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ハステア=スタルジー

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ハステア=スタルジー[データ]

名前:ハステア=スタルジー
年齢:500歳以上
性別:女性
種族:魔導兵器(元人間)

各地に出没し人を殺す謎の少女。
目的は一切不明。敢えて言うなら殺すために殺している。
標的は悪人や嫌な奴を優先しはするものの、罪も無い者も殺害する。
スプラッター殺人鬼の行動パターンだと言える。
ただし、交渉の余地は有る。一緒に殺そーぜとか。
ある程度の人を殺して満足するか重傷を負うと逃走する。

オメガの時代、ある実験の産物か、それとも不幸な事故かによって、一匹の魔物が生まれた。
魔物はとても強くて、多くの人々を食い散らした。
遂には見るに見かねて力を貸した神様さえも呑み込んだ。
手の打ち用さえも無くなった魔物は、しかし一人の少女を呑み込んで、何処かへと姿を消した。
少女は身を挺して魔物を止めた聖女として物語に語られた。

混迷の時代を超えて人間の時代に入った現代。
ある一人の少女が限界を迎えようとしていた。
その身を蝕むは恐ろしい魔物……否、最早その身が魔物と変わっていた
彼女がこれまで自我と自意識を失わずにいれたのは、
喰らわれた神が、一人でも誰かを救おうと取り込まれながら願い続けた為だった。
不幸にも、そして不運にもそのせいで、彼女は死ぬ事すら叶わなかった。
彼女は魔物と融合し、その内に溜め込まれた妄執と絶望の泉で苦しみ続けた。

魔物の中にはありとあらゆる苦しみの記録が溜め込まれている。
過去に取り込まれた生物全てが考えられる限りの苦しみを溜め込んだ泉が湧いている。
それは魔物に呑まれた者全てに降り注ぎ、神様が願った少女以外の全てを狂死させた。
彼女は弱くはなかった。
しかし延々と続く地獄の中で純粋で居られる事など出来るはずもなかった。
目的は変わらない。平和をもたらしたい。元に戻りたい。あるいは死にたい。
だが、その性格に歪みが生じてしまうのは最早避けられなかった。
やがて彼女は内から溢れる精神的な負荷を、戦闘における虐殺で放出するようになった。
殺人による快楽が、暴力による解放が、死んで行く者達の断末魔が、
彼女を僅かな間だけ苦しみから護ってくれる。
逆に言えば、虐殺をやめると彼女は限界を迎えて暴走し、その内の災厄を解放する事になる。
彼女に殺される人間はすべからく邪神を抑える生贄なのである。

「どうして判らぬ。妾の責務は殺す事だと。おまえ達の責務は殺される事だと!」

明らかなご都合主義にならなければ生かすも殺すもご自由に。

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