地名 - deSPIRIA @Wiki

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地名

セントラル教会領

世界の中心とも呼べる教会の総本山
バザールとスラムエリアに分かれており、どちらも信者にも異端にもなれない
人々が勝手に住み着いてコミュニティを築いているだけの違法集落である

土管の中にたすまにあでびるが潜んでいたり、マギスパイスを巡る一騒動があったりと、
何かと賑やかな地区でもある。特にデスディルキンは、スラムエリア最強の守護神として
プレイヤーの間で密かに恐れられると同時に、よき強敵（とも）として愛されている

ミナミ・セントラル

中央セントラルとは打って変わって華やかな地域。治安はかなり悪い
世界の工業メーカーWIL支社があり、受付嬢が満面の笑みで出迎えてくれる
第二エデンと呼ばれる悪の組織が存在し、そこではブルルンとウマルが
日夜悪の限りを尽くしている。実際はボランティア活動だが

ミディアン司教区という中でも危険な区域は無法地帯となっており、
人体改造を施した者からクリーチャーまで数多くの異形が潜んでいる
精巧なアンドロイド作りで知られる福西模型の本店はここにある

デスピリア史上、最も血腥い事件である侍女団壊滅が起こるのもこの地区
入るなりいきなり目にする一面の血の海、ダイブから呼び起こされる惨劇の詳細、
そして待ち伏せしていた元凶との対決など、その鬱っぷりはセクター12と双璧を成す
しかもその元凶の強いこと強いこと…いろんな意味で凹まされる最悪のイベントである

尼崎ブレイクタウン

ミディアン地区に似て危険度の高い地域
まずいメシとぬるいコーヒーの喫茶店、クリーチャーをホステスとするパブ、
会員制の高級クラブなどが建ち並び、さらにその奥には工場がそびえ立つ

自動工場内には一人のキモヲタがおり、選択次第でアルーアに
あんなコトやこんなコトをさせたり、逆にダイブを利用してキモヲタを
いじめたりできる。ただし、工場の鍵を入手するにはある条件が必要となる

その条件がまた非道なもので、スピリア漬けで廃人となった工場長に
さらにスピリアを投与して、一時的にではあるが記憶を戻そうというもの
そんな仕打ちをしておきながらのアルーアのセリフ「この男はもう終わりね」は、
このゲームきっての迷ゼリフ。あんた、自分でやったんでしょうに…

セクター12

尼崎自動工場の地下に存在するスピリア精製施設
数々の非道な実験を行ったであろう痕跡が随所に垣間見え、プレイヤーを
欝のどん底へと叩き込む。特に閉鎖ブロックを越えた先の牢屋に待つモノに
度肝を抜かれたプレイヤーは数知れず。まさに悪魔と呼ぶべき狂気の施設

実は教会がその教えを広めるためにスピリアを製造していた施設で、
ラーベン大司教はおろかオルデラ教皇までもが全てを知った上で稼動していた
つまり、教会領での子供たちの誘拐事件やスピリア調査団の壊滅、その他
多くのスピリア絡みの事件は、全て教会が裏で糸を引いていたことになる

しかし、この施設の責任者であるドクにとって、教会の思惑は興味のないことだった
彼の目的はスピリアの製造ではなく、施設を使っての記憶の研究、そして記憶の物質化
それはすなわち、彼の目指す先である「生命の治療」に関するものであった…

エデン

教会の光の届かぬ場所とも呼ばれる異端の都。旅の最終目的地でもある
世界から完全に隔絶されており、ここにたどり着くことは即ち異端となることを意味する
中央には再生の塔と呼ばれる施設がそびえ立ち、その右手にはTNLと呼ばれる娯楽施設が、
左手には帰らずの病院と呼ばれる、人を喰らうと評判の開かずの病院が建ち並んでいる
ちなみに、TNLの正式名称は「飛田新地」

再生の塔では、マインドの移植手術が行われている。そういう意味では
アルーアもここの出身。教皇も元再生の塔技師であったが、賛同した同士を連れて
今の教会を設立。真実が眠るエデンを異端の地と定め、世界と隔絶させた

マインドの生みの親であるラザロは、再生の塔が安定期に入ると
突如チームを抜け、愛娘であるメノウを連れて帰らずの病院へと赴いた
病院が人を喰らうと言われるようになったのは、その3年後である…

異端の都という割に治安は良く、裏路地に入らない限り
誰かに襲われるということはない。ただし変人率はトップクラス

因みに、実在の飛田新地は西成にある有名な赤線地帯。
後にも先にも、ゲームで映像化されるのはこのゲーム位ではないかと思われる。

新東京

セントラルとは対立関係にある地。ゲーム中では名前のみの登場
人体パーツの売買や人体改造など、セントラルでは考えられないような
行いが跋扈する異端の都。といっても、エデンとは全く無関係である
作中でも、新東京でのイベントを匂わす演出がある為、
もしかしたら、自主規制で削られたシナリオがあるのではないか？
という推測及び、観測的希望が後を絶たない

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