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ブラッキー・わざ構成論 - (2006/11/18 (土) 21:33:56) の編集履歴(バックアップ)



ブラッキー わざ構成論その1


ブラッキーはイーブイ進化系の中でも最も堅いポケモンです。というより、全ポケモンの中でも、その綜合値はトップと言えるでしょう。しかし、攻撃性能には見るべきものはありません。そこで、彼にはこうした防御性能をふんだんに活かした斗い方が求められます。


どくどく型ブラッキー


 ブラッキーの最も基本的な使い方がどくどく型です。堅いポケモンで、しかも回復手段があるとなれば、もう【どくどく】を使うのは使命と言ってもいいかもしれません。

 どくどく型として育成を考える場合、考えなければならないポイントは以下です。

ポイント1 自己回復手段
ポイント2 回避手段、あるいは防御手段
ポイント3 どく状態にならない相手への対処

 まずポイント1の自己回復手段ですが、これには【ねむる】と【つきのひかり】があります。注意しなければならないのは、【つきのひかり】を覚えるのは最低でもレベル52でありレベル50戦では使えないという点、【つきのひかり】のPPは5しかないという点でしょうか。このことを考えてわざ構成をします。

 ポイント2の回避手段ですが、ブラッキーが覚えて回避手段になりそうなものは【まもる】【みがわり】【こらえる】【かげぶんしん】といったところでしょうか。スピードの遅いブラッキーに【こらえる】はマイナス。回復手段を講じている関係上、【みがわり】⇒【みがわり】⇒【つきのひかり】のコンボは面白そうですが、それも相手の戦略によりけりです。また、このコンボの場合、【つきのひかり】の通常の回復量では足りないおそれもあります。

 【まもる】は確実性がありますが、連続して出せないのが問題です。【かげぶんしん】は即効性はありませんが、いざという時に効いてきます。個人的には、相手が常に攻撃してくるとは限らないという前提のもとで【かげぶんしん】をオススメします。

 ポイント3の、どく状態にならない相手への対処ですが、これがブラッキーの場合もっとも問題となります。同じどくどく型でも、例えば【まきびし】ダメージが期待できるエアームド、とくこうが高くタイプ一致わざの【なみのり】を持つミロカロスなどに比べると、ブラッキーはこれらの効率的な攻撃手段を持たないというのが正直なところ。どくが効かない相手への対処レベルは最低です。

 まず相手がどくタイプの場合、【サイコキネシス】を持たせておくという手もありますが、ブラッキーの個体値ではたいしたダメージは期待できません(例えばHP・とくぼうに努力値0のゲンガーに対しても乱数で3発程度かかります)。それくらいなら、どくが効かない相手からは逃げ、というのもアリでしょう。もしも逃げを意識しておくのであれば、【かげぶんしん】から【バトンタッチ】という流れも候補のひとつです。

 ブラッキーがもっとも気をつけなければならないのは、どくが効かなくて、さらにいろいろと仕込むタイプのポケモン、すなわちエアームドです。例えばブラッキーが威力70の【めざめるパワー・ほのお】を搭載したとしても、フル装備のエアームドには乱数で6発近くかかります。なので、もうまともに相手をするのは避けて、【ちょうはつ】で動きを止めてからエアームド対策完備のポケモンに代えるのがいいでしょう。ただしエアームドのためだけに【ちょうはつ】を入れるかは要一考といったところです。
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