ワークショップ「染めるんです2012」予行ログ
(記入:米重)
■実施日
7月29日(日)2時~7時
■参加メンバー
桐生、リュウ、吉村、米重、長塚、萩原、藤原
■内容
8月25日に行われるワークショップ「染めるんです2012」の予行および検討会。
ワークショップの内容を検討するため、参加者で実際に手ぬぐいを染めてみた。
用いた技法はリアック染料を用いたぶっ掛け染めで、絞り染めと糊による柄の抜きを作る2パターンを試した。
■手順
下準備
●絞り染めの場合
輪ゴムとプラスチックのリングを用いて布を絞っていく。
折り紙絞り(布を折り紙のように折ってから絞ることで幾何学模様が作れる)やビー球を包んで輪ゴムで止めるなど自由な発想で絞る。
その後水に漬け、キッチンペーパーでふき取る。
●型抜きの場合
抜きたい柄を描くか、あらかじめ用意した図案から選び、ビニールシートに写してカッターで切りぬく。カットしたシートを布の上に敷き、澱粉のりを指で刷り込んで模様を作る。その後、のりをよく乾かす。
染め
1、布を密封袋に入れ、手袋をする。
2、リアック染料の濃縮原液を調合して、60CCの好みの色の液を作る。染める直前にダッシュソーダを液の1割(6cc)加え、よくまぜて密封袋に入れる。
※染料が分解されて染まらなくなるので、染液はダッシュソーダを入れて5分以内に使い切る。
※ダッシュソーダはアルカリ剤なので皮膚や目に付かないように気をつける。
3、袋を密閉して1~2分ほどよく揉み、取り出してキッチンペーパーで軽くふき取る
洗浄
1、バケツの水に汚染防止剤のタナクリンANを混ぜ、布を入れてよく濯ぐ。
絞り染めの場合、途中で輪ゴムを切り、広げながら洗う。
2、水を沸かして80℃のお湯を作り洗浄する。色が出てこなくなるまで繰り返し湯を代えて洗う。
3、乾燥させる。
■第一回予行を終えて
改良点など
- 絞り染めは染める前に布をいったん塗らしておかないと全体が染まってしまう。今回はその行程を抜かしていたため上手く染まらなかった。
- 折り紙染めは実際に紙を折ってみて、どういう模様が出来るか試す過程を入れたほうがより分かりやすい。
- 手袋が小さかった。
- ゴーグルは必要?
- きらりの施設内の水周りについて確認しておく必要がある。
- 電子計りのできれば少数点第一位まで量れるものがあるといい。
- 型抜き染めは澱粉糊と適当な型紙かクリアファイルでも上手く染められることが分かった。
- 人数が多いとバケツが足りなくなるかもしれない。
- 追加で必要なものがあった
追加で用意するもの
- 濃い青の染料
- しょうゆ挿し(ダッシュソーダを計って入れる)
- タナクリンAN(汚染防止剤)
- 大き目のゴム手袋
- 文様、図案
- 鉛筆
- 細い油性ペン
- 進行表(講師用、受講者用)
- 計量スプーン
■第二回予行日
- 8月12日(日)
- 15時~18時
- 13時より取手競輪の下見に行き、その後IAV101にて開催します。
- 競輪場の視察に参加できない人は15時に直接IAVで集合してください。
- 持参物:はさみ、カッター、新聞紙、ビニール袋
■記録写真
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最終更新:2012年08月22日 22:06