自己紹介


「わ、私!
斎藤 奈津子(さいとう なつこ)です!
がんばります!」

幸せです


「私、怪我してる皆を助けようと努力してる
んですけど、皆私のことを気遣ってくれて、
いいから帰れって言うんです。
……私、幸せですね」
(まあ、ある意味…)
「……こんなによくしてもらってるんだから、
どうにかしてみんなのためになりたいなあ……」
(黙ってる)

敬礼だけは


「……私、敬礼だけには自信あるんです。
これは焼き付けられたものだから。
……でも、どうせ記憶に焼き付けるなら、別の、
家事とか道に転んだりしない方法とか欲しかっ
たな……。
はっ……。でもそれじゃきっとだめなんだ。
人間努力しないと牛になっちゃう」
なんか妙な納得をしています。

あきらめちゃだめ


斎藤 奈津子はまたなにか失敗したらしい。
頭から消毒薬のにおいがする……。
斎藤 奈津子は、貴方を見て、にっこり笑った。
「なんて顔してるんですか。諦めちゃ駄目です。
明日は、いいことがありますよ。
私も極まれにしっぱいしますけど…」

洗濯


斎藤 奈津子は優しい表情で小声で歌を歌い、
洗濯物を干している。
「奈津子ー奈津子ー最強の子ー」
貴方は頭痛を覚えながら場を離れた。

泥だらけ


斎藤 奈津子はまたなにか失敗したらしい。
今度は泥だらけだ……。
斎藤 奈津子は、貴方を見て、にっこり笑った。
「諦めちゃ駄目です。
明日は、いいことがありますよ」

勉強中


「今、勉強してるんです」
(なにを?)
「色々!!
私、勉強しないと駄目だって分かりました!」
(へー)
(偉い!)
貴方は大変な進歩だと深く感銘を受けました。
(あの……)

歌の練習


斎藤 奈津子は一生懸命歌の練習をしている。
それはいいのだが、とてもやかましい……。
(いい子なんだけどなあ)
貴方はあきらめて何も言いませんでした。
(一生懸命なんだよなあ)

包帯


「実は、私、包帯巻くのが治療では重要だって
気づきました」
(は、はぁ)
(そうね)
「で、練習しようと思うんです。包帯巻くの。
……。
あの、だから、手伝ってください!」

成功

5分後…

「あれ、ここがこうなってあーなって、あれ?
あれあれ?」
[PC]
「首、首がー!首がしまるー!」
[奈津子]
「ちょっと待っててくださいね。今から教科書
読むんで、ええーと第一章包帯の用語……」
[PC]
「ブクブクブク……」
貴方は意識を失い、一日が終わりました。

失敗

ごめん


「この間は、ごめんね。
てへ。失敗しちゃった」
(ブクブクブク……)
(まず人形でやろう)
「わー!見捨てないで!あの、つ、次はもっと
一生懸命やりますから!」

瞳が青く見える


斎藤 奈津子の瞳は、見ようによっては
青く見える。
なにかの光の加減だろうか。
斎藤 奈津子はにっこり笑った。
「なんて顔してるんですか。諦めちゃ駄目です。
明日は、いいことがありますよ」

究極の生体兵器


「実は、今まで黙ってたんですけど、私、究極の
生体兵器として開発された個体なんです!」
(まあ、包帯はそうだね)
ぶつぶつ独り言を言いながら去っていった貴方の
背を見て、奈津子は寂しそうな表情を浮かべた。
「……本当、なんだけどな……」
(どこから突っ込んでいいのか…)

ミス連発


いつにもまして斎藤 奈津子はミスを連発して
いるようだ。
なんか……ボロボロだ。
「…」
(落ち込んでる?)
(大丈夫?)
「……!!」
急に元気になった。
「だ、大丈夫です!今まさにすごく元気になりまし
た!はい……はい……」
奈津子は、なぜか浮かべた涙を拭いた。

エヅタカヒロ


斎藤 奈津子は大事そうにエヅタカヒロの絵本を
持っている。
「……これ、私達にとっては大切なものなんです。
……おとうさんが、作ってくれたものだから……
私達が作られるたびに、おとうさんは本を作るん
です。娘の行く道を照らすように。
道を間違えないように。
私のは……お馬の本。白い馬のエクウスは、
恥を知る王子と山を駆けるの。
……。
子供っぽくて、ごめんなさい……」

いつもの5倍がんばる


「……昨日、いいことがあったから、いつもの5倍
がんばります。
これで3日連続いいことあったから……。
だから、125倍くらい!」
(お前、嫌われてるよ)
(黙っている)
「……よし、本当に元気になってきた。
がんばろう」

表情を改める


貴方が浮かない顔をしているのを見て、
斎藤 奈津子は笑いを引っ込め、表情を改めた。
「天を見なさい。それが昼なら太陽がある。
それが夜なら星が瞬いている。
暗いというのは、気持ちの取り方です。絶対に。
空も曇って本当に暗いのなら、電気をつければ
いいんです」
斎藤 奈津子は世界の王の母君のように威厳を
たたえてそう言った。
「だったら、まだやることがあります。
きっと……絶対に」

洗濯2


斎藤 奈津子は優しい表情で小声で歌を歌い、
洗濯物を干している。
「吹く風に白い雲流れて いい天気に洗濯物干し
たい 戦争よりも戦うよりもそんな毎日すごしたい
それは毎日大変だけど いつかは帰りたい
普通の日」
貴方は、うまくなってるじゃないかと、
微笑んで場を離れました。

瞳の中の青き太陽


斎藤 奈津子の瞳には青い太陽が瞬いていて、
瞳を開けば、太陽が昇る感じがする。
「諦めちゃ駄目です。
明日は、いいことがありますよ」

銀の剣


「……」
奈津子の横顔を見ていると、貴方の心の中にある
銀の剣が、熱を持っているのを感じます。
大地は、この一人の女を守るために貴方に最強の
剣を与えたのだと思いました。
「……?
目がうるんでますけど、どうしたんですか?
熱……?」

瞳の中の青き太陽2


斎藤 奈津子の瞳には青い太陽が瞬いていて、
瞳を開けば、太陽が昇る感じがする。
どんな暗い夜も、所詮は瞳をひらくまでの間
のこと。彼女が瞳を開けば、それで夜は退く。
ひるむことも絶望することも絶対にない、
絶望の天敵は、本来の意味の絶望の天敵は
こんな感じではないかと貴方は思った。
「諦めちゃ駄目です。
明日は、いいことがありますよ」

世界の守り


……。……。…………。
ザー。
[伯爵]
「通信チャンネルを合わせろ、
○○が何か言っている」
[PC]
「世界の守りはここに。一人の女の中に。
それは最初からあったのだ。
我は世界の守りの守り。世界の請願を受けて
この地に降り立ち、大地の声を聞いて銀の剣を
授けられし、ただ一人の女のための軍!
戦場を駆けるは天上天下の民のため!
されどそれは、我は一人の女の涙をせき止める
堤防とならんがため!
全ての理を超えて我は魔術を行使する!
完成せよ!精霊手!」

ミス連発2


今までになく斎藤 奈津子はミスを連発して
いるようだ。
なんか……ボロボロだ。
「……。
あ、あの……。
やっぱりなんでもないです」
(アレ気に入らなかった?)
斎藤 奈津子の顔が真っ赤になって爆発した。
「……あ、あうー。あうあう……
あああ。あのあ、……。
すいません、別の人だと思ってました……」
(まて、逃げるな)
「・・・・・・だ、だって告白されちゃった人に悪いし・・・・・・。
・・・・・・え、え?」
貴方の話を聞いて斉藤 奈津子の顔が真っ赤になって爆発した。
※以下(アレ気に入らなかった?)と同一台詞が続く。


よろしくお願いします


「……わ、私、人に好きだって言われたことなくて
…もちろんすごくあこがれていたんですけど…。
……あー、あの、
……よろしくお願いします……。
すごく嬉しいです」

照れている


斎藤 奈津子は、照れている。
というか、照れて話にならないようだ。
あ、少し落ち着いたようだ。
「……私、目標出来ました。
生き残って、何とか生き残って、
私、もっと頑張ろうって」


エンディング


まさか、ああなるなんて思ってませんでした。

-山岳騎兵の言葉

その日、撤退を支援するヘリの群れが来た日、
貴方は斎藤 奈津子を探して、方々を歩いた。
もう、時間がない。
[PC]
「ヘリが……出る」
いた。奈津子は一人装備を整え、
山の中に入ろうとしていた。
[奈津子]
「……何でこんなところに居るんですか。
ヘリが出ちゃいますよ。
……あ、私、ですか。
私は、いいんです。
乗ったら、私だけ別の場所に行かされちゃうから。
……私はマルトク兵器だから。
……あの、軍が、第5世代を再生産したんです。
私は、その一つ。究極の生態兵器。
……だから……」
斎藤 奈津子は、
一緒にいた動物兵器達を見上げた。
「……だけど、
あなたにもう一度逢いたいから。
だから私、何とか歩いて、
軍に見つからないように、生きます。
いつになるか…わからないけれど。
あなたのところに、いきます。
……。
きゃっ。
え、ええ?
あなたも行くって……。
で、でも。
え…もう、ヘリ出た?
……あー!!
……す、すびばせん……。
あ、あの…何と言っていいか」
(しばらくは二人きりだな)
貴方がそう言うと、動物兵器とその背に乗った
スキピオ猫が、非難の声をあげました。
貴方は笑って、ごめんとあやまりました。
これから、貴方と奈津子と、動物達の冒険が
はじまります。
(口をふさぐ)
(むー!?)
貴方達を見ていた、動物兵器とその背に乗った
スキピオ猫が、礼儀正しく顔を隠しました。
貴方は笑って、うなずきました。
これから、貴方と奈津子と、動物達の冒険が
はじまります。



斉藤奈津子 通常 / 提案 / 派生 / シナリオ

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最終更新:2007年11月11日 17:30