれたもの
なにがどうして男性ホルモンに溢れる石の文明にもってかれなきゃならんのだ
ロジカル、理性的
女性ホルモン的な東洋の文化
東洋の大地の上に住んでいる画家はどうすれば良いのか
問題意識というのはm日本のアートを指摘することはないけれども
中国の文明で言うのであれば、中国では現代アートというものが成立してから30年しか立ってない(毛沢東死んでから)
しかし30年で世界一の市場になった→何故か??
現代アートとはテクニックではなく思想を柱としたアートである 哲学思想
中国の土壌とはなんなのか
東洋の視線で東洋のアートについて語ることが大事
土壌(中国独自の哲学思想)に深く根ざした花が咲いていたのに、アヘン戦争以降その花を捨ててしまった
イギリスの哲学思想に降伏した
男性ホルモンを文化土壌とした花を咲かせようとしだした
要するに!中途半端になってしまうんだよ!
東洋の大地を歩くのならばまず西洋の靴を捨てろ!!
裸足で歩け!!
そして東洋の靴を作るんだよ!!!
アングロサクソンの表現は現代アートだよ
でも僕たちは現代思想を持っていないので現代アートではないよただの真似っこだよ
花は大地に根を張って咲くものだというのに今の東洋の花は大地に繋がっていないよ
最終更新:2012年07月09日 12:34