「ん?」
朝いつも通りにクラスに行くと
「今日は休みか?」
いやGWは終わったはず…
それとも世界規模での休みボケか?
いやGWは終わったはず…
それとも世界規模での休みボケか?
「キョン君」
「あ…古泉か」
いつの間にか後ろに立っていた古泉に寒気を感じつつ聞いてみた
「あ…古泉か」
いつの間にか後ろに立っていた古泉に寒気を感じつつ聞いてみた
「今日は休みか?」
「いえ…違いますよ」
だよな
確かに古泉が、間違えて休みに学校に来るはずない
「いえ…違いますよ」
だよな
確かに古泉が、間違えて休みに学校に来るはずない
「これは……閉鎖空間です」
またハルヒか
「しかも…今回はかなり特殊で……」
「いつもの巨神兵が暴れるんじゃないのか?」
「……いえ」
「いつもの巨神兵が暴れるんじゃないのか?」
「……いえ」
まさかカマドウマ!?
「実はこのGW中に…涼宮さんが、なにか影響されたらしく……」
「まさか……それがこの世界に?」
「察しがいいですね」
ニコニコ笑うな
「まさか……それがこの世界に?」
「察しがいいですね」
ニコニコ笑うな
前回にも似たような展開があったからな…
「まぁ…数日の我慢ですよ」
「ハルヒの性格じゃ、すぐ飽きるだろうしな」
「ハルヒの性格じゃ、すぐ飽きるだろうしな」
まて
すぐに解決する方法はないのか?
「すぐ元の世界に戻る方法はないのか?」
「無いです……まぁ、様子を見ましょう」
「無いです……まぁ、様子を見ましょう」
楽しんでないか古泉?
『おっはよー!!』
そこに元凶のハルヒ参上
そこに元凶のハルヒ参上
「…おいハルヒ」
『何よ? 朝から怖い顔して?』
「GW中に何をしてた?」
『別になにも』
『何よ? 朝から怖い顔して?』
「GW中に何をしてた?」
『別になにも』
別に…で、こんな状況になるのか?
『何って言われれば……部屋で漫画読んでくらいかな?』
「なんの漫画だ!?」
「なんの漫画だ!?」
間違いなく、原因はそれだ
『家いても暇だから…漫画喫茶にいたり』
見えないホームレスかよ
「何を見たんだ?」
見えないホームレスかよ
「何を見たんだ?」
ここが問題だな
『なんか…特別なコーナーがあって』
「それから!?」
『さっきから、なんなのよ!?』
「いいから言え!!」
「それから!?」
『さっきから、なんなのよ!?』
「いいから言え!!」
『春の新学期学園漫画コーナー……みたいの見た』
どうやら危ないSFではないらしい
「あぁ…そうか」
本来安心してはいけないのだろうが…安心してしまった
本来安心してはいけないのだろうが…安心してしまった
「ところで…どんな漫画を?」
と古泉がハルヒに聞いた
と古泉がハルヒに聞いた
学園系の漫画なんて…
恋愛があったり…
少しエロ要素があったり…
クラスのモテない男が部活で…
恋愛があったり…
少しエロ要素があったり…
クラスのモテない男が部活で…
みたいな話だろ?
気にすることなんて……
『クロ高』
はい?
まてまて
…クロ高って何?
…クロ高って何?
「それは一体…どんな漫画なんですか?」
『宇宙人とかロボットとかが…』
『宇宙人とかロボットとかが…』
「ハルヒ…それはSF学園ストーリーか?」
『違うわ!! 立派な学園の…』
「宇宙人やロボットがいる学園の…どこが立派なんだ?」
『わかってないわね~』
『違うわ!! 立派な学園の…』
「宇宙人やロボットがいる学園の…どこが立派なんだ?」
『わかってないわね~』
わかるか
「それだけか?」
『暇だったから色々見たけど……タイトルは覚えてないわ』
『暇だったから色々見たけど……タイトルは覚えてないわ』
一つの話しで終わらないようだ…
「じゃあ…ホームルームが始まるのでクラスに戻ります」
と古泉は出ていった
と古泉は出ていった
それと入れ違いに
「まったく…GW中に彼女をゲットしたかったのに…」
谷口参上
谷口参上
こいつはどうでもいい
「なんだ? 三人だけか?」
いや…席はきちんとある
いや…席はきちんとある
『みんな弛んでるはね~』
ハルヒ、お前のせいだ
ハルヒ、お前のせいだ
「おーい座れー……あれ三人だけか?」
今日は何故か早めに担任がきた
今日は何故か早めに担任がきた
「先生、みんな休みですか?」
「いや…今日から平日だ」
「いや…今日から平日だ」
そしたら横から谷口が割り込んできて
「先生、今日ってクラス替えですよね?」
「先生、今日ってクラス替えですよね?」
なに?
この時期でクラス替えはおかしいだろ
この時期でクラス替えはおかしいだろ
「安心しろ、お前ら三人は同じクラスだ」
むしろ不安です先生
「ちなみに先生も変わるから…」
『新しい先生ですか?』
「珍しい名前の…若い男の先生だったな」
『新しい先生ですか?』
「珍しい名前の…若い男の先生だったな」
まて
ここにもハルヒの力が!?
まさか
鬼〇とか…ぬ~〇~とか…
鬼〇とか…ぬ~〇~とか…
「そうそう……糸色先生だ」
誰?